出産時の年齢が30~39歳

『ママだって、人間』(田房永子)感想~ママと私とオンナの関係~

投稿日:2014年3月21日 更新日:

『母がしんどい』の田房永子さんによる、妊娠・出産・育児漫画です。

単行本は描き下ろし部分から読み始めました。読んでいたら泣けて泣けて。
「え!この漫画で泣くの!?」と自分にツッコミつつも、涙が次から次からあふれて。これにはびっくりしました。

自分とは違うタイプの人間

そう思っていた作者=「エイコ」といつの間にか一緒に走っていた。
特に最後の4Pの疾走感は素晴らしいです。

正直、絵柄も描かれている内容も万人向きとは言い難い。
共感できるところと、「そんな風に思うのか―」と全く共感できないところ。両方が描かれている。

それでも、妊娠・育児中の女性に限らず、男性にも、結婚していない人にも薦めたいと思う。色々な人に読んでほしいと思う。作者の熱意とエネルギーを感じる1冊です。
全128ページ、価格は925円+税。

出版社のサイトで1話が試読できます
●パソコンであればamazonで1話以外の8ページが見れます。

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amazon ★★★★(4.0) ※レビュー2件
楽天 レビューなし

【内容紹介】

あの超話題作『母がしんどい』で実母との戦いを描いた著者が、今度は一児の母になって、育児マンガの常識とタブーを破る!

「妊娠したら性欲は二の次」「陣痛は痛い」「育児は大変」「母乳が一番」……
すごくよく聞くフレーズだけど、実際に妊婦&ママになってみると違和感だらけ!
これって一体どういうこと?

32歳A型の新米ママ・エイコは今日もいちいち立ち止まる!

修正なしの赤裸々っぷりに、連載時から話題騒然。
書籍化にあたり、夫婦の顛末もわかる約30ページの描き下ろしを収録!

【感想】

読み終わった時、「やられた…!」と思いました。

WEB連載もおもしろかった。
でも単行本としてまとまった状態で読むと、1冊になった時に作品の真価が発揮されるように計算しつくされていたことが分かります。

一番感想を書きたいのは、描き下ろしページ、特に最後の4Pについてです。
でも、その部分は作者が一番伝えたかった部分。是非、手にして読んでほしい。

今回は買うか迷っている人が読んだら作品の雰囲気が分かり、既に読み終わった人が読んだら「そういう感想を持ったのか~」と思うような感想です。

えらい長いので覚悟しておつきあいください…。

この3つに該当しない人も存分に楽しめる作品ですが、おススメしたいのは

既存の妊娠・出産漫画は面白く感じない人
夫婦クライシスで悩んでいる人
「ジェンダーロール」「母性」「父性」という言葉にピンとくる人

逆におススメしないのは1話目を試読したりamazonのサンプルページを見て違和感を感じた人。

具体的には

絵柄が好みでない
女性がセックスや下ネタを語るのを見ると抵抗感がある
喧嘩したり他人を糾弾する(殺伐とした)漫画は読みたくない

などと書きつつ、私は1話を読んだ時点で「絵は苦手だし、自分とは違うタイプの人だな。でも面白い」と思って連載は全部更新日に読みました。

一般に育児漫画は作者に共感できるかどうか?で面白さが分かれるものですが、この漫画は違った。

作者と自分は違うタイプで共感しにくい話もある。でも面白いと思う。
この辺りは連載当時も不思議でしたが、1冊読み終わってみると作者の配慮かと思いました。

今回は『母がしんどい』や『呪詛抜きダイエット』で描かれるエイコと姿が違います。作者の顔が見える、「人間らしい」似顔絵。

キツめの尖ったネタと合わせて、読者が「エイコ」と合うか合わないか、判断しやすい気がします。
eiko

尖ったネタで「作者の主張を押しつけてくる」かというと、そんなことはなく。
「素朴な疑問」という緩めの表現にし、言葉もシンプルで伝わりやすい。

共感できる場面は共感でき、仮に共感できない場面でも作者の主張が引っかかることはない。
私が「作者とはタイプが違う」と思いつつも面白いと思って最後まで読めたのは、作者の配慮によるものだと感じました。

そんな感想を持ったせいか、尖った内容でも夫に「読んで」と渡しやすい気がしました。

作者のプロフィール

作者の田房永子さんは1978年12月、東京都生まれ。
武蔵野美術大学短期大学部美術科卒。代表作は『母がしんどい』。

32歳で妊娠、33歳(2012年の3月)頃に娘さんを出産(作中で予定日が3月との描写だったので)。

家族は田房さん、パートナー(夫)さん、娘・Nちゃんの3人。
Nちゃんが3月生まれだったら、単行本発売と近い時期に2歳になってるんですね。
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この漫画の特徴

全128ページ、1話4~8ページ程度のエピソードが20本程度収録されています。
第一章で妊娠~出産、第二章で産後~1歳になるあたりまでが描かれます。

帯に「育児マンガのタブーを破る!」とありますが、たしかに。
妊娠中の性欲やセックスについても、「暗黙の了解」としてスルーされていることについても描かれています。

第一章 妊婦だって、人間 62ページ

1 つわりは母性でなんとかなる?

この話は出版社のサイトで試読できます

つわりで体重が10㎏減ったという田房さん。つらそうです…。
出産時に「イメージトレーニングのメソッドで陣痛の痛みをそらせる」と描いていましたが、産後のセックスに希望を持つことでつわりの苦しみを乗り越えた感じ。
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2 妊娠中のムラムラ

妊娠中は女性の性器にも血が集まっているらしく、性欲が高まる人もいるみたいですね。
田房さんは性欲が高まるタイプだったのか、感度を増す身体に驚いたり。

逆に性欲が無くなる人もいるようで、私は性欲ゼロでした。

夫の側も、妊娠中でもセックスしたい人、妊娠中だから怖くてセックスできない人。様々だと思います。個人差が大きいので、夫婦ごとに考えて対応を考える必要がありそうです。
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3 妊婦のセックス

「妊娠中はイッちゃダメ」本にそう書いてあった。なら、セックスはできない?
「セックスできないならTENGAを買いたい」と夫が発言し、田房さんと揉める話。

夫婦で揉めつつも、田房さんが自分の気持ちを伝えているのは良いと思いました。
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妊娠・出産・育児の情報は人によって違うことが多いですが「妊娠中のセックス」の話もその一つ。
この定説、一昔前のものです。詳細は下の記事が分かりやすいですので参考に。
妊娠中のセックス(竹内正人/All about) ※2011年7月の記事

最近読んだこの本は、妊娠中や産後のセックスについて詳しく解説されていてわかりやすかったです。

簡単に言うと、セックスは前戯~フィニッシュまで、全部「子宮が収縮する」行動。でも、それがきっかけで早産や流産に繋がることはほとんどないようです。
※ただし、切迫早産気味だったりする場合は、医師に相談を。

実際にこういう流れで「妊娠中はセックスはダメだよね」と思い込んで、そのままセックスレスになる夫婦も少なくないと思います。

セックスについては夫も妻も、したいならしたい、無理なら無理と相手に伝えた上で、じゃあどう折り合いをつけるか?を話し合う必要はあると思う。別に挿入するだけがセックスではないんだし。

こちらは個人の経験が書かれたブログ記事です。
「妊娠中だからセックスしない方がいいんだよね」という誤解
先日ある一言でセックスレスが解消した話 ※妊娠関係ないけど。

4 母親学級カースト

母親学級に参加した時に感じた違和感について。
私も同じような違和感を感じました。たまたま、働いてる人が少数だったからかしら。

そして、女の人が集まったらそうなるのか、久々に中学~高校時代の「女子」の雰囲気に触れました。
なんだろうなあ、懐かしい空気感。
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5 胎児のアソコの呼び方

これは1ページだけ。エコーで確認し、赤ちゃんの性別が分かった時の先生の様子。
私の娘の時は「女の子ですね!玉が見えないし!」…みたいな感じでした。

6 実母には教えない

絶縁中の母親に「赤ちゃんが産まれる」と伝えるかで葛藤する話。
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母親に対する田房さんの気持ちが複雑で。
想像するだけで苦しくなるような母親なのに、「でもできればみんなでお祝いしたい…」とも思う…。

私の姉は両親を「毒親」として扱っており、5年間親と会っていませんでした(私の娘が産まれたタイミングで久しぶりに会いました)。
姉の胸の内には似た葛藤があるのかも知れない。そんな風に思いました。
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7 乳首革命

これも1ページ。「恥ずかしさの境界線」を超えた話。
シンプルだけど、私にも覚えがある…。

産婦人科で診察台に座って足を開くこと、助産師さんを前におっぱいを出すこと。最初は「ええっ!」…と思ってたのに、ふっと気にならなくなる。

妊娠後期に入って通院頻度が増すと、照れがなくて気楽な反面、「このまま羞恥心を忘れたおばさんと化してしまうのではないか…」と心配になりました。

8 安産教室にて

私も「母親が多く集まる場所」では雑念が増えてしまって困ります。
久しぶりの「学校っぽい」雰囲気に、みんな戸惑うのかも知れません。
さらっと答える助産師さんかっこいい。

このコマがすごく好きです。座布団一枚。
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9 「出産は、痛いよ」の呪縛

産後の13話へと続く話。
私は他人の体験が恐怖には繋がらないので気になりませんでしたが、不安が増す人も多いでしょうね。

妊娠中のエピソードはそれぞれ単体で楽しめる一方で、クライマックスに向けて「最初からエピソードを積み重ねている」ことに気付かされます。
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10 実録! 出産祭り

痛み自体は覚えていませんが、「痛すぎて辛いから夫に立ち会ってもらって、会話出来てよかった…」思った記憶はあります。
痛みをイメージトレーニングで逸らす…そんなこと出来るのか。次回試してみよう…。
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「赤ちゃんはワープしてきたのかも。」

私も夫と2人で、第一子を産んだ後、こういう話をしました。
10か月間お腹にいた人と、産まれて目の前にいる赤ちゃんが同じ、という感覚も薄くて。突然現れた、空間から降ってきた、という印象でした。
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11 絶望

産後24時間で「大変なものを産んでしまった…」と思う回。前回までの明るさとのギャップがすさまじい。

産後に自分も「自分が死んで母という別の人間に作り替わってしまった」と思いました。赤ちゃん中心過ぎて、自分がいなくなってしまったような気がして悲しくって。
一種の産後うつだったのかなあ。
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12 産後の変化

産後、作者に起きた「変化」が描かれています。物語の転換点でもある。

WEB連載で読んだ時は11話からの流れもあり、エイコの表情にドキッとしました。
「作者の病的な台詞と鏡を使った表現が効果的。産後の入院中は慣れない育児でボロボロだよね」…という感想を持ちました。

そう。表現に気をとられて、その後で描かれたもう一つの変化を「1つ目と同じようなこと」として、読み飛ばしていました。

単行本の最終ページまで読んだ後で読み直すと、物語の構成のうまさを感じる回です。

第二章 育児って、めんどくさくて楽しい!

13 お母さん枠

この回は、母になった後で田房さんが感じた色々な疑問と分析が詰め込まれていて、大好きです。

周りからの「大変でしょ?」という声掛けや「出産は痛いよ」という言葉の便利さ。
妊婦の「みんなと同じでないと不安」という気持ちと、同調圧力。
「お母さん枠」にはめられて個性を削ぎ落される感じと、その反作用としての孤独感。

それを言葉にして、他人に伝わる形にして読ませる力量はすごい。
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14 謝罪しまくりママ

先に謝るお母さんっていますよね。
この漫画を読んでハッとする人もいるのではないでしょうか。子供の頃、「先に謝る母」を見てきた田房さんの言葉は重い。
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自分1人だけではなく子供が絡む分、周囲から浮かないようにいい顔もしないといけないような気もして。
育児に付随する人間関係や同調圧力、常識の押しつけ。色々なことに対応するのが面倒くさい…。

13話からの「産後に見えてきたお母さん像」を語った上で「めんどくせ~」で締められるのがいい。
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15 まんこの洗い方問題

娘ちゃんの性器をちゃんと洗わないと恐ろしいことになるよ…!という話。
確かに恐ろしかった…!
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女の子の性器の洗い方については、人によって感じ方が違うかも知れませんね。
自分のことを思い出すと、入院中に産院で「皮膚と皮膚の間はしっかり洗ってね」と教えてもらってまして(首とか脇と同じ感覚で普通に習った。胎脂も残っていませんでした)。戸惑うこともなく自分の指をつかって洗ってました。タブー感もないので夫にもお願いしてました。

逆に、育児書や母親学級などで「男児の性器の洗い方」や「皮の剥き方」についてのみ、詳細に語られるのが不思議でした。
なんで男児だけ詳しいんだろう?そんなの自分の夫に聞けばいいんじゃ…?と思って。

この話を読んで「男児の洗い方が詳しいのは子育てに協力的でない男性が多かったせいで、先輩お母さんたちが困った経験の表れなのかも知れない」と思いました。
産院や助産師によって対応が違うのは仕方ないけれど、女児に全然説明がないのもどうかと思います。男児と同じ程度に詳しくてもいいと思う。
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16 とにかく夫がイヤになる

小さな諍いがきっかけでパートナー(夫)と会話ができなくなり。
このままセックスレスに向かうのか?浮気するか?と葛藤する話。

産後クライシス期の会話がかみ合わない感じが伝わってきます。

「エイコさんがパートナー(夫)にお願いするフォロー」は、私にもよくわからないのです。
具体的に何をすればいいのか。それはそんなに重要なのか。
でもあの時期、自分には重要に思えることが、パートナー(夫)には伝わらないことが多いという感覚はわかる。

最後まで読んだ後に、抵抗感があったのは「義母と風呂に入ること」ではなく「他人と風呂に入ること」だったのかな?とも思いました。
これも伏線だったのかなあ。だとしたらすごい。一貫してる。
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17 何もしないジイさん

ここからは描き下ろしページです。
ベビーカーを扱いながらビクビクしているママさんたちと、優先エレベーターにいる、ママにしか見えない妖精(ロボットジィさん)の話。
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子供を育てて1年10ヵ月になりますが、見たことありません。フレンドリーなおじさんしか知らない。
でも、『ママだって、人間』の感想を読むと「そういうジィさんいるよね!」という声が多いのです。
「生息地域が限られるのかな?東京・神奈川あたりの方が多いのかも…(私は車の方が便利な場所に住んでいます)」と思っていました。

田房さんのツイートを見ると、私1人(母親)だけでエレベーターを利用したことがないから、かも知れない。
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18 母乳が出ない

5か月くらいの時期にNちゃんがおっぱいを嫌がり、母乳が出なくなった田房さん。
完全ミルクになったことへの罪悪感が半端なく、悩みながら鬱々と過ごしていたのに、1歳になったら「もう卒乳しているなんて!えらいね」と言われる。

短期間で価値観がころころ変わることへの疑問、そもそも「母乳が素晴らしい」って考え方は変では…?という話。

うん。変です。

私は今35歳ですが、30~40歳くらいの人はミルクで育っている人も多いです。
自分の母親の世代は、母乳よりミルクを推奨されていたと聞きますし、私の夫もほぼミルクだったらしいです。

でも、確かに落ち込むんですよね…。
私も、産んで1カ月くらいはおっぱいが出なくて悩みました。その気持ちは覚えているけれど、今となっては「世間の常識」に振り回されていた感じもあります。

描き下ろしページのNちゃん、かわいいです。
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19 素直になれない

「夫とセックスするのが嫌だ」という気持ちの裏にある、自分の本心。
泣きました。
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20 ママと夫と子どもの関係

最終話。
昔のアルバイト仲間(既婚・子持ち)と話すことで色々なことに気付くエイコ。

読んでいく中で本のタイトル『ママだって、人間』に込められた作者の想いに気付く。深い。
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気になるところ

自分は13話で描かれた「お母さん枠」という表現が好きで、世間の「母性」「母親」という圧力をぶっ壊せ!…という田房さんの主張も好きです。
対象とする読者は20~40代の母親・父親でしょうし読者サービスと捉えると仕方ないとも思いますが、母親でないグループを「型にはめて表現する」ことには違和感を覚えます。

良いことを描いているし、この漫画を読んで「はっ」となる人も少なくないと思える分、母親以外のグループに対して壁を作るのは勿体なく感じました。

私自身が最近「相手を型にはめて(わかったように)語る人」への違和感が強いので、余計に気になるのかもしれません。

まとめ

違和感を感じるところ、気になるところもありましたが、良くできた作品だと思います。

特に19話から20話の流れは秀逸でした。
物語の中に散りばめられた複数の「伏線」が見事に収束していく。
散らばっていた「エイコの疑問」が全部繋がっていくことの気持ちよさ。

育児エッセイ漫画でもこんな表現ができるのか…!と驚かされました。

最後まで泣きっぱなしで、伏線を拾いつつ読み直してまた泣く…という。
すごい作品に出会いました。

より楽しむために

田房さん、発売記念で鬼のようにイベントをやるみたいです。
子連れOk、昼間のものも開催されるのが嬉しい。

育児漫画を描いている漫画家さんとのトークショーだけ抜き出してみました。
※これ以外にもあるので、田房さんのブログ「むだにびっくり」を確認ください。

藤枝奈己絵×田房永子トークショー

3月25日に『赤子よ日記』発売予定の藤枝奈己絵さんと、3月14日に『ママだって、人間』発売予定の田房永子さんによるトークショーです。g" border="0" >

【日時】2014年4月19日(土)19:00~
【会場】よるのひるね(東京都杉並区阿佐谷)
【入場】予約1500円+1d500円/当日1800円+1d500円
【URL】
(出版社)青林工芸社
(イベント会場)よるのひるね

※『赤子よ日記』も最高にロックなので是非…!

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安彦麻理絵×田房永子 トークショー

「母親学級では教えてくれないホントの産後☆」
子連れOK、妊婦用の椅子席あり。お土産もあるらしいです。
【日時】2014年5月16日(金)13:00~
【会場】バンディッド(東京都杉並区高円寺)
【入場】※未定
【URL】
(会場)高円寺バンディッド

=====

描写は少ないけれど、田房さんのパートナー(夫)はかっこよかった。
TENGA発言にはびっくりしたけど、特徴が薄く描かれている分、男性が読んだら夫の気持ちが分かるのではないかしら。

また、母性について考えることが出来てすっきりした分、パートナー(自分の夫、父親)に対して「世間に溢れる偏った父性のイメージ」を求めていたような気もします。これを機に改めて父性についても考えたいと思いました。

読後感がとてもよく、読んだ後、夫といちゃいちゃしたくなりました(笑)。

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