2014~2016年発売

『王子と赤ちゃん』(カワハラユキコ)感想~妻が体験した産後クライシス~

投稿日:2014年5月16日 更新日:

うわばみ妊婦』のカワハラユキコさんによる、夫婦の産後クライシスを描いた漫画です。

WEB連載している時から読んでいて、何度もこのブログで紹介しているこの作品。読みながら、自分のこと、夫のこと、育児のこと、夫婦関係についてなど、色々と考えを巡らせることが出来ます。
出産を経験した女性だけでなく、子持ちの男性、子どもがいない男性や女性にも読んでほしい1冊。

128ページ、価格は紙の本が864円(税込)、Kindle版が648円です。
出版社の作品紹介ページで3話くらいまで試読できます

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【内容紹介】

「私、こんなに大変なのに、どーして、わかってくれないの?」、「旦那にとっては育児はひとごと?」。
2人だけの時はうまくいっていた夫婦関係が、赤ちゃんの誕生をきっかけに激変!?
今、話題の”産後クライシス”を体験したイラストレーター・カワハラユキコが描くリアル育児エッセイコミック。
連載中、ひとり育児に苦しんでいるママたちからの切実な共感の声が続々届いた注目作がついに書籍化。

【感想】

サブタイトル「産んだら変わる!産後カンケイ」の通り、出産後に変化した夫婦の関係と発生する問題~いわゆる産後クライシスに直面する作者の姿が描かれます。

産後クライシスとは「出産から子どもが2歳くらいまでの間に夫婦の愛情が急激に冷え込む現象」のこと。

男性だけでなく、産んだ経験の無い女性も「大変だとは思うけど、そんなに大変なの?」と思うでしょう。
私は「子どもを持ったら大変に違いない」と思っていましたが、頼れる人は夫しかいない首都圏で過ごす産後は、自分の予想を超えていました…。
※詳しくは「『産後クライシス』(内田明香、坪井健人)感想」を参照ください。

産後クライシス真っただ中…というご夫婦に是非おススメしたい漫画です。
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自分はこの漫画を読みながら産後クライシスを乗り切りました。
自分と同じような状況に陥った作者の姿を見ていると、つらいと想う自分、夫にお願いしたいと思う自分を肯定できる。
共感しながら作者と一緒に涙を流すだけでも、気持ちは楽になります。

でも「妻の立場」(一方)に偏った意見や愚痴ではなく、夫の本音や勘違い、ちょっとした変化も描かれていますので、男性が読んでも受け入れやすいと思います。
妻の気持ちが知りたい男性が読んでも参考になると思うし、「こんな気持ちだったんだよ」と旦那さんに読んでもらっても良い作品だと思います。

私の感想を読むと「夫(王子)は自分勝手な人間だな…」「セキララに漫画で夫の悪口を描くから夫婦仲が悪くなるんじゃないの?」などと思う方もいるかも知れませんが、私は王子というキャラクターは嫌いではありません。王子のおもしろいところ、良いところも沢山描いてあります。

妻(作者)にも共感しているけれど、夫(王子)にも共感しながら読める。そのさじ加減が絶妙だと思います。
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夫の言葉の一つ一つがリアルなのも良いところ。

産後、妻はいきなり母になります。意志ではなく、生物的な本能でそう動かされます。
夫は妻の変化に戸惑いつつ、育児をしながら少しづつ父親になっていきます。
こういった意識のギャップが産後クライシスの原因の一つでしょう。

夫が意識しないちょっとした言葉や行動が、妻には大きなダメージになります。
精神力を削られてしまい「あなたの言葉に私がどう傷ついたか」を説明する気にもならなくなり、会話が減り、笑顔が減り…。

妊娠中に夫婦で読んでおいて「産後、そういう危機が訪れるかもしれない」という意識を共有しておくことで、夫婦の崩壊が防げるかも知れません。
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作者のプロフィール

カワハラユキコさんは1974年2月生まれ。
イラストレーター、漫画家として活動中。
代表作は『女子が踊れば!』『うわばみ妊婦』『王子と赤ちゃん』。

8年前に交際がスタートし、結婚して4年目の2011年(37歳)に妊娠。
2012年2月(38歳)に息子・ぽぅちゃんを出産。
現在はカワハラさん、王子(夫)、ぽぅちゃん、飼い猫・レンぞうの3人+猫1匹の家族。

夫・王子は兵庫県出身。建築関係の仕事をしており、残業の為に深夜帰りや朝帰り、休日出勤もしばしば…。
自分の仕事に妥協しない、仕事大好き人間。血液型はB型。

作者のカワハラさんは富山県出身。フリーのイラストレーターとして産後2カ月から活動再開。
実家が遠く近くに頼れる親戚もいない共働き夫婦です。
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漫画の構成

1話6ページの漫画と育児に役立つ情報コラムが1ページ×17話分と、描き下ろしのまえがき2ページ、あとがき4ページが収録されています。

コラムページは情報満載。
役に立った妊娠・出産・育児グッズ、ひとりでお風呂を入れる方法、託児サービスや育児支援サービス、病気対策などについて描かれています。
「つどいの広場」は良さそうだな…(うちの近くは無いのが残念)。
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漫画は夫婦2人で生活していた時期から妊娠・出産を経て、息子・ぽぅちゃんが6か月くらいまでの時期が描かれます。
読んでいた時はもっと長い時期のような気がしていましたが、ほんの半年なんだな…。産後の激動感…。

2012年の2月~8月の出来事を、1年も経たない間にこれだけ冷静に俯瞰できている事実がすごいや…(※2013年3月~2014年2月に連載してました)。

漫画の感想

自分の感覚で大まかに分けると4つの時期が描かれている気がしますので、それで分けて感想を書いていきます。

1)2人の出会いから妊娠・出産(1~4話)

夫・王子と作者・カワハラさんのキャラクターを紹介しつつ、2人の関係性を読者に知らせる回。
理論的で自分なりの美学がある王子は、「まさにB型」という感じで描かれています。

作者のカワハラさんは実家・富山で里帰り出産。
東京に住む多忙な夫が立ち会えればいいな…と、土曜日に産もうと画策します。
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努力が実を結び?結果的に土曜日早朝に陣痛が起きたけれど、王子は疲れて爆睡。結局、出産には立ち会えなかった。
作者の「自分が陣痛でつらい時にいてくれなかった」という想いは、後の禍根になっていると感じます。

私が出産した時はちょうど祝日で、旦那がずっと立会ってくれました。痛いし不安だし、仕事で不在だったら恨んでたと思う。
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WEB連載で読んでた時は気にならなかったけど、まとめて読むと妊娠している時期や出産直後の王子の発言や行動にイラッときますね。
悪意がないと分かる分、効くといいますか…。
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2)育児スタート!…ずれていく夫婦と積りゆくイライラ(5~11話)

息子・ぽぅちゃん1カ月くらい~5カ月の時期が描かれます。
里帰り出産を終えて家に戻ると、頼んでいた模様替えはなされておらず、掃除もしてない。でも、悪びれない王子。
言葉は穏やかだけれど、作者の背中を見ながら色々な感情が想い浮かびますね…。
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フリーランスの作者は2カ月目から在宅での仕事復帰。
育児と仕事、家事をこなす毎日に、だんだんと疲れがたまっていく。
6話で自分の身体に垢が溜まっていると気付く。ここまでは笑い話に出来ていた。

7話で腰痛が発生。8話で「朝起きたら身体がコンクリで固めたよう」になり、9話で帯状疱疹が発生。10話で息子が初めての発熱。11話では胃腸炎で下痢と吐き気…。
育児していると、自分・子ども・夫の体調不良などがドミノ倒しや雪崩のように押し寄せますよね…。

そして育児は休みなし。
自分の体調が悪くても子どもの体調が悪ければ休めないから治らないし、旦那は子どもと妻の体調不良を理由に仕事を休んではくれないんですよ…。
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時間の経過とともに、身体と心の疲れを感じるようになり、少しづつ夫への「イラッと感」が増していく。
ほんとうにささいな、ちょっとしたこと。例えば食器が下げてない。ゴミが捨ててない。洗濯するはずの靴下がカゴに入ってない。
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育児を始める前にも注意してたけれど、許せていた。それがだんだん許せなくなる。夫にだけイライラする。
この感覚わかるなあ…。本当に「夫にだけイライラする」んですよね。
手伝わないのであれば、せめて足を引っ張らないでくれと。

夫に対してイライラすると自分に跳ね返ってくるダメージも大きいです。
イライラ自体がHPを削っていくし、無意識に甘えている部分も甘えられなくなるし、会話するのも気を使ったり、面倒くさくなったり。
ますます気持ちの余裕がなくなっていく。
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毎日毎日、同じことが繰り返され、続いていく。
繰り返し繰り返し、同じことを指摘し、お願いする自分がむなしくなっていく。

期待して、お願いして、裏切られて。
むなしい。かなしい。くやしい。

謝るなら約束を守りなよ。守れない約束なら、はじめから約束するなよ…。

自分の気持ちを分かってくれないのか。仕事がそんなに大事なのか。一緒に子育てをしてくれないのか。
期待する自分が馬鹿なのか。じゃあ、なぜ結婚したの?別れて子供と2人で生きていった方がマシ?
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この気持ち、この感覚。産後クライシスの最中の自分とすごく近くて。

WEB連載でこの話を読んだ時、びっくりしました。
作者と同じように泣いたことがあったんです。
娘と私が発熱した時に夫が深夜まで帰ってこなくて、電話に出ないから旦那に詰問するようなメールを送って。

出勤前に「体調悪いから早く帰ってきて」って言ったのに。
前にも同じようなことあったから、ちゃんとお願いしたのに。イラつく感情を押さえながら伝えるのも大変なのに。

また同じことを言わないといけないの?しつこく言うから反発してるの?

熱を出した私が悪いのか。こんなになっても1人でがんばらないといけないのか。
家族ってなんだろう?夫婦ってなんだろう?仕事ってなんだろう?

…そんなことが頭をぐるぐるしてました。

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●連載中に書いた10話~12話の感想→連載中の『王子と赤ちゃん』がおもしろいです

3)一人で育児は無理だ…話し合って分かる意識の差(12~14話)

物語が一気に動いた12話。
「忙しい」「大人を育てるなんて…」そんな思いを言い訳にしないで、夫婦で話し合う機会を設けた作者。
夫・王子に見えていた「妻の姿」は、妻自身の実態とは違うものだった。

読んでいて、夫からはそんな風に見えるのか…と驚きました。
多分、王子(夫)は本気で「まかせてた」と言ってるのでしょう。
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夫にとって「育児」の責任者は妻=母親。だから、口も出さないが手も出さない。
仕事の場でも「放置」と「まかせる」を混同する人が多いけれど、「まかせる」場合は、必要だと判断したら介入して必要なアシストをせねばなりません。

妻が病気でふらふらの時にも介入しないのであれば、「まかせる」ではなく「放置」になっている。
妻が辛い時にも育児の全部を背負わせて、押し付けて、自分のしたいこと(仕事)をしているのです。

息子中心の生活を送る妻は、夫を邪険に扱うように見えていた。
そして、夫の口からこぼれた本音は「この家に居場所がない」。
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ないがしろにされていると感じる夫の気持ちも分かります。
でも、自分も妻をないがしろにしているし、お互い様な気がするんだけどなあ…。

第13話での、作者の気付きは的を得ています。「まだ父親になってないんだ…!」
男の人が父親になるのには時間がかかる。
妊娠している期間=10カ月の差だけではなく、日本人の多くが持つ既成概念=男は仕事を、女は育児を…をぶち壊す必要もある。

私の夫はこの既成概念が薄い人だと思っていましたが、産後に感じた実態は「本人が意識しないところでちょいちょい出て来る」感じでした。

先に上げた王子の「まかせてた」発言も根っこは近いと思っていて、本人が無意識にしている思い込みだから、指摘しても納得されない。
産後の慌ただしく頭が働かない時期だから、こちらもうまく言語化できないし、説明する手間も惜しい。

そこで立ち止まらずに友達に相談する作者はえらいと思う反面、ここで作者が立ち止まったら夫婦関係は終わっていたとも思う。
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第14話では2人の友人が登場し、自分たち夫婦について語ります。

1人は、イクメン風夫と働いている妻。
私は手はだしてもらいたいが、口は出さないでほしいかな…(自分がやらないことを人に求めるってどうなの…)。
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1人は、育児に協力しない夫と専業主婦の妻。
家にいる時でも、自分の為に時間を使う。家事や育児には協力してくれない。
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この2組の夫婦は「自分のストレスを溜めない」解決策をとっています。
ベビーシッターや家事代行サービスを利用する。自分なりのストレス解消法(趣味)を見つける…。

産後クライシスを乗り切るには2つの解決策が必要だと思います。
この2人のように負担がかかっている側が楽になるような「とりあえず」の対策をとるのは重要。
大袈裟ではなく、妻自身が死なない環境を作ることで、夫の悪いところに目を向けない、良いところに目を向ける余裕もできます。

余裕を作った上で、夫婦の問題を解決する為、話し合ったりルールを決める必要もあると思います。
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13-14話の感想はこの記事にも書いています。
『産後クライシス』(内田明香、坪井健人)感想~夫婦の問題を言葉にするには~

4)はじめの一歩…3人で作る新しい関係(15~17話)

ちょっとづつ、王子が変わろうとしている様子が見えてきた15話。
夫のちょっとした気遣いに気付ける作者がえらいと思うの…。

16話では突然、家族3人で台湾旅行に。
久しぶりにゆっくりとした時間を過ごしたた結果、作者は自分が見失っていた色々なことに気付きます。
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「なんでわからないのお化け」と化していた作者の目の周りにくっついていた黒いお札。
このお札の一言一言は私も感じていた「夫への不満」。

産後クライシス期の諸症状って憑物っぽいのですよね…。

夫への不満で視野が狭くなり、相手のことが見えなくなり、だんだん見ることもなくなり。
旦那さんがどんな人だったか、どこが好きだったか、わからない。思い出せない毎日。
あー。しんどかったなあ…。

●連載中に書いた感想→『王子と赤ちゃん』16話も面白かったです
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最終話はすっきりとした終わり方で、今後に希望が持てました。
あとがきには王子が料理を振る舞う姿も描かれていて、うらやましくなりました。

●連載中に書いた感想→『王子と赤ちゃん』最終回
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最後に、カワハラさんは結婚を家に例えていました。
家も夫婦も、日々のメンテナンスが大事。メンテナンスもしなくても快適に過ごせる家なんて、ない。
家を建てただけで満足せず、お互いが気持ちよく過ごせるように、お互い努力することが大事。

最終回を読んだ時点では、家に例えた理由が分からなかったのですが、これって王子が建築関係の人だからかな?
カワハラさんが意識して描いていたとしても、無意識で選んだとしても、愛ですね。
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私なら結婚生活を何に例えるだろう?…と思ったら、「革製品を買って使うこと」でした。
夫に分かりやすく、自分のビジョンを伝えるとこうなる。
日々油を塗って(メンテナンスして)柔らかく手に馴染む、好みの風合いにしていきましょう。傷もまた味にしていきましょう…という感じ。

産後クライシスの時期は、自分自身のこういう(つい旦那を意識してしまう)思考パターンも苦しかったのですが、終わった今では「相手への愛情」だと思えます。
多分、これから先も夫婦間で問題は起きると思いますが、そのたびに解決して、より味と深みのある夫婦になれるといいな、と思います。

最後に

自分が初めて連載開始から最終回まで追いかけた、思い出深い育児漫画です。

連載が進むにつれて、だんだん育児漫画でなくなってびっくりしました。
「産後クライシスって言葉が流行してるし、途中で方向を変えたかな?」などと思ってましたが、連載当時に掲載されていたバナーを見直したら、最初から「出産を機に変化する夫婦関係」と書いてあったんですね…。
まえがきにも「夫婦漫画を描かせようとしてた」と描いてあったけど、編集さん、すごいわ。
dejikiss

何年か経ってから読み直しても、2013年の記憶がよみがえる気がします。
あの辛かった時期を笑って話せる未来を作っていけるといいなあ。

より楽しむために

カワハラさんのブログで息子さん漫画を読む

息子・ぽっちんののんびりとした育児漫画が楽しめます(テーマ>こどもなどを選ぶとまとめて読めます)。
作中で描かれた台湾旅行記もありますし、映画情報や書籍情報も多くて楽しいです。
新・会長室日記
kaivho

Twitterに書かれた感想を読む

『おにぎり通信』の二ノ宮知子さんのコメントに笑い、『赤ちゃんのドレイ。』の大久保ヒロミさんのコメントに考えさせられる感じ…。
【産後クライシス】がテーマの『王子と赤ちゃん』感想まとめ
togetter

2社合同キャンペーンサイトを見る

阿佐ヶ谷周辺の育児関連施設情報が充実しています。
ブログを持っている方は漫画を紹介するとブログを紹介してくれます。
●結成!チーム育動中!
育動中チラシWEB用中gif

「産後」体験を描いた漫画

妊娠・出産漫画でも産後は描かれますが、特に産後の夫と妻の様子が描かれている漫画です。

産後が始まった!(原作:渡辺大地、漫画:青柳チカ)

男性(夫)側の視点で「産後」を描いたコミックエッセイです。
2人目の妊娠をきっかけに、奥さんの妊娠・主産、産後の生活について考えるようになり、1人目妊娠の頃の自分を振り返ります。

いや~。産後の夫の姿をありのままに描かせたのは偉いですね!
書かれた内容は夫が読んだ時に受け入れやすいものが中心だと思います。
実際にはもっとひどい家庭もあると思うのですが、描かれている部分だけでも振り返って見直してもらえれば、結構違うと思います。
●詳しくは『産後が始まった!』(渡辺大地、青柳チカ)感想を参照ください

ママだって、人間(田房 永子)

女性の立場から妊娠・出産~産後を描いた作品。
子どもを産んだ後の女性の心が巧みに表現されていると思います。

女性の性やセックスについても描かれているので好みが別れると思いますので、感想をご参照ください。
『ママだって、人間』(田房永子)感想~

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