2013年のまとめとして、当ブログ経由でよく売れた本をご紹介。
amazonから購入された本のみ、集計しています。
楽天ブックスでも何点か買っていただいているのですが、楽天アフィリエイトは購入した商品名が分からないので数に含めていません。
偶然だと思いますが、ランクインしている作家さんたちの子供は全部娘さん(1人娘)、という結果でした。
ブログ経由で売れた本ベスト5
1)妊婦な日々。~漫画家梅川和実の妊娠体験記~ (梅川和実)
「妊娠・出産漫画一覧」や「この妊娠・出産漫画がすごい!~2013年発表作品&単行本~」でもお勧めしている妊娠・出産漫画。
残念ながら、近所の本屋では見かけない本です。そういった要因もあって、ブログ経由(amazon)で購入する方が多いのかも知れません。
●「妊婦な日々。」(梅川和実)感想〜男性にも読みやすい、妊娠解説漫画〜
2)イラストでわかる! 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(清水悦子)
ブログで紹介したのは「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」なのですが、2013年11月に発売されたムック本を買う方の方が多かったです。
●【書評】「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」(清水悦子)~1日のスケジュールを見直す~
この本は妊娠~産後の余裕のある時に読んでおくといいと思います。
ちょっとしたことですが、赤ちゃんの眠りに関する知識があれば、寝ないときに変に悩まなくて良いような気がします。ネットで情報を探すより、手っ取り早く解決にむけたヒントが見つけられると思う。
ブログ経由で売れていたので、慌ててムック本を手に入れ、感想を書きました。
●【書評】イラストでわかる! 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(清水悦子)~これから出産する人に~
今買うならムック本の方が良いと思います。イラストが多くて読みやすいし、値段が安い。
ただ、ムック本用に追加された記事は蛇足な感もあり、コンパクトなサイズで要点がまとまった前作も良かったなあ…と思いました。
3)まんが親 1巻(吉田戦車)
「育児漫画一覧」でお勧めしている本。
単純に、吉田戦車さんの作品や名前を知っている方が多いのだと思います。
私も、育児漫画を探していた時に「えっ、(『感染るんです』の)吉田戦車が育児漫画を描いているの!?」…とびっくりして『まんが親』1巻を買いましたから。
2巻の感想で作者の行動に怒りを覚えた私でしたが、今はその気持ちも分かる…。
ずっと一緒にいると、子供のイヤイヤ期は親のイライラ期になる気が…。
批判が出そうな出来事もしっかり描いてくれてよかったなあ、と思います。
3巻も楽しみです。
●「まんが親1巻」(吉田戦車)感想~おとうさん目線の子育て漫画~
4)おかあさんの扉 1巻 (伊藤理佐)
これも「育児漫画一覧」でお勧めしている本。
繰り返し繰り返し、何回も読んでいる育児漫画です。好き。
2月1日に発売が決まった3巻!今から楽しみです。2巻の感想も書かないとなあ…。
●「おかあさんの扉・1巻」(伊藤理佐)感想~42歳の妙齢おかあさん道~
5)「ほめ方」「叱り方」「しつけ方」に悩んだら読む本(若松亜紀、佐々木正美)
この本は読みやすくて、精神論・根性論ではなく、行動するうえでのポイントが分かりやすかったです。
今は心がける程度ですが、言葉が通じるようになったら読み直したい本。
結果を見ての感想
ブログ経由で本を購入して下さった皆様、ありがとうございました。
紹介している本の数でいえば、育児漫画>育児書 なのですが、育児書の方が売れていました。
多分、最近発売された育児書を読んで長々と感想を書いている人が少ないせいではないかと思います。
育児書は図書館で借りることが出来るので、週に1~2冊くらい読んでます。
自分の中で良いな、長く読めそうだな、と思える本は購入し、人に薦めたいと思った本だけ感想を書いています。
育児書の感想を書くのも結構大変なので、忙しい時は読むだけで終わっています。
余談・育児書のはなし
一度、図書館で借りて読んでいる理由は、
・娘が歩くようになって本屋に行けない(立ち読みが難しい)
・ネット通販は便利だが、情報が少なくて自分に合うかわからない
・育児書は出来がピンキリだから
3番目が特に厄介で、医学博士といった肩書を持つ方が書いた本、売れている本や話題になっている本でも「…えっ…これで金とるの??」「編集者は仕事してるのか?(読んでいるのか?)」…と思うような育児書が少なくありません。
掲示板などでは「育児書は読むとへこむ」「育児書は読まない方がいい」「自分は育児書は読まないことにしている」…と言っている方が少なくありません。
子どもがいない頃は不思議でしたが、実際に子供を産んでからは諸先輩の意見に納得できした。
20代後半の頃、ビジネス書に嵌まって「マネジメント」や「スケジューリング」の本をモリモリ読んでいた時期があるのですが、ビジネス書に比べて良書が見つけにくいように感じます。
おもしろくなかった育児書をわざわざ書くのもなあ…と思いつつ、読んで砂を吐きそうになったのは久保田カヨ子さんの著作です。
インタビュー記事は読んだことがあったのですが、初めて本を読んだらトンデモな内容でびっくりしました。お勧めしません。
※言いたいことはamazonのレビューに全部書いてありましたが、半分も読まずに気持ち悪くなりました…。
カヨ子さんの本を読んだのは、旦那様・久保田競さんの本がおもしろかったからでした。旦那様がカヨ子さんを尊敬していることも伝わりましたし。
この本は「頭が良くなる」と題しているのに無理や無茶なことは書かれず、色々納得できた本でした。
手ではなく、足(大腿筋)の発達が脳の発達に繋がる、て話は目から鱗でした。
個人的に気に入っている育児書いろいろ
感想を書きたいなあ、と思いつつ数カ月が経過している育児書たち…。
育児書を読むなら、2010年以降に発売されたものの方が外れが少ないと思います。
比較的、無茶を言う人が少なくなっていると思います(役に立たない本は売れないからかな…)。
なぜ食べてくれないの?―プロから教わる保育術(鳥居徹也)
ビジネス書風に書かれた異色の育児書。
昔流行った『もしドラ』や『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』のような、日常を描いた物語の中で手法が紹介されていくような形式です。
離乳食の話から始まりますが、赤ちゃんとの接し方や寝かしつけの方法について、具体的な行動が書かれている良書。
旦那さんにも薦めて読んでもらいましたが、ビジネス書風だから読みやすかったようです。
女の子の未来が輝く子育て(漆紫穂子)
品川女学校の校長が書いた本。
語り口は優しく読みやすいけれど、マネジメントやコーチング、問題解決の手法を実践しやすく取り入れているので行動に移しやすい。
娘が小学生(高学年)~中学生くらい、思春期になったら読み直したい本。
ギャル曽根さんといっしょにはじめての離乳食
ギャル曽根ちゃんが関わったタレント本としては不足を感じますが、離乳食のムック本としては細かいし初心者でもわかりやすいし、薄くて軽い(重要)。
意外なほど内容が充実していました。
簡素な暮らしの家事手帖(村川協子)
最後は育児書ではなく、82歳のご婦人による暮らしの知恵を書いた本。
90歳を過ぎた旦那様と一緒に生活されています。
年齢を重ねて毎日の家事をこなすのも大変になってきた作者が、家事を普段通りに行う為の知恵が書かれています。
これが、目から鱗というか育児で忙しい時にも活かせる知恵が多く、ライフハック系の本とは違って優しい語り口で読んでいて穏やかな気分になれました。
「小麦粉を100gづつ量って袋に小分けしておく」という知恵が自分の中ではヒットでした。
娘が寝ている間に必要な材料を量って小分けしておくと本当に簡単に出来まして…。
これを読んだ後で実践したら、半年ぶりにパンを焼くこともできました。うれしい。
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ブログ経由でご購入下さった皆様、ありがとうございました。
2014年もがんばって感想を書くぞ!