【発達障害】に関する育児漫画情報

【一口感想】『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入園編』(モンズースー)

投稿日:2017年9月26日 更新日:

モンズースーさんの『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした 入園編』読みました。
ページも厚かったけど、内容が熱かった。

知的な遅れがない発達障害グレーゾーンの長男・そうすけくんの幼稚園生活と小学校入学に向けての環境作りがテーマです。

試読はこちら。まとめて読めます。
Pixivコミック

そうすけくんは療育を受けられる幼稚園に入園します。
その選択は合っていて、言葉や情動、筋力など、様々な成長が見られます。

一方で小学校のことを考えた時、このまま療育がある少人数の園で良いのか?という悩みに代わり、転園を決意。すると思わぬトラブルが…といった内容です。

今まで読んだグレーゾーンな発達障害児を描いた漫画だと、「小学校の通常学級から支援学級への変更が難しい」という体験談でしたが、今回は支援がある所から通常クラスへの移動の困難さが描かれています。

今は過渡期だとは思うのだけど、対応が遅れている感もあります。

モンズースーさん自身の共感覚の話や片付け下手な話もアイスブレイク的な感じで面白かったです。
個人的に「リタリコ発達ナビ」が登場したり紹介されたりしたのが嬉しかったです。

***

発売直後だと、流石にネタバレばっちり☆な感想は書けません。
楽しみにしているけど、まだ手にしてない読者さんも多いと思いますし。

発売直後の感想は「興味がそそられるけれど、試読部分以外のネタバレは避ける」が自分の中の鉄則なのですが、内容に突っ込んだ感想を書きたい時は悩ましくもあります。

今回はコマ割りが良いというか、決めゴマが伝わりやすくて良かったと思うのですが、そこはネタバレになっちゃうので紹介できないのでした…。

今回は前作にも増して読み応えがありました。オススメです。

モンズースーさんのブログはこちらです。
凸凹ハウス~親子で発達障害でした

***
2019/1/25追記:
3冊目「入学準備編」の予約が始まりました!2月15日発売です。

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