『ど根性ガエルの娘』3巻。大月悠祐子。2017年6月29日刊行。
漫画『ど根性ガエル』の作者・吉沢やすみを父に持つ作者による、半生を振り返るような作品です。
この巻から出版社が変わりまして。
内容的にも包み隠さない、大変生々しい告発本となっております。
私が同じ立場なら、親を捨てるんですけどね。徹底的に。
しかし、大月さんも弟さんも、親と共に生きる道を選びます。
大月さんが決別宣言をした結果、母親は変わったらしい。
父親は病床にいます。不思議だな。
好きな作品だから単行本を買ってるのですが、共感は出来ません。作者が自分を削って漫画にしている。その心意気は立派だと思います。
家族との戦い、毒親からの離脱と独立。親への感謝と愛情。
様々な感情が入り乱れた漫画ですが、さて、この続きはどうなるのでしょうか。先が気になります。
現在も白泉社「マンガPark」にて連載中なので、興味があれば読んでみて下さい。
●白泉社マンガPark
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