発達障害特集で書いた記事
今日から【発達障害特集】を始めます~調べる中で感じたことと心配していること
序文です。自分が病気になったりで当初予定よりコンパクトになりました(^^;
1年前と比べるとネット上で「勝手にアスペ認定」みたいな動きは見なくなったような…?
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今日から【発達障害特集】を始めます~調べる中で感じたことと心配していること
発達障害特集、スタートします。 7月は延々と発達障害に関係する育児漫画などを紹介していく予定です。 最初に想像していたより大規模な特集になりそうです。よろしくお付き合い頂ければ幸いです。
【目録】発達障害の子どもを描いたコミックエッセイ単行本まとめ
こちらは結構ご好評を頂きました。発達症の子どもを描いた育児漫画、並べると結構沢山ありますね。
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【目録】発達障害の子どもを描いたコミックエッセイ単行本まとめ
発達障害の児童を描いた漫画をまとめました。 読んだ作品はポイント(特徴)を書いています。所有している単行本については、1冊1冊感想を書いていく予定です。 ※今まで書いた感想の記事はこちらのリンクから見 ...
【目録】心的/知的/身体的・障害を持つ子どもを描いた育児漫画の、いままでとこれから
発達障害に限らず、「心的/知的/身体的・障害を持つ子ども」を描いた育児漫画をまとめました。
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【目録】心的/知的/身体的・障害を持つ子どもを描いた育児漫画の、いままでとこれから
今日は「障害児」を描いた育児漫画について。 障害児を描いた育児漫画を絡めつつ、現在までこんな感じで変化してるよ~という流れをまとめてみたいと思います。 今まで書いた「発達障害特集」の記事はこちら。 ● ...
『うちの子は字が書けない』(千葉リョウコ)感想~ディスレクシアと合理的配慮について学ぶきっかけとなる漫画
発達性読み書き障害(ディスレクシア)の息子・フユくんが未就学児の頃から高校2年生までが描かれます。
私はこの作品と出会うまで、ディスレクシアという障害を知りませんでした。
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『うちの子は字が書けない』(千葉リョウコ)感想~ディスレクシアと合理的配慮について学ぶきっかけとなる漫画
WEB連載していた漫画が描き下ろしを加えて単行本になりました。 発達性読み書き障害(ディスレクシア)の息子・フユくんが未就学児の頃から高校2年生までが描かれます。 私はこの作品と出会うまで、ディスレク ...
『ぼくの素晴らしい人生』(愛本みずほ)感想~ディスレクシアの青年を描く物語
ディスレクシアの青年を描いた創作漫画です。講談社BELOVEにて連載中。
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『ぼくの素晴らしい人生』(愛本みずほ)感想~ディスレクシアの青年を描く物語
ディスレクシアの青年を描いた創作漫画です。 1巻単体だとプロローグと人物紹介といった感じなので、「ディスレクシアの青年が主人公である」点に興味が湧いた方だけにお勧めします。 192ページ、463円(税 ...
『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 』(モンズースー)感想~ADHDの母親が描く育児と自分
多分、現時点で一番読まれている発達障害児を描いた育児漫画です。
作者自身も発達障害当事者(ADHD)であり、困難さが前面に出ているのに明るさがある。不思議な作品。
「発達障害特集」記事を通じて一番読まれ、単行本が売れた記事でした。
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『生きづらいと思ったら 親子で発達障害でした 』(モンズースー)感想~ADHDの母親が描く育児と自分
多分、現時点で一番読まれている発達障害児を描いた育児漫画です。 作者自身も発達障害当事者(ADHD)である作品は珍しいです。 困難さが前面に出ているのに明るさがある。不思議な作品です。 175ページ、 ...
『はざまのコドモ』(作:君影草、画:沖田×華)感想~支援が必要なのに受けることができない親の苦悩
発達障害を持ち、知的障害ボーダーの息子と作者自身を描いた漫画です。
健常者と障害者の「はざま」がこんなに大変なのかと…。支援が必要な人が支援を求められない現状について考えさせられました。
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『はざまのコドモ』(作:君影草、画:沖田×華)感想~支援が必要なのに受けることができない親の苦悩
発達障害を持ち、知的障害ボーダーの息子と作者自身を描いた漫画です。 健常者と障害者の「はざま」がこんなに大変なのかと…。支援が必要な人が支援を求められない現状について考えさせられました。 128ページ ...
『うちの子って発達障害! ?ただいま子育て迷走中』(トマコ)感想~親の考え方や心構えを学べる1冊
人気の育児漫画ブログを運営しているトマコさんが描いた作品です。
自身や子どもの行動を冷静に分析しており、夫との体制作り、周囲との付き合い方、相談先と話した内容等も具体的。就学前~小学校に上がるまでの1つの事例として参考になると思います。
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『うちの子って発達障害! ?ただいま子育て迷走中』(トマコ)感想~親の考え方や心構えを学べる1冊
人気の育児漫画ブログを運営しているトマコさんが描いた作品です。 自身や子どもの行動を冷静に分析しており、夫との体制作り、周囲との付き合い方、相談先と話した内容等も具体的。就学前~小学校に上がるまでの1 ...
『うちの子って発達障害! ?2ただいま進路は迷走中!』(トマコ)感想~発達障害グレーゾーンの子が支援学級に移るまで
トマコさんの本の2巻です。
息子・なぁ太くんが小学3年生になって壁にぶつかり、通常学級から支援学級への異動が決まる様子が描かれます。
成長して「発達障害」と診断されなくなる。グレーゾーンの子が支援学級に異動する難しさを感じました。
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『うちの子って発達障害! ?2ただいま進路は迷走中!』(トマコ)感想~発達障害グレーゾーンの子が支援学級に移るまで
トマコさんの本の2巻です。 息子・なぁ太くんが小学3年生になって壁にぶつかり、通常学級から支援学級への異動が決まる様子が描かれます。 成長して「発達障害」と診断されなくなる。グレーゾーンの子が支援学級 ...
『デキバカ』(ひろせみほ)感想~アスペルガー症候群の息子と眠れない娘がかわいい育児漫画
かわいい絵柄を楽しみつつ「発達障害ってこんなこともあるんだ…」と思いながら読める、ある意味でとても育児漫画らしい、漫画です。
親としての悩みに触れる場面もありますが、全く暗さはありません。
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『デキバカ』(ひろせみほ)感想~アスペルガー症候群の息子と眠れない娘がかわいい育児漫画
発達障害児を描いた育児漫画を色々紹介していますが、2017年以前に自分から買って読んでいたのは今作だけでした。 2014年時点で紹介記事を書いていますが、現在の視点で新しい感想を書いてみたいと思います ...
『でこぼこ兄妹日記』(寺島ヒロ)感想~ちょっと変わった兄妹を描いた育児漫画
アスペルガー症候群のタケル君、音楽的才能が高くボーダーのいっちゃん。
ちょっと変わった兄妹が登場する、かわいい育児漫画です。
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『でこぼこ兄妹日記』(寺島ヒロ)感想~ちょっと変わった兄妹を描いた育児漫画
アスペルガー症候群のタケル君、音楽的才能が高くボーダーのいっちゃん。 ちょっと変わった兄妹が登場する、かわいい育児漫画です。 白黒で全101ページ、324円です。 リンク貼りませんが楽天KOBO、Bo ...
でこぼ子育児日記~うちの子、発達障害』(十子)感想~娘から母になり、息子の障害を受け入れるまで
息子さんが誕生し、3歳の時に「自閉症スペクトラム障害」と診断を受けるまで、そして子どもの障害を受け入れるまでを丁寧に描いた作品。
読みながら泣いてしまいました。
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『でこぼ子育児日記~うちの子、発達障害』(十子)感想~娘から母になり、息子の障害を受け入れるまで
今日から「発達障害特集」に戻ります。お待たせしてすみません。 2017年4月に発売された『でこぼ子育児日記』。 息子さんが誕生し、3歳の時に「自閉症スペクトラム障害」と診断を受けるまで、そして子どもの ...
『母親やめてもいいですか』(作:山口かこ/画:にしかわたく)感想~母親をやめた女性の赤裸々な告白
感想記事をツイートしたら、ふぁぼやRTがとても多かった作品(PVもモンズースーさんの次くらい)。
作中に登場するお子さんが発達障害児なので「発達障害特集」の一環として感想を書きましたが、「親をやめたいと願い、離婚してそれを実現した女性の体験談」です。
正直、読後感は良くないです。良くも悪くも、赤裸々に書きすぎている感はありますし、かわいそうな自分に酔ってる感もあります。
私がこの本を評価するのは、作者自身の「思い込みの壁」や「常識の壁」に囚われた姿を描いているのと、ワンオペ育児の最悪のルートを示しているからです。
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『母親やめてもいいですか』(作:山口かこ/画:にしかわたく)感想~母親をやめた女性の赤裸々な告白
作中に登場するお子さんが発達障害児なので「発達障害特集」の一環として感想を書きますが、「親をやめたいと願い、離婚してそれを実現した女性の体験談」です。 しかし正直、読後感は良くないです。良くも悪くも、 ...
『うちの子は育てにくい子』(アマミモヨリ)感想~体験を元にした、子育てに関するヒント集
絵日記ブロガーのアマミモヨリさんの本です。
個人の体験談もありますが、日常の行動を具体的に書いている、ノウハウ集のような1冊。自閉症スペクトラム障害を持つ息子さんに関する本ではありますが、定型発達の子を育てる上でも役に立つと思います。
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『うちの子は育てにくい子』(アマミモヨリ)感想~体験を元にした、子育てに関するヒント集
絵日記ブロガーのアマミモヨリさんの本です。 毎月、発売される単行本を調べて一覧を作っているのですが、タイトルを見た時ドキッとしました。 個人の体験談もありますが、日常の行動を具体的に書いている、ノウハ ...
『自閉症って知ってる?』(阿部晴果)感想~姉から見たユーモアな弟・こうちゃんの記録
今作は、自閉症の弟と一緒に育った姉の視点から描かれた作品です。
子育ての当事者ではない姉の視点で描かれた「自閉症の弟・こうちゃん」は、ユーモアで楽しそうな人だと思いました。
小学生の読書感想文の対象書籍にもなっているようですが、自閉症を知らない人が入門書的に読むのに適した内容だと思います。
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『自閉症って知ってる?』(阿部晴果)感想~姉から見たユーモアな弟・こうちゃんの記録
今まで紹介してきた単行本は発達障害を持つ子どもを育てる「お母さん」の体験談でした。 今作は、自閉症の弟と一緒に育った姉の視点から描かれた作品です。 子育ての当事者ではない姉の視点で描かれた「自閉症の弟 ...
『漫画家ママのうちの子はADHD』(かなしろにゃんこ。)感想~ADHDの息子と集団生活の難しさ
2009年発売の、一番最初に出た発達障害の子どもを描いた育児漫画です。
かわいらしい絵柄で読みやすい作品ですが、描かれた体験談はなかなか大変そうで。発達障害を持つか否かは別として、保護者の立場で読んで、対応を考えるのが良い気がします。
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『漫画家ママのうちの子はADHD』(かなしろにゃんこ。)感想~ADHDの息子と集団生活の難しさ
2009年発売の、一番最初に出た発達障害の子どもを描いた育児漫画です。 かわいらしい絵柄で読みやすい作品ですが、描かれた体験談はなかなか大変そうで。発達障害を持つか否かは別として、保護者の立場で読んで ...
【WEB漫画】『アスペ息子とソフトアスぺ母ちゃん』(イサヤマ)感想~読む人の心を動かす、フラットな体験談~
3歳半の頃、発達障害の検査を受け、「アスペルガー症候群」と診断された息子と、同じく検査でアスペルガー症候群の傾向があると診断されたお母さん(=作者)の日常を描いたコミックエッセイです。
単行本ではなく、個人がPixivにアップした無料WEB漫画です。
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【WEB漫画】『アスペ息子とソフトアスぺ母ちゃん』(イサヤマ)感想~読む人の心を動かす、フラットな体験談~
こんにちは。末尾です。 この記事を読んでくださってる皆さんは、忘れているかと思いますが、2017年7月頃に「発達障害特集」と題して、発達障害を持つお子さんを育てた体験談を綴ったコミックエッセイを紹介し ...
【道具】たきれいさんのHPがお役立ち!~日常生活で使える視覚支援絵カードやタイムスケジュール表まとめ
InstagramやTwitterで育児漫画を発表しているイラストレーター・「たきれい」さんがサイトで無償提供している絵カードを中心に、無料で使えるタイムスケジュール表などをまとめました。
たきれいさん、ナコさんに紹介頂いたこともあり、結構読んで頂いて嬉しいです。
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【道具】たきれいさんのHPがお役立ち!~日常生活で使える視覚支援絵カードやタイムスケジュール表まとめ
「発達障害特集」、前回までは漫画の解説や感想でしたが、最後は生活に役立つ、無償素材や無料アプリのご紹介です。 ※過去の記事はこちらから。 ●【発達障害】に関する育児漫画情報 一覧
checkすると良いかもしれない Twitterアカウント
私がたまに読みに行くアカウントです。
株式会社LITALICO
発達障害を持つ児童向けの療育施設「LITALICOジュニア」、
発達障害ポータルサイト「LITALICO発達ナビ」、
子育てに役立つ「LITALICOアプリ」の配信などを行っています。
発達障害は外見からはわかりにくい障害です。定義や特徴も複雑で、イメージしにくいかもしれません。イラスト図解で、発達障害にはどんな障害があるか、その原因や症状・特性、治療法、もし子どもが「発達障害かも?」と思ったらどうしたらいいのかなどを解説!https://t.co/7kTswDFUzV
— LITALICO発達ナビ (@litalico_h_navi) 2018年11月12日
なないおさん
2005年生まれの娘(アスペルガー、ADHD)さん、2007年生まれの息子(広汎性発達障害)さんを育てているお母さんです。
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
知っていますか?手帳のない発達障害児の使える福祉サービスいろいろ - うちの子流~発達障害と生きるhttps://t.co/vHTA9Qlv4l— なないお🍀 (@Nanaio627) 2017年11月19日
(最近更新されていませんが)ブログ「うちの子流」では、発達障害に関すること、特に学校とのかかわりの部分が、体験を交えて分かりやすく解説されています。
東大生とお子さんとのやり取りは興味深かったです。
●現役東大生が50円で売っていたので8歳児と数学を語ってもらった話
●あれから約1年、50円東大生と発達障害の数学少年が再会しました。
くらげさん
"聴覚障害(2級)とADHD(診断あり)と躁うつ病患者の三重苦な自称作家のサラリーマン(※サイトにあるプロフィールより)"。妻のあおさんも発達障害で、2人の交際についてはコミックエッセイ単行本も発売しています。
『デキバカ』『でこぼこ兄妹日記』を描いた漫画家の寺島ヒロさんと一緒に、NOTEで「発達障害あるある対談」を連載中(月500円)。
くらげさんは1人の成人男性として(子どもはいらっしゃらない)、冷静な視点での情報発信を行っていると思います。
くらげ×寺島ヒロ 発達障害あるある対談 第134回 「新婚旅行は車いすでGO!快適になるために使うものは何でも使おう!」ってお話 https://t.co/ITumiWrGju 今週のnoteを更新しました。車いすで動くことで楽に旅行に行けるってのが嬉しいですねぇ。これからもどんどん活用していきたいです。
— くらげ@耳の悪いADHDのオッサン (@kurage313book) 2018年11月11日
子育て模索中(たきれいさん)
絵カードの記事でも紹介した、たきれいさんのアカウントです。
発達障害の特性や支援に関する情報を、かわいいイラストを交えながら発信しています。
#発達症 #凸凹 pic.twitter.com/It1IK2c9ro
— 子育て模索中 (@kumokun8) 2018年10月29日
まとめ
以上で、「発達障害特集」は終了です。
母が他界したり、自分の病気が再発したりで、長々、ダラダラと続けてしまいましたが、娘が小学校に上がる前に、発達障害について知ることが出来たのは良かったです。
私の娘が通う学校は、各学年に1クラス、特別支援学級があります。
話を聞くに、市内の様々な障害を抱える子どもが集まっているらしいのです。たまたま学区がそうだった、というだけですが、良い学校に当たりました(アットホームで優しい雰囲気の学校です。)
特集を組む前は知らなかったことですが、小学校入学前の準備をひとつ終えれたような気がします。
2018年現在は、1クラスに2人程度は発達障害と言われます。それくらい、ごくありふれたものです。
現在は様々な育児漫画(コミックエッセイ)が書店に並んでいます。理解の入り口として、手にとって欲しいと思います。
育児漫画以外だと、大人になって検査を受け、ADHDと判定された漫画家の森島明子さんの漫画が面白かったです~
●ブログでも読めます→「大人の発達障害かもしれない!?」
私が発達障害についてちゃんと知ろう、と考えたのは、イサヤマさんの漫画を読んだのがきっかけでしたが、皆様がきっかけとなるような漫画と出合えますように。
長くなりましたが、以上です。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
※「発達障害特集」過去の記事はこちらから。
●【発達障害】に関する育児漫画情報 一覧
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次は2~3回、適当な軽い記事を書いて、その後「最近の育児漫画の状況」を振り返り、「新しいことを始めた育児漫画作家さん」をたくさん!紹介していこうと考えています。
既に画像の使用許可はとっているから、早く記事にしたいな。楽しいブログや漫画がたくさんあります。
それでは!
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追記:さっきこんな記事を見つけました。期待。
ADHDをデジタルゲームで治療する、というゲーム療法の話。興味深い。 / “「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」の治療を目的とするゲームが開発中。薬と同様にゲームを“処方”として位置づける | AUTOMATON” https://t.co/A4EwOQ0Fk0
— 末尾 (@matu_bi_) 2018年11月14日