※2019/1/22リライトしました。
うちのブログに来ている方は妊娠中、産後の方も多いかなと思います。
検索でうちにたどり着いているので、日常的にGoogleやYahoo!での検索に頼りがちな気もしますが、正しい医療の情報を得たり、ママ友を作るには、TwitterやInstagramなど、SNSを利用するのが便利です。
妊娠中、産後の情報収集
記事を書くきっかけ
うちの「WEBで読める妊娠・出産漫画一覧」でも紹介させていただいているジェニィさんのブログ。
ジェニィさんは出産後の今年8月に、妊娠期間の情報を総括されています。「妊娠中にやってよかったこと TOP5」という記事を読んで驚きました。
●【妊娠期間総括②】妊娠中にやってよかったこと TOP5(ワーママ戦士、今日も行く。)
記事の都合上、いきなり1位をバラしちゃうのですが(^^;
ジェニィさんが”妊娠中にやってよかったこと”の1位は、「Twitter」なのです。2位は「ブログ」。
個人的にジェニィさんの意見には共感を覚えましたし、嬉しかったです。
私もSNSの利用をお勧めしたい
…というのも、現在のネット検索、アフィリエイト広告のせいで役に立たないものになっています。
情報が古いのもあるし、不安を煽って商売にしようとしている企業も多いです。
詳細は私のハーブティに関する記事を読んでほしいのですが、私が1人目を育てていた2012年当時、「母乳 でない」等の検索結果の上位には、親切そうに見せて商品(母乳が出るハーブティなど)を売るために、お母さんを追い詰めるような脅し文句を並んだサイトばかりでした。(今は少しだけ、マシになったみたい…)
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母乳が出るハーブティはアフィリエイトによるデマです~母乳が出ない・不足すると悩んでいるお母さんへ
最近、この本を読みました。 江戸しぐさという偽史を検証した本です。大変おもしろかった。 ※「江戸しぐさ」についてはこの辺の記事を参照ください。 ●“偽物の歴史”を教育に用いるのは、倫理の根幹を破壊する ...
妊娠中~産後の”脳力”の低下
最近の研究では、妊娠中5%脳が縮小する「マミーブレイン(mammy brain)」といった現象も見つかっています。産後、半年〜1年経ったら元に戻るようですが、妊娠中に脳の機能が低下することが科学的に証明されつつあります。
●出産前後に女性の脳は5%減少する!? 産後ママを悩ます 「マミーブレイン」って?(ウーマンExcite)
また、例えば妊娠中は、つわりなど体調変化により集中力が下がります。お腹が大きくなるから動きにくいし、赤ちゃんのことが気になって自分のことを忘れがちになったり…。
さらに、産後はホルモンバランスがおかしいこと、細切れ睡眠で疲労が溜まっていることから、判断力が鈍りますし、不安が強くなります。
「検索」という落とし穴
不安から検索魔になってしまうことも多いのですが、あまり良い状態とは言えません。「検索しすぎないように」と、警告する育児漫画作家さんもいます。
●『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』(フクチマミ)感想~妊娠中の女性必読の育児書~
※この本とてもお勧めです。
私個人の経験で言うと、検索するより森戸やすみ先生など、信頼がおける医師の本を1冊購入した方が早いと思います…。」
※産後1年は、この本を持っていると便利です。おすすめです!
ネット上で仲間を探すのは自然なこと
NHKスペシャル調査班では「産後に強い孤独感を感じる・ママ友を欲する気持ちは、人間の本能的なものでは?」といった説を述べています。
データ(エビデンス、科学的根拠)が不足していると感じ部分もありますが、実際に産後を経験している身としては、説得力を感じます。
●ママは悪くない! 子育ては“科学の知恵"でラクになる(amazonリンク)
結論
前置きが長くなりましたが結論です。
・産後は本能的に友達がほしいと感じる
・Twitterはそれらの問題を解決する
Twitterアカウントを作ってみよう!
前置きが長くなりましたが、本題。
「Twitterを始めても良いかな」と思ったら、アカウントを開設してみましょう。メールアドレスがあれば開設できます。
Instagramアカウントを作ってみよう!
時間がないからパッと情報を得たい、人間関係が面倒なのでそこまで交流したくない…という場合は、Instagramがお勧め。
Twitter同様、メールアドレスがあればアカウントを作成できます。
Instagramにはキラキラしたイメージを持っている方や、若い頃やったけど合わなかった…という人もいるでしょう。
最近はあまり、キラキラしてないと思います(^^;
「育児の情報収集専用」=ROM専用と割り切って始めるのも良いかと思います。
細かいことは気にしない
プロフィール欄(bioと言います)やアイコンは、とりあえず放置でも構いません。
興味がある人を30人くらいフォローして、投稿を眺めてみましょう。
自分から投稿(情報発信)するのは後回しでよいです。作法が分かれば簡単にできますから。
最初は遠慮なくフォロー&リムーブ!
「フォローする」「フォローを外す(=リムーブ)」は、アカウントを持つ人の自由です。
Twitterでも、Instagramでも、”合わないな”と思ったらフォローを外して良いし、”この人面白いな”と思ったらフォローしても良い。
フォローを返されていたとしても、合わないと感じたら、気にせずリムーブしましょう。
だんだんと自分好みのTLになっていきます。
フォローを外すほどではないけど、例えば単行本発売時期の告知がうるさく感じるなら、一定期間その人の発言を「ミュート」することも出来ます。
特にTwitterで、ですが、たまに「子育て中なのにSNSなんかするな」みたいな、変な忠告をしてくるアカウントもいます。
そういう場合は「ブロック」を選択しましょう。相手の投稿も、自分の投稿も、見えなくなります。
個人的にお勧めのアカウント
私がTwitterでフォローしたほうが良いと思う、お勧めアカウントはこちらです。
産婦人科医と小児科医の方をフォローし、場合によっては質問するなどして情報を得ると良いと思います。
産婦人科医
小児科医
森戸やすみ先生
2人の娘を持ち、育児漫画ブログを運営している小児科女医。本「小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK」もおすすめです。
産後からの子育てに関する情報発信が多いです。育児漫画もかわいらしくてホッコリします。
森戸先生が育児漫画を描いてなかったら、私のネット活動は今と全然違ってただろうな~と思います。
保険で処方される薬、販売されている薬は、安全性と効果を確認する工程を経ています。決められた容量と用法を守っていれば、もちろん毒ではありません。>子どもの薬の飲ませ方 いろいろあります:朝日新聞デジタル https://t.co/PT9oSj74aI
— 森戸やすみ˙ᵕ˙♡祖父母手帳発売中 (@jasminjoy) 2017年10月23日
kamekuraさん
エグゼイド聴診器を作って使っている小児科医さん。漫画などへの言及も多く、千葉リョウコさんの『うちの子は字が書けない』がWEB連載していた時、感想をツイートしていました。
RTで見かけることが多い小児科医さんです。
大人がゲームに逃げると「なんかつらいことがあったんだね」といたわってくれて
子どもがゲームに逃げると「嫌なことから逃げて遊んでばかりでどうしようもない」となる風潮子どもにも現実から逃げて少しずつ葛藤を消化していく時間が必要です。好きなことができてればひとまず安心、としといて。 https://t.co/5eDvvfHWBA
— kamekura@エグゼイ聴診器作った (@kamekurasan1) 2017年10月12日
パパ小児科医さん
アカウント名のままです。子どもに関する情報を発信されています。
ツイート頻度が低めなのでTwitter初心者でも接しやすいと思います。
赤ちゃんが食物アレルギーと診断されても、ママがその食物を食べることを制限する必要はありません。母乳栄養の制限も通常は不要です。食物アレルギーを治すために必要なことは徹底的なスキンケアと、安全な量を食べていくことですので何かを制限して治癒するわけではありません。
— パパ小児科医(ぱぱしょー) (@tangeganbaru222) 2017年10月14日
産婦人科医さん
産婦人科の情報ツイート、RTが多いです。産婦人科の情報に特化している感があります。なんとなく男性だと思っています。
産婦人科医さんがつぶやく「妊娠してから後悔すること」5つ Togetterhttps://t.co/bjL7IWaSMY
1.風疹ワクチンを打ってなかった
2.大きな子宮筋腫が見つかった
3.子宮頸ガンが見つかった
4.卵巣嚢腫が見つかった
5.葉酸を飲んでなかった— 産婦人科医 (@syutoken_sanka) 2017年2月22日
その他医師
HALさん
子育て中の内科の女医。子育てする母親の目線と、医師としての知識で情報発信されています。
こちらもRTで流れてくることが多い方です。
「妊婦さんでも飲めるコーヒー」とか書いてるデカフェ・.カフェインレスコーヒーの広告を見かけます。
あれ、まるで妊婦さんがコーヒー飲めないような印象ですが……飲めます、普通のコーヒーも紅茶も。量は記事内に。妊娠生活は大変です。好きなコーヒーでちょっとリラックスもいいですね。 https://t.co/9HAl84HkM8
— HAL@37歳女医 (@halproject00) 2017年10月21日
ほむほむ@アレルギー専門医さん
アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、気管支喘息など、アレルギー全般の情報を発信されています。
Twitterは鍵アカウントなので、承認リクエストを送ってください。
●Twitter:ほむほむ@アレルギー専門医
●ブログ:小児科アレルギー科医の備忘録
もりたま@夜泣きDr(森田麻里子)
最近、新しくできた職業です。自身の出産後の夜泣き体験を元に、子どもの夜泣きについて研究されています。
情報発信のほかに、セミナーなどを開催しています。
光環境は大事👶
1、朝は決まった時間に明るく、夜は決まった時間に照明を落として薄暗く。
2、夜は真っ暗な部屋で寝かせる。
これはどの月齢の子でも超〜大事な基本!
— もりたま@夜泣きDr(森田麻里子) (@MarikoMoritaCHL) 2019年1月15日
この辺のお医者様から、性格が合いそうな人をフォローして、更に気になる方がいたら増やしたりすると良いかと思います。
使うと便利なハッシュタグ
TwitterにもInstagramにも、「ハッシュタグ」があります。
先のジェニィさんのツイートを例に出すと、#がついており、青く色が変わっているのがハッシュタグです。
クリックすると同じタグを付けたツイートが表示されます。
記事を書いたよ~: 【0ヵ月】真夏なのに授乳後に寒くてガタガタ震えた…鉄分不足だったのかなあと#育児漫画 #0歳 #0カ月 #2017may_babyhttps://t.co/DsCExdMgRU
— ジェニィ@5/29男の子出産♪ (@jenny_child_) 2017年10月24日
#2017●●●_baby
Twitterの話ですが。
誰かと交流したい時、一番お勧めしたいタグは、「#2017apr_baby」のような、子どもの生年月を使ったハッシュタグ。
新米ママさん、パパさんが一番交流するタグです。
タグを付けてちょっと愚痴ツイートをしたり、相談したり、ママ友さんを募集したり。
深夜の授乳タイムにすれ違うことで安心感を得たり。
オフ会が開催されることもあります。
2017年だとこんな感じです。2018年生まれの場合は#2018jan_babyなどになります。
1月:#2017jan_baby
2月:#2017feb_baby
3月:#2017mar_baby
4月:#2017apr_baby
5月:#2017may_baby
6月:#2017jun_baby
7月:#2017jul_baby
8月:#2017aug_baby
9月:#2017sep_baby
10月:#2017oct_baby
11月:#2017nov_baby
12月:#2017dec_baby
#育児漫画
そのまんま。#育児漫画を投稿するタグです。
常時50人くらい?の作家さんがブログ記事や漫画をアップしています。
なんとなく読んでみたいな~と思う時に覗くと良いと思います。
ジェニィさんのように、#2017apr_babyと言った生年タグ、#7ヵ月といったタグをつけている方もいますので参考に。
類似タグで #育児絵日記、 #妊娠漫画 、#出産レポ 、#出産レポ漫画 といったタグもあります。
まとめ
今回はお医者様を中心にしたお勧めフォロワーさんまとめ記事でした。
フォローしてくれる人が増えて、自分好みのTLになるまでに時間はかかりますが、慣れたらとても快適な空間だと思います。
会話の敷居も低いので、遠慮しないでリプライを送ってみることをお勧めします。
医療系のツイートを見て「ツイートを読んで自分はこう思った」とツイートしてみたり、好きな育児漫画作家さんに「面白かったです!」と声を掛けたり。
フォロー外でも気にせず会話してくれる人が多いですが、全く返信しない方もいます。返信がなくても気にしなくて良いです。
私も森戸先生といった医師の方たち、丸本チンタさんなど育児漫画作家さんと交流させてもらっていますが、とても楽しいです。
SNSは「夜泣き小屋」みたいだな、と思います。
かねもとさんの夜泣き小屋思い出したなあ。みんな定期的に思うのかも知れない。https://t.co/nXChu3PeWG
— 末尾 (@matu_bi_) 2017年9月20日
妊娠中、産後には是非、Twitterライフを楽しんでみてくださいませ。
それでは!