最近読んだ本でお勧め
毎月、お勧めしたい本が増えるのは幸せです。
ほしいのはつかれない家族
ハラユキさんが東洋経済オンラインで連載してる『ほしいのは疲れない家族』を単行本にまとめた本です。
私はハラユキさんのファンで、彼女が運営するオンラインサロン「バル・ハラユキ」のメンバーでもあります。
いや。忖度なしで良い出来でした…!
こってりとした文章が第二章に配置されてて「あれ…?インタビューマンガが先じゃないの…?」と思ったのだけど、読み終えると構成が秀逸に感じました。
東洋経済の連載版も良かったけれど、書籍版は「つかれない家族作りのポイント」が理解しやすく、実践的だと感じました。『自炊力』といった名著や「YASUMO」「Rentio」「issues」といったサイト、サービスが紹介されてるのも良き…。
↓ Twitterで序章を収録しているので是非
産後クライシス&ワンオペ育児のリアルとそのわりとマジメな解決法①#つかれない家族 のまえがきと第1章を少しづつ無料公開します😉 pic.twitter.com/BoE6YlKbyc
— つかれない家族 (@FLibre100) November 2, 2020
母親だから当たり前?
友人の龍たまこさんが1年半連載していた『フツウって、しんどい。~母親らしさってなんですか?』の単行本が出ました。
描きおろし漫画も良かった。表紙もこのマンガの特徴をうまく切り出しています。
タイトルに”母親”とありますが。現在を生きるワーママだけでなく、上の世代の母親も扱っていますし、父親も扱っています。表紙にいる人全員のエピソードが描かれ、敵は1人もいないといった構造も現実的でした。泣ける…!
「ママの求人」では半分くらい、19話まで公開してますので、興味があれば試し読みしてみてください。
(連載サイト)フツウって、しんどい。~母親らしさってなんですか?(ママの求人)
(ブログ)企画外でもいいじゃない!!(書籍化・連載ウラ話)
ヒヤマケンタロウの妊娠
『妊娠17カ月!』を描いていた、坂井恵理さんの新作。現時点では電子書籍だけで、「妊娠編」1巻と、「育児編」上下巻。合計3巻です。
「育児漫画目録」を運営しつつ、様々な人の話を聞きましたが。「男も妊娠出来ればよいのに…!」と願う女性は案外多いです。
『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、男性が妊娠するようになった日本を舞台にしたマンガです。1冊目は7年前に描かれました。様々な男性が妊娠した様子をオムニバス形式で描いています。
実は連載を追って読むくらい好きな作品で。先々、紙の単行本も出ると知りつつ電子書籍単行本も買っています。
坂井さんの作品では『ひだまり保育園 おとな組』も3巻で読み応えあってお勧めだし、アラフォー女性の不倫マンガ『シジュウカラ』(連載中)も意外性があって良いですよ~。