【書評】おすすめの育児書

【書評】『産後クライシス』(内田明香、坪井健人)感想~夫婦の問題を言葉にするには~

投稿日:2013年12月16日 更新日:

話題の本ですが、内容的にはちょっと物足りない感じでした。
自分は2時間弱で読み終えましたが、さらっと読めるのはいいですね。

産後、夫婦の関係に悩んでいる女性が読んで、自分が感じている問題を「旦那さんに伝わる言葉にする」のに使うなら悪くないかな、と思う本。
きっかけになった番組『あさイチ』が女性視聴者向けのテレビ番組だということもあり女性目線に偏りすぎている気がします。その為、旦那さんにこれを読ませて自分(産後の妻)の状況を理解させるには向かない気がします。

amazon ★★★★(3.8)
楽天 ★★★★★(5.0) ※レビュー1件

【内容紹介】

赤ちゃんの誕生を機に愛し合っていた夫婦にひびが入ってしまう―幸せな面ばかり強調されがちな「出産」の裏に潜むリスクに光を当て、そのメカニズムから回避方法までを紹介。
驚くべき男女の認識差や、危機を促進する日本社会の体質も明らかに。
NHK総合「あさイチ」で大反響を呼んだ特集の書籍化!

【感想】

産後クライシス
提議は、「出産から子どもが2歳くらいまでの間に夫婦の愛情が急激に冷え込む現象」のこと。

産後クライシスと思われる時期を経験した身としては「愛情が冷え込む現象」というのはその通りだと思います。

産前に話題になっていたので「そういう時期がある」と意識して、予防策として旦那さんと家事や育児について話し合ったりしていましたが、結局は防げませんでした。
多分、核家族の夫婦の間では起きやすい現象かと思います。
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解決するには「(夫/妻に対する)愛情が冷え込む原因が何か」を考える必要があります。

私が感じた「愛情が冷え込む原因」は、

・女性が新たに「母という役割」を得、子供の成長に合わせて変化する過程やスピードと、男性が「父という役割」を身につける過程やスピードに差異がある
・男性も女性も自分の変化や目の前のことにいっぱいいっぱいで余裕がない

結果として、すれ違いや誤解、嫉妬、不信感が生まれやすい時期

例え話をすると、女性はアオムシが蛹になり蝶になるように母になり、男性は蛇やヤドカリが脱皮して大きくなるように父になる、と感じました。

私は娘を産んだ瞬間に母親スイッチが入りました。子供は好きじゃなかったし、ほとんど接したことがないけれど自分がぱっと母になっていて驚きました。
旦那さんは、未だに「娘がこの世にいる事実が不思議だ」と話します。自分が父親だと頭では理解しているし、娘は本当にかわいいけれど「自分が親なのか…?」とも思うそうです。

女性は妊娠・出産という大きな経験を経て、母という役割をすんなり身につけることができる。
赤ちゃんがかわいくて愛おしいと感じる反面、今までの自分が何処かに行ってしまったような、「赤ちゃんの為だけに存在する自分」「子供のおまけのような自分」になったことに絶望する。
色々な変化で心が疲れてしまい、変わらない夫への苛立ちを高めていく。

男性はある日突然、父になる。
あれあれ?と戸惑っている間に、妻との距離が出来てしまう。

初めての育児で余裕のない中、2人で並走するペースを掴む為に試行錯誤する。そんな感じの時期かしら、と思いました。

評価する点

産後の愛情が冷え込む時期に名前を付けて問題提議し、注意を喚起したことは非常に評価できると思います。

出産を女性の最大の危機ととらえ、
1)身体的危機
…出産による体力消耗、授乳による睡眠不足、乳腺炎など産後トラブル、産後の体型変化や痔・尿漏れ(セルフイメージとのギャップ=精神的ストレス)等
2)精神的危機
…育児の不安・プレッシャー、母乳育児(食事制限、子供の体重)、1人の命を任されているという重圧感、等
3)社会的危機
…産前と生活時間や行動範囲が変わる(→友人関係も変わる)、キャリアへの不安、将来への不安、等

の3つ危機が同時に来る、と解説したのは分かりやすいと感じました。

気になる点

女性と男性の共著だった為、双方の視点で書かれていて夫婦で読んだら問題意識を共有できるかと期待していましたが、女性優位といいますか、男性側の視点が足りないと感じました。

この本は内田さん(女性、NHK記者。妻の立場)と坪井さん(男性、『あさイチ』ディレクター。夫の立場)の共著という体裁ですが、内田さんが書いている原稿が大半です。
結果として、妻(女性)側の状況説明や不満の方が細かく書いてあり、中立的な印象はありません。

男性側の言い分は「(妻の危機的状況や愛情の低下に)気付かない」「(妻の変化や気持ちが)わからない」「拘束時間等もあって男性も余裕がない」といったところでした。
勤務時間の実態についてグラフ等を用いて問題提議し、働く男性側が育児協力することのむずかしさについて解説していること自体は評価するのですが、「男性側の言い分が足りないだろ!もっと色々あるだろ!」と思いました。
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女性側の説明については、うまく言語化してあると感心しました。
しかし、身体的変化として「産後のホルモンバランスの変化」(産後うつの原因の一つ)には一切触れていません。

「出産」を経験した女性は自分の体験と重ねて補完できるので、読んで「うんうん、わかる」「うまく言葉になっているなあ」と思えると思いますが、「出産」を経験していない男性が読んで「女性は大変だなあ」と思ってもらえるのか?疑問です。男女の間で理解の差が産まれそうな気がしました。
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ケチはつけましたが、今まで語られなかったことを色々な角度で分解してあるので、この本をベースに自分の考えを整理できます。

私の産後クライシス

産後クライシスって、出産直後に起こるものかと思っていたら違いました。
自分の中で産後クライシスが起こったと思えるのは2013年の6月~9月くらい。娘が生まれたのは2012年5月なので、1歳を過ぎてからです。

丁度、断乳した時期なのでホルモンバランスが狂ったことも影響したのではないかと思います。

ある日突然、旦那さんへの不信感が募って抑えきれなくなりました。
ちょうど育児漫画『王子と赤ちゃん』でも近い話題を取り扱っていて、色々考えながら読んだのを覚えています。
【日記】連載中の『王子と赤ちゃん』がおもしろいです

9月27日に書いたブログに、私はこんなことを書いています。
==========

育児はリアルドラクエ。
私もそうだった…!一人でレベルを上げて、旦那を置いて行っているこの感覚(でも待つ余裕もないんですよ…)

ドラクエも、2以降は仲間を作れるのですが、1作目は勇者だけで旅をします。
私もずっと1人で旅をして、経験値をあげ、レベルを上げている感じ。
旦那さんは仲間(パーティメンバー)ではなかったのだろうか…。

==========

私が産後クライシスで感じたのは「圧倒的な孤独感」でした。
家に旦那さんがいても、私は一人だと感じました。

パーティプレイが出来るゲーム(RPG)なのに、ソロ(1人)で冒険している感じ。

誰か回復魔法を唱えてくれ…!と思いながら、敵をボコるのも回復するのも全部自分。
HPがゼロになりそうだ…!と思いながら、ギリギリで乗り越える毎日。
子供が生まれてからずっと、一人で戦っていたように思います。

良い妻を演じたいわけでも無理していたわけでもなく、自然と一人で育ててました。
旦那さんの対応が悪かったのか、私の選択が悪かったのか、今でもよくわかりません。

ただ、だんだんと「一緒にいても一人だと感じるのであれば、自分で稼いで子供を育てた方が楽だ」と思うようになりました。
交際期間を含めて15年という時間を一緒に過ごしてきた旦那さんに対する愛情が、こんな数カ月で一気に冷めるものなんだな…と自分でも驚きました。
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私は、基本的に「私の良いように他人に変わってほしい」と思うのは非常におこがましい願い、的外れの願いだと思っています。
自分の行動や考え方や解釈を変えた方が早いし、結果も出やすいです。

例え自分の夫であったとしても、彼の行動を変えるか否かを決める権利は彼が持っています。
でも、その権利を尊重する余裕はありませんでした。

私は旦那さんに、私からの指示を待つのを辞めて自分で考えて行動をしてほしい、と思っていました。

これについては妊娠中から何度もお願いしましたが変わりませんでした。
自分勝手だとは思いますが、自分や子供に「寄り添ってくれない」のが辛かった。

今年の9月はじめ、旦那さんに土下座して「別居してください」とお願いしました。
娘を産んでから1年半。限界でした。

旦那さんは「3か月待ってください。その間に変わります」と答えました。

「子供が生まれて1年半経っても変われない人間が3か月で変わるわけないだろ!ふざけんな!」…みたいな反論もした気がしますが、ひとまず3か月待つことにしました。

そしたら、本当に旦那さんの行動が変わりまして。
自発的に動ける範囲で動く。自分で考えて動く。

そうすると、こちらも気持ちに余裕が出来てきて、素直に嬉しいとか助かるとか伝えます。
産後クライシスの中にいた時期は負の連鎖が断ち切れず苦しみましたが、正の循環が廻りはじめたら一気に好転しました。嘘みたいでした。

今は「あの孤独感ってなんだったんだろう…?」と思えるくらい、私の気持ちも夫婦の関係も回復しております。

産後クライシスの原因

女性を襲う3つの危機については説明が分かりやすい反面、内容的には足りないとも思いました。
足りないと思ったのは2点。

1)ホルモンバランスの問題
2)自分の努力で回避できない問題

1)のホルモンバランスについては上述しましたが、身体的変化・精神的変化に対するホルモンの影響は大きいと感じます。全く触れていないのはどうかと思います。
セックスレスになる原因の一つだとも思うんですよね。旦那さんに触れられるのも、自分から触れるのも嫌だと思う時期もありました。

また、ホルモンバランスのせいで産前よりも記憶力や思考が鈍っていること(でも女性自身は産前の自分と同じように考えている)も問題を大きくすると感じています。
私は産休前に仕事でしていたように、冷静かつ客観的に自分の気持ちや状態を整理して旦那さんに話しているつもりが、全くそうではなかったと分かって驚きました。

2)については、私が強く感じた部分です。
本書で説明されている「産後の女性が迎える危機」について総じて言えるのは「自分自身の努力では避けられない」「受け入れるしかない」出来事です。

個人差もあると思いますが、産後、自分の身の上に起きる変化を「自分の力ではどうにもできない」と受け入れる(諦める)のがしんどかったです。

今までは「自分のこと」と「未来のこと」は自分次第でコントロールできるものでした。
子供が生まれると、無理をして推し進めるのが難しくなりました。
少なくともこの何年かは今の状況を受け入れるしかない。

例えば髪が抜け落ちる。頭が薄くなる。白髪になる(身体的危機)。
例えばお酒が飲めず、昔からの友達と遊ぶのが難しくなった(精神的危機)。
例えば仕事を辞めることになった(社会的危機)。
例えば旦那さんが大阪に出張することになり、1カ月間、1人で育児も家事も乗り切らないといけないことになる。

1つ1つは平気なのです。自分の身に訪れる「危機」よりも、子供と接している時間の方が楽しいですし。
でも、だんだんと積み重なってきて、諦めることが1つまた1つと増えていくうちに空しくなってきます。

社会的な立場は努力次第でどうにかなるかもしれませんが、身体の変化は「そういうもの」として諦めるしかありません。
子供の成長速度についても、その子の個性として認めるしかない。焦っても不安に思っても、何も変わりませんから。

旦那さんとの家事・育児の分担についても、こちらからはお願いすることしかできません。
彼の行動を変えることが出来るのは、彼自身だけです。そして、生活習慣を変えるのは簡単ではありません。
他人に言われたからではなく、自分自身で決断して行動しないと続かないです。

「自分ではどうにも出来ない」ことに囲まれた生活の中で「自分の力でどうにかできる」ことの一つが、旦那さんと離婚すること、だったように思います。

産後クライシスの回避方法

本には回避方法の一例(ヒント)が書かれています。

おおまかにまとめると、

1)出産前から一緒に準備しよう
2)自分自身のストレス・HP(ヒットポイント)をコントロールしよう
3)夫婦で対話する機会を増やそう

の3点でしょうか。

1)については、旦那さんと一緒に両親学級や父親学級に参加して妊娠・出産に対する知識を増やしたり、夫婦で将来について話し合ったり。
家事に協力してほしい場合、出産後にいきなり始めるのは難しいので土日などを利用して練習してもらう。
その際、掃除の手順や方法、ポイントがあれば文書化するなどして認識を共通化すると尚よし。6割できていればよしとして褒めて伸ばす。
可能であれば里帰り出産はしないで、旦那さんの父親スイッチが入りやすいようにしておく。

うちの場合、両親学級に夫婦で参加し、妊娠中から話し合いを重ね、自分の家の近くの産院で立会出産でした。
旦那さんは一気に父親らしくなって私も驚きましたが、コツコツと積み重ねていたことが良かったのかも知れません。
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2)については、家電(食器洗浄機とか全自動洗濯機、保温調理器とか圧力釜とか)を購入したり、ダスキンなどのお掃除代行サービスを利用したり、ベビーシッターに依頼するなど、お金を使って負担を減らす。
または親の家の近所に引っ越すなど、頼れる人に頼る。
更には、自分のストレスを解消する方法を見つける、等の工夫を凝らして、無理矢理にでも「自分の余裕を作る」。

当たり前なのですが、生活や習慣を変えるのはそう簡単なことではありません。
産後クライシスだ!苦しい!余裕ない!…と妻が思って、切羽詰って旦那さんに訴えかけても、旦那さんが行動を変えて妻がよしと思えるくらいになるには、それなりに時間がかかります。
時間がかかっても待っていられる程度の体力は温存するよう心がけた方がいいと思います。

うちは首都圏在住・近所に親戚なし・実家遠い…という典型的な核家族なのでわかりませんが、実家が近ければ「産後クライシス」みたいな悲壮な?状況にはならないんじゃないかな、などと思います。
旦那と自分、2人の問題になるから逃げ場がないと感じて深刻になってしまいますが、近くに親がいたら旦那のことを愚痴って終わりな話なのかもしれません。
※これについては、下で紹介する漫画『王子と赤ちゃん』の例を読むと分かりやすい気がします。
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夫婦によって解決策は違うだろうと思いますが、お互いに自分の気持ちを言葉にして伝えることは大切だと思います。

私の場合、まずはノートに書きだして今の自分の不満を整理していました。
ぱっと見て小さいこと、くだらないことでも、積み重なって悪影響を及ぼし、苦しくなるんだなあ、と思ったのもノートに書いてみて気付いたことです。
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女性の場合のポイントは「感情的にならないこと」かと思います。
女が泣いたら話し合いになりません。旦那さんは意見が言えなくなります。

夫婦で話し合う時、私はビジネスモードになります。
自分の意見をプレゼン資料にまとめてチームメンバーや取引先に話すように、相手に伝わりやすいよう準備をして、アポイントをとって、話し合います。
向かい合うと対立構造になるので、隣に座ったりして、真っ白な紙を用意してそこに要点を書きだしながら説明します。

偉そうに書いていますが、私は大きな間違いをしていました。

「自分の要望」と「言葉にして旦那さんに伝えた内容」にズレがありました。
解決に向けて動いたつもりでも、意外なところに落とし穴があるものです…。
※詳しい話はブログの記事をご参照ください。
【書評】「新しいパパの教科書」~夫への不満の棚卸に使おう~

こういったこともあり、私が限界を迎えるに至るまで旦那さんには大きな変化はありませんでした。
話せばわかると思っていたけれど、妊娠中からだと2年くらい話し合っても解決しませんでしたから、長期戦を覚悟して進めた方が良いように思います。
(産後は女性が疲弊していることもあり、1日、1週間でもダメージが大きく、長く感じました…)

こちらが本気で苦しんでいる事実を旦那さんに分かってもらうのが一番大変なのかもしれません。

産後クライシスと育児漫画

2013年にWEB連載していた2つの育児漫画は、産後クライシスに近い問題を取り扱っていて興味深く読みました。
両方、来年には単行本になると思うので楽しみに待っております。

「王子と赤ちゃん」(カワハラユキコ)

もうすぐ読めなくなる第12回目からの展開は素晴らしいですね。
「育児は一人ではできない」と気付いた作者が、王子(夫)と話し合う。しかし王子が見せた反応は意外なもので…!という回。

第13回での、作者の気付きがまた的を得ていて。
ouji

このギャップが夫婦の溝を産むのだと思うのですが、旦那さんの成長を待てるほど自分(妻)の余裕もなくなっている場合、旦那さんに動いてほしいと思っちゃうんですよね…。

第14回では2人のママが登場し自分たち夫婦について語ります。
先の展開を考えてのことだと思いますが、この2組の夫婦は「自分のストレスを溜めない」解決策をとっています。つまり、夫婦の問題は残ったままです。

でも、日々の育児を乗り切るためにはそういう解決策も必要だよね…と気付かされる話。
oujito

この2組が先々、禍根を残さないかが気になるところですが、夫婦の双方が納得できるのであれば、一時的なストレスを減らして日々を過ごすだけでもいいような気がします。
産後クライシスの定義に「0~2歳の間」とあるように、子供が大きくなると少しづつ楽になるとも思うので。

私は問題の根本解決を求めるタイプで、こういった解決法では納得できません…orz(こういうところが我ながら面倒臭いと思う)。

妊娠した当時から旦那さんと一緒に子供を育てていきたいと話しており、旦那さんはそれに同意していました。
家族としてパートナーとして、自分で考えて行動できないのであれば、関係を解消した方がマシと思います。

ママだって、人間(田房永子)

2014年3月に単行本になるらしいです。
産後クライシスなのか?旦那さんが突然嫌になって、なんとなく会話も少なくなって…という展開から今後どうなるのだろう…。
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女性が迎える3つの危機については、妊娠・出産漫画を読んだ方が分かりやすい気がします。
個人的に『ニンプ道』(タカハシミキ)と『妊婦な日々。』(梅川和実)あたりは、出産への喜びだけでない複雑な思い(主に仕事関係)が描かれているように思います。
何も考えていないとさらっと読めちゃうんですけど、考えながら読んだらひっかかるところは多いような気がします。

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本を買うか迷っている方は、インタビューを読むといいと思います。

どうして妻は不機嫌なんだ?――産後に冷え込む夫婦の愛情『産後クライシス』著者・内田明香さんインタビュー(SYNODOS)
「産後クライシス」でギリギリの夫を救う方法(東洋経済オンライン)

「産後クライシス」関連で面白いと感じたブログエントリはこちら。
育児中の妻に「手伝おうか」と声をかけることがNGだと言われるこの時代(ほう太パパの七転び八起き)

同じ本を読んだお父さんの感想。
揚げ足取りだと分かっているけれど枝葉の部分が気になる、これしちゃダメ!という指導方法は微妙だという話。

ほう太パパさんは客観的に突っ込んでいますが、「産後クライシス」について予備知識もない男性が読むと、本質を掴めずにもやっとしてしまうような気がします。

できる人が、できることを、できるだけ。(スズコ、考える。)
スズコさんのブログは夫婦の関係について色々分析していて面白いです。

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