【新波】新しいことを始めた育児漫画作家さん

ほしいのは「つかれない家族」(ハラユキ)感想~コメント欄が熱い!常識に囚われない様々な家族のカタチ

投稿日:2018年11月20日 更新日:

おはようございます。末尾です。
昨日予告した通りですが、今回の特集は「新波【ニューウェーブ】」と題して、育児漫画作家さんの新たな活動について紹介していきます。

第一回の今日は、ハラユキ(旧PN:カワハラユキコ)さんの『ほしいのは「つかれない家族」』と、新しくスタートしたオンラインバル「Bar Harayuki」について。

●「新波【ニューウェーブ】」特集記事は「こちら」にまとまってます。

ほしいのは「つかれない家族」(ハラユキ)

東洋経済オンライン」で2017年5月19日から連載開始。
現在、スペイン在住のハラユキさんが世界のいろいろな場所で生活する、様々な形の家族をインタビュー。「つかれる家族」と「つかれない家族」を考察。乗り越える方法を探っていきます。

ほしいのは「つかれない家族」

内容紹介

「家庭がつらい……」
そう感じたことはありませんか? 共働きなのに、家事育児の分担がうまくいかない夫婦。夫が長時間労働で平日ほぼ家におらず、ワンオペ育児で追いつめられる妻。怒り続ける妻を前にオロオロする夫。

家庭内で飛び交う、愚痴、ため息、お互いをののしり合う声……。「こんなはずじゃなかった」と、関係が冷めきる夫婦も少なくありません。

でも、そんな状況を乗り越えていく夫婦も、確実に存在します。

イラストレーターのハラユキさんはかつて、コミックエッセイ『王子と赤ちゃん』で自身の産後について描き、そのつらさ、不条理を訴えました。それから5年、当時のどん底状態とはうってかわった、「つかれない家族」を手にいれつつあります。

いったい何が夫婦の危機を救うのか? ハラユキさんが、自身や周囲の事例から、家庭を心地よいものに変えていくまでのコツを考えていきます。
連載第一回「家に帰ると疲れる」のには深いワケがある より引用

作者のプロフィール

作者のハラユキ(旧PN:カワハラユキコ)さんは1974年2月生まれ。漫画家・イラストレーター。

8年間交際し、結婚。結婚4年目の2011年(37歳)に妊娠。2012年2月(38歳)に男の子を出産。

家族はカワハラさんと夫・王子、息子・ぽうちんの3人。現在はスペイン・バルセロナ在住です。

●作者のTwitter/Instagram/ブログ

代表作

代表作はブログが人気で書籍化した妊娠・出産漫画『うわばみ妊婦』(全編描きおろし)、ワンオペ育児と産後クライシスを描いた『王子と赤ちゃん』など。

●末尾の感想文:『うわばみ妊婦』(カワハラユキコ)感想~”楽しみを生み出す”37歳のマタニティ・ライフ~

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●末尾の感想文:『王子と赤ちゃん』(カワハラユキコ)感想~妻が体験した産後クライシス~

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私は『王子と赤ちゃん』には特別思い入れがあります。WEB連載1話から最終話まで追いかけて、後半は更新のたびに共感して涙を流しては、感想を書いてUPしていました。「育児漫画目録」に、一番多く感想を書いた作品です。

私は『王子と赤ちゃん』のお陰で1人目出産後の「産後クライシス」に耐え、離婚を回避できたと思っています。

この「育児漫画目録」の更新やネット活動は、自身の辛い(ワンオペ育児や産後クライシスの)体験を漫画にしてくれたハラユキさんへの感謝と、恩返しの一環と考えていたりもします。

「つかれる」家族から、「つかれない」家族へと変わった5年間

ハラユキさん家族の「ワンオペ育児の絶望感」や「産後クライシスの壮絶さ」は『王子と赤ちゃん』に描かれています。ダイジェストで画像を連ねますと…。
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……うん。笑えない。でもワンオペ育児を経験した方にとっては「あるある」だとも思います。
『王子と赤ちゃん』を読むと正直、「……よく離婚しなかったな…」と思います。実際、作中でカワハラさんが離婚を考える場面もあります。

産後クライシスを経て王子は、少しづつですが変化します。ハラユキさんも、自分に不足していた部分に気付きます。
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壮絶な産後クライシス期の自分たちを「つかれる家族」とするならば、5年を経た2017年頃は、「つかれない家族」に変わったと語ります。

自分たちの経験だけでなく、世界各地に住む様々な家族へのインタビューを通じて、「つかれない家族」を手に入れる方法を考えます。

上のコマでハラユキさんがポイントを

家庭内の
・家事分担
・ストレスのたまらないコミュニケーション

…としていますが、この2つの視点を持つかどうかで、”家族と一緒にいる”感覚は変わってくると思います。
私も産後クライシス真っただ中の時は持っていなかった視点です。

現在妊娠中だったり、産後間もない方に読んでもらって、それぞれの家庭の「つかれない」カタチを模索してほしい。そんな風に思える連載です。

コメント欄が熱い!

連載スタート時に書いた紹介記事でも、コメント欄が熱いことを書いているのですが。今作は「コメント欄」も読んで欲しいと思っています。


色々な立場の人が、色々な想いを書いていて、名言が多いんです。たまに男性の愚痴というか、辛い気持ちの吐露が書かれていたり、男女は分かりませんが、俯瞰した視点で問題を指摘したり。

2018/11/16公開の記事のコメント欄では、こんな指摘が。

私が重要と思う部分を抜き出しますと(誤字も訂正しました)

息子が嫁の為に家事をする事に「義理の父」「義理の母」つまり舅姑が
歓迎する文化なのか?
いまだに「専業主婦がたくさんいて」みんな家事を請け負っている日本
まだまだ男性の家事育児に理解が乏しいという背景があるのではないか?

長時間労働と言う日本の仕組み闇にメスを入れずに
男が悪い!という持っていく論理はどうなのか?

”嫁が家事をする”が日本の文化

日本の文化≒女性が家事育児を、男性が仕事を…という従来型の「性別役割分担」の壁は厚いとも思います。

「専業主婦を当然とする親」というのはいますよね。
うちも義理の母は「子どもが小学校低学年くらいまでは、家にいた方がよい」という考えです。私は病気などもあって、結果的に専業主婦なのですが、外で働きたがる私が家にいることを、義理の母は喜んでいたりもします。
(義理の母は、2人目の子どもである夫が小学6年生=自身が40歳の時に仕事を復帰。それまでは内職などをしていたそうです。)

男性の働き方の問題

また、ワンオペ育児になるのは、夫の性格や知識のなさ(文化・教育的な要因)だけではなく、日本の社会システム、構造の問題だと思います。
日本は「働き方」「仕事との付き合い方」がおかしくて。仕事の占有時間が長すぎるし、時短や育児休暇を取ると降格…みたいなことは女性だけでなく男性にもある。おかしいですよね。

同様の指摘をしているコメントは、たくさんあります。
これはPVが一番多く、コメントも一番多い(358件)記事のもの。
「日本女性はかわいそう」と英国人が言う理由

この連載は、”さすが「東洋経済オンライン」の読者さん…”と思える、広い視野での指摘が多いです。社会で働いている人も、主婦の方も、主夫の方もコメントしていますが、冷静なツッコミに頷くことも多いです。

ワンオペ育児をしていたり、産後クライシスに突入している時って、どうしても視野が狭くなります。
ハラユキさんの記事を読むだけでなく、コメントを読むことで、冷静さ・視野の広さを補うことができます。

専業主婦は「家政婦」なのかという根本的疑問

少しづつ変わって来ている気も…

個人的な感覚ですが、私たち、1978年生まれの人以前は、中学校で「家庭科」は女子だけが受けていました(男子は「技術」だけ)。私たちの代から、男女一緒に「技術・家庭科」を受けるようになった。

「男女一緒に家庭科の授業を受けた」による効果は検証・研究されていませんが、感覚として、私たちくらいから男性の感覚が変わっているとも思います。少しづつですが、文化が変わって来ているような…。

社会ではなく自分たちの行動を変える

こういった連載を読むことを通じて、日本社会のおかしさ・歪さに気付いていても、社会を変える(社会が変わる)のには時間がかかる。だからひとまずは、自分たち家族の行動を見つめなおし、「つかれない家族」を作る。

そういった行動の変化が積み重なっていったら、関係する人の意識も変わり、社会や文化が変わるかも知れない…とも思います。

個人的にお勧めの記事

私が好きな記事はこちらです。
スウェーデンで「パパ2人」の子育てをしている家族へのインタビュー。

杉田議員に伝えたい、LGBT「パパ2人」の子育て~ゲイカップルの事例で考える「男女の違い」
スウェーデン人男性は本当に育児に積極的か~両立先進国「パパ2人家族」の意外な分担事情

この記事を読むと、日本の従来型の常識や文化のようなものが、馬鹿馬鹿しい思い込みだと分かります。
「遠くの親戚、近くの他人」てことわざもありますが、親子や家族の関係については「血縁すらどうでも良い」というのが私の考えです。

家事や育児の代行サービス

「つかれない家族」のテーマは育児だけでなく家事もあります。
家事や育児の代行サービスについては別にまとめを作ろうと考えていますが、こんなのがあります。

家事代行

タスカジ(1時間1500円~、業界最安値)
CaSy(カジー)(家事代行・家政婦サービス)
Bears(ベアーズ)(家事代行・家政婦サービス)
カジタク(イオングループの家事代行サービス)
CatHand(家事代行・家政婦サービス)
イエコック(カット野菜宅配サービス) ※生協などにもある
イエキーピング(洗濯、掃除、都内だけ)
ダスキンメリーメイド(掃除を中心にアイロンがけなども)
ANYTIMES(エニタイムズ)(インターネットを使って近所の人と助け合う)

育児代行

Asmama(500円での子育てシェアサービス)
フローレンス(病児保育)

最近の動向

家事代行サービスについては、2018年8月に「DMM Okan」が”需要過多で、供給が追い付かない”という理由でサービスを停止したりしています。家事代行サービスは子育て世代だけでなく、独身者や高齢者も利用しています。
サービス終了の家事代行「DMM Okan」 理由は「需要高すぎ」(ITメディアニュース)

サービス体制や価格とのバランス、展開できる地域が限定される…など、超えるべきハードルはたくさんありそうですが、日本でも家事代行・家政婦サービスが利用しやすくなって来たとは思います。

「オンラインバル」という新展開

ハラユキさんは、この連載との連動企画として、オンラインバル・ハラユキをオープンしました。

バルには月500円の会費を支払って入店します(CAMPFIREで支払い)。
facebookの秘密のグループ(第三者には所属しているか分からない設定)で情報のやり取りをしています。

★「バル・ハラユキ」って?
家族について、主に「家事育児の分担(家庭内&外部サポート)」や「家庭内のコミュニケーション」について、情報交換・意見交換したり、ときに適当に雑談したり、ときにグチを吐いたりもできるオンライン空間です。
(中略)

★どんな人にオススメ?
「家事育児分担」や「家庭内コミュニケーション」について…

☆最新情報を知りたい
☆他の家庭の話を聞いてみたい
☆悩みがあるけど、相談できる人がいない
☆他人や、全く違う世界に住んでいる人の経験談や意見が聞きたい
☆自分の家庭のやりかた、知っている情報をシェアしたい
☆社会システムを含め、新しい方法を考えたい、提案したい

または…

☆連載「つかれない家族」の愛読者
☆ハラユキのファン、または発信するものに興味がある
☆小さな社会貢献がしたい

または…

☆スペイン・バルセロナに興味がある

そんな方はバル・ハラユキの扉を開けてみてください。

参加資格はFACEBOOKのアカウントを持っていることだけ
未婚既婚、子どもの有無、男女、性指向は問いません。
たぶん、独身の方の今後の参考にもなると思います。

バル・ハラユキ(CAMPFIRE)より引用

末尾も参加しています

ハラユキさんのファンでもあるので、facebookよく分からないんですが、11月1日から入店しています。
私のブログ「育児漫画目録」がきっかけで、ハラユキさんを知った方と出逢えてうれしかった…。幸せ。

ワンオペ育児、産後クライシス、私の統合失調症による強制入院(2回)、夫の椎間板ヘルニアの手術や休職(2回)を経て、我が家もだいぶ「つかれない家族」になってまいりました。

自分も『王子と赤ちゃん』という作品がきっかけで離婚を回避したし、産後の育児や家事に悩んでいる人の力になりたいという気持ちは人一倍強かったりして。
……私、クソバイス飛ばしやすいって自覚はあるんですが。そして話が長いのはもうちょいどうにかしたいなあ…と最近よく思います(この記事も実に長い)。

まとめ

長くなりましたが。

妊娠中に更新していたブログ「踊る!うわばみ妊婦」から始まった、ハラユキさんの新しい活動は「オンラインバルの開店」でした。
現実世界でサロンを開いたりするのも良いけれど、オンラインだからこそ、いつでも誰でも繋がれるのが良いですね。

バルがどんなふうになっていくのか。店内で楽しく眺めていこうと思います。
(私はSNS好きなので毎日入店しております…。入り浸ってる…。)

余談・育児漫画って早いよね

育児漫画って、時代の半歩~数歩先を進んでいる感覚があります。
『王子と赤ちゃん』の連載は2013年ですが、「ワンオペ育児」が流行語となった2016年~2017年頃だったら大ヒットしてた気もするんです。ちょっと早すぎたかも。

そして、うえで紹介したLGBTカップルの子育て、養子縁組家族の子育ては、既に漫画になって出版されています。

レズビアンカップルの育児漫画

レズビアンカップルによる育児漫画(ステップファミリー育児漫画でもある)は既に発売されています。中村珍さんによる『お母さん二人いてもいいかな!?』です。

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そもそもは、中村珍さんが小学館「SPA!」で連載していた『いくもん!』です。

レズビアンのシングルマザーである戸堂さんへのインタビューを掲載した33話。
テーマは「同性愛者の育児」なのですが、家族って何なのか?血縁って何なのか?…ということを深く考えさせる話です。
※この話、残念ながら単行本には収録されていないのです…。一時期WEBで無料公開してました。

いくもん!

後半にある、お父さん100人に実施した"もしも子供が自分の子じゃなかったら!?"というアンケートの結果も興味深かったです。
いくもん!

※公開終了※【WEB漫画】中村珍さんの『いくもん!』問33-34「同性愛者の育児」などが無料公開中です

※公開終了しました。 中村珍さんによる『いくもん!』問33-34で描かれた「同性愛者の育児」2話が無料公開されています。 『いくもん!』は週刊SPA!で連載していた、独身の中村珍さんが育児に対する疑問 ...

続きを見る

『いくもん!』は独身子どもなしな頃の中村珍さんが率直な疑問をぶつけていて面白かったのですが…。これも時期が早すぎたのかしら。

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養子縁組したわが子を育てる育児漫画もある

不妊治療を諦め、特別養子縁組をして子を授かった古泉さん家族を描いた漫画です。

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小学校の同級生、17人中2人が養子(里子)だった(中学では2人増えて4人になった)私の中では、養子縁組(里子制度)は違和感がないです。
子どもの頃感じたことは、他の子と比べて「お父さん、お母さんがちょっと年上かな…」てことくらいでした。血縁はなくても、家族仲は良かったですし。よく家に遊びに行かせてもらいました。

ゲイの保育士さんを描いた創作漫画もある

『妊娠17ヵ月!』という妊娠・出産漫画を描いた坂井恵理さんの『ひだまり保育園 おとな組』では、ゲイであることを隠しつつ働く保育士の男性が描かれます。
1話の短編ですが、ゲイカップルの子どもの得方や子どもに対する想いが伝わってくる良作です。
※1話完結型のオムニバスで読みやすく面白いのでお勧め

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3年前の職業訓練の同級生に、ゲイの男性と、トランスジェンダーで性転換手術を行った女性(身体が男性だった)がいまして。2人とも昔はスナックやバーで働いていたようですが、現在は資格を取り、介護士として介護の現場で働いています。

将来は、ゲイやレズビアンといった性別を隠さず、教師や保育士などの職業で活躍する人が増えると良いな~…と思います。
その前に保育や学校の制度が破綻して過重労働となっているからその改革が必要かも知れませんね…。魅力的な職場でないと仕事が続きませんし…。

長くなりましたが、それでは!

***
●この記事は「新波【ニューウェーブ】」特集記事の一環として書きました。「こちら」にまとまってます。

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