久しぶりに育児書の感想です。
形式は違いますが「すくパラぷらす」で試し読みできますので、興味のある方は読んでみてください。
amazon ★★★★★(5.0)※レビュー2件
楽天 ★★★★★(4.67) ※レビュー3件
【内容紹介】
シリーズ累計400万部「うちの3姉妹」の著者・松本ぷりっつと「思春期ブギ」ほか子育て書籍40冊の著書を誇る2大カリスマ母が、子育てに悩む全国のママたちの質問に答える、育児Q&Aエッセイ。
0歳時から小中学生を持つ育児中のママの悩みを自身らの失敗談をもとに面白おかしく、時に厳しく、時に???な珍回答も交えながら、ガチで回答!
いっぱい笑えて少しだけためになる、ママたちへ癒しを与える一冊です。
なお、松本ぷりっつ&高野優の描き下ろし1コマ漫画が100点以上収録しています♪
(※原文ママです)
【感想】
3姉妹の母親で、育児漫画で人気の松本ぷりっつさんと高野優さんの本です。
文字が主体ですが行間もひろく、あっと言う間に読める1冊。
私は娘1歳・育児1年生なので楽しく読めました。
子供が2~3人いて子育て歴が長い人だと「当たり前すぎる!」…と思うかもしれません。
『うちの3姉妹』作者の松本ぷりっつさんは1974年生まれ。
2000年に26才で長女・フーちゃん、2002年に28才で次女・スーちゃん、2004年に30才で三女・チーちゃんを出産したようです。
母(ぷりっつさん)、父、フー、スー、チーの5人家族です。
最近だと『思春期ブギ』を出版した高野優さん。最近は講演やテレビ出演の方が多いのかな?
すくパラぷらすで『ここらで花を咲かせましょ』というダイエット漫画を連載中。
代表作は『ニンプの玉手箱―』『空飛ぶベビーカー』や『ワンダホ母子手帳』あたりでしょうか。
17歳の長女・凛ちゃん、14歳の次女・凪ちゃん、10歳の三女・汐ちゃんの3姉妹と高野さんの4人家族(エッセイ漫画にも登場していた旦那様は病気で早逝されたらしいです)。
読者からの質問に対して松本・高野両氏が対談しながら回答するという形式です。更に、それぞれが質問・回答にちなんだ1コマ漫画を描いています。
amazonに試し読みがないので目次をいれときます。
==≪目次≫===
第1章 赤ちゃんから小学生まで(生活・しつけ編)
第2章 不安もトラブルも…(保育園・幼稚園編)
第3章 母として、女として(ワタシの嘆き編)
第4章 学校生活と教育と(小学生編)
第5章 涙がポロリ(思春期・巣立ち編)
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1章~4章にあたる未就学児~小学生の子育てに関する質問&回答は、2人の経験談やアドバイスも肩の力が抜けていて、こちらの硬くなった頭や気持ちを柔らかくしてくれます。
5章の思春期(中学生~高校生)については、量も少ないし語るほどの経験もないようで、物足りませんでした。
現在進行形で反抗期の娘さんとの付き合い方について率直に語る高野さんの話は興味深く読みました。
娘も15年後にはこんな風になるのかな…とか思ったり…(気が早い)。
当たり前といえば当たり前ですけど、親子でも相性ってあるものなんですよね。
高野さんのエッセイ本を読むと、長女との相性が悪くて次女とは相性が良いのはわかります(本人がそのように書いていたかも?)。
松本さんの『うちの3姉妹』の中でも、次女との相性がいい(手がかからない、自分も2番目だから気持ちが分かる)と書かれていました。
私の家は姉・兄・私の3人兄妹で、私は母と性格が似ていて相性がよく、姉と母は性格が正反対で相性が悪く。
子供が成長し、自立するにつれて、諍いが増えたりするのは仕方ないのでしょう。反抗期がないのもどうかと思うし。
いま、こんなにかわいい娘のことを「扱いが難しい」と思う未来があるのか…と思うく感じます。
仕方ないし、私も親には色々好き勝手してきましたし…。
10年以上先の、反抗期のことを心配しても仕方ないのですが、娘とよい関係を築いていきたいなあ…。
その為にも、1日1日を大切にしなきゃな、と思いました。