よしながふみさんの『きのう何食べた?』13巻読みました。こちらも年に1度のお楽しみな作品です。
私はケンジさんが好きなので、ケンジさんが幸せそうだったら嬉しいのです。
今回は風邪をひいたりしてましたが、体調悪い時のみそ雑炊も美味しそうでした。
私も味噌味の雑炊を作ったりしますが、ちょっと変わっていて美味しいです。
今回は鶏つみれ鍋とシンガポールライスが作りたいなあ。
私は史朗さんの小鉢(副菜)が好きで、ごはん何作るか迷った時に、漫画を開いて参考にしています。
昨日感想を書いた『3月のライオン』も、この漫画も周辺の登場人物が愛しいな~と思える作品で。
佳代子さん、佳代子さんの娘さんご夫妻や息子の悟朗くん。
事務所の志乃さんや山田さん。
美容室の同僚、田淵くん。
史郎さんやケンジさんの親や姉。
友人のジルベールや小日向さん。
それぞれの家の雰囲気も違うし、作っている料理、食べているものも違っていて。
キャラクターの性格や生活感がよく出ているな~と感心させられます。
志乃さんも好きなので今回は登場無くて残念でした。
それにしても、2人も50歳か…。連載も2017年で10年目ですしね…。
ケンジさんが金髪になった時は違和感がありましたが、今は全然気にならないのも不思議。
老いや死についてもちょいちょい触れるのがすごいなと思います。
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よしながさんは元々同人誌、その後BL漫画家として活動されていて。
私はデビューコミックの『月とサンダル』2冊めの『本当に、やさしい。』を読んでファンになって、そこからずっと単行本を追っているファンです。
『西洋骨董洋菓子店』や『フラワーオブライフ』、『愛すべき娘たち』といった一般紙に連載された漫画も好きですが、『1限めはやる気の民法』シリーズや『ソルフェージュ』『ジェラールとジャック』のようなBL漫画も面白いし好きです。
もうすぐ終わりそうな『大奥』は、歴史好きとしても楽しい作品。色々な要素が絡んでいて、複雑だけど面白い。史実を活かしたキャラクター設定、物語作りをしていると感心させられます。
12月に発売される新刊も楽しみ!(ドラマCDは聞かないので通常版を買いますが)
BL漫画は積極的に読まない人なのですが、面白いと評判を聞いたり、店頭で見てピンと来たら関係なく読みます。
よしながさんのコミックはたしか雑誌で紹介されていて、それをきっかけに手に取りました。
絵的には好みでは無かったので記事を読まなければ買ってないと思います。
記事を通じて紹介してくれた方には感謝感謝です。
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はー。面白い漫画がたくさんあるのは幸せなことですね。
最近はコミックエッセイばかりで創作漫画はあまり読んでないのですが、少しづつ新作にも手を伸ばしたいなあ。