育児日記

【出産記録】予定日超過のゆううつ~1人目が産まれたのは41週6日目でした~

投稿日:2014年7月11日 更新日:

管理人は現在2人目妊娠中、今週で39週です。
ちょっと前の定期健診で「全然下がってきてませんね~」…と言われました。

胎動も激しいし子宮口も堅いらしいし、予定日は過ぎそうですね。

…などと、今回は2人目なので落ち着いたものですが、1人目の時はイライライライラ。
毎晩、仕事から帰ってきた旦那さんに愚痴っては泣いたりしていました。初めてのことだから不安だし、待つ時間が長く感じられて。
今思うとそこまで思いつめなくても…と思うのですが、辛かった。

1人目は妊娠41週6日で産まれました。
2人目を産むと色々忘れてしまいそうなので、予定日超過での出産について記録しておこうかと思います。

予定日超過の豆知識

2人目妊娠中に調べてみたら、出産する半分の人は予定日超過していることがわかりました。

基礎知識としてはこの辺を参照。
予定日を過ぎたらどうなるの?(gooベビー)

予定日超過で産まれる確率

ネットで拾えて、データとして有用と思える情報はこの記事くらいです。
データは2001年~2005年に集めたもの(1543件)で、記事公開は2006年。

出産予定日に生まれる確率はどれくらい?(All About)

記事によると、湘南鎌倉総合病院で出産した妊婦さんが、妊娠何週で産んだか?を調べたところ、以下のような比率だったとのこと。

37週‥‥3.7%
38週‥‥12.5%
39週‥‥30.8%
40週‥‥34.9%
41週‥‥18.1%

これを元にして、予定日前・後の出産割合を計算すると

予定日前(37~39週)…47.0%
予定日当日(40週0日)…6.3%
予定日後(40週1日~41週6日)…46.7%

予定日丁度に出産したのは6.3%。予定日前に産んだ人・予定日後に産んだ人、どちらも約47%。
つまり、出産した人の半分は予定日を過ぎていたようです。

更に、予定日を過ぎた46.7%の内訳を見ると

40週1日~40週6日…28.6%
41週0日~41週6日…18.1%

41週0日~41週6日で出産する人は18.1%。全体の2割弱です。

自分が想像していたより予定日超過で出産している人の割合が高く、驚くとともに安心しました。
正産期は37週0日~42週0日です。その間に産まれれば問題ありません。

経産婦だと予定日より早く産まれる?

一般に「経産婦(2人目、3人目の子どもは)は出産が早くなる」と言われますが、これは「陣痛が起きてから出産までにかかる時間が短い」という話で「予定日より早く産まれる可能性が高い」訳ではありません。

一例として。私は3人姉兄妹の末っ子なのですが、私の母は

1人目(長女)…予定日の1日遅れ・3800g
2人目(長男)…予定日の3週間遅れ(43週1日)・4200g
3人目(次女)…予定日の10日遅れ(41週5日)・4000g

…といった感じで、1人目が最も予定日に近く、2人目、3人目は予定日を過ぎています。
特に2人目は「お医者さんが出産日の計算を間違えたのでは?」と思ったそうです。
祖母や母の姉(おばさん)、従姉妹たちは予定日より早く産んでいるので、親から遺伝する訳でも無いようです。

母は、3人目の子どもである私の時が一番大変だったと話します。

私の出産予定日は3月23日でした。予定日を超過し4月になると学年が変わります。
近所に住む親戚が余計な心配をし、「3月いっぱいに産んだ方が」「帝王切開にしては」「4月の方がいい」…などと、それぞれが好き勝手なことを言ってきたそうです。

結局、自然に陣痛が起きるまで待ち、私は4月に産まれました。

今も昔も、周囲は余計なお世話をするものなのですね…。
医師が何も言わないのであれば、聞き流しましょう。




これをすれば産まれるよ!陣痛が起きるジンクス

結論でいえば、全て自分には効果ありませんでした。
産後に読んだ宋美玄さんの『産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK』にも、こういったジンクスに医学的な根拠はないと書かれていましたし、バルーンを入れるとか誘発剤を打つといった医療行為以外は期待しない方が良いかと思います。

正直、何もしないで待つのもつらいので、色々やった方が気が紛れるとは思います。でも、その程度。気休めにしかなりませんでした。
共通するのは「お腹が張ることをする(子宮収縮を促す)」点のようです。

おっぱいマッサージ

7ヶ月目くらいからマッサージを開始。
37週を過ぎてから、朝夕に10分くらいやりましたが、効果はなし。

※出産の時に助産師さんが「乳首を刺激するとお産が進むので」と言って乳首をつまんだりされましたが、私の場合はお産も進みませんでした。
乳首を刺激することで子宮が収縮するので、人によっては効果があるのかも知れません。

スクワット

産休にはいってから、毎日朝夕30回、やってましたが、効果はなし。
しっかりやっていたお蔭で産んだ後の筋肉痛がマシだったかもしれません。

ウォーキング

34週で産休に入ってから産まれる前日まで、ほとんど毎日5~10km歩いていました。
「階段の上り下りがいい」と聞いて意識して歩道橋を使ってみたりもしましたが、特に効果なし。

体重維持、産後の体力保持には効果あったと思います。

雑巾がけ

毎日掃除の時に、大股を広げつつしてみたけど効果なし。

入浴

マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』のフクチマミさんが自身の経験として、お風呂に入ったことでお産が進んだ様子を描いていました。
母親学級でも「長湯をするとお腹が貼りやすいので、早産気味の人は短めにするかシャワー浴の方がいい」との説明を受けましたし、ゆっくりお風呂に浸かることで子宮の収縮が促されるようです。

しかし、私には効果なし。

焼肉を食べる、オロナミンCを飲む

うわばみ妊婦』のカワハラユキコさんは、焼肉を食べオロナミンCを飲んだ翌日に出産していました。

近所に美味しい焼肉屋があるので、ジンクスにかこつけて食べに行きましたが効果なし。
オロナミンCは苦手なので飲んでません。

お腹の赤ちゃんに語りかける

うん。語りかけてたけど、全然聞いてくれなかったな…(笑)。

月齢(満月/新月の時は生まれやすい)

月齢はこのサイトで確認できます。
月齢カレンダー

『コウノドリ』5巻にも描かれているエピソード。助産師さんの経験談として「満月や台風の日は多い」と聞いたことあります。
娘の予定日は新月でしたが、本番陣痛は起きず(前駆陣痛はありました)。

ちなみに、娘が産まれた日の月齢は12.8で、同じ日に産まれた子はいませんでした。
翌日も出産はなかったのですが、翌々日(満月の日)には、出産した方が3人いました。満月の日に生まれやすいって本当かも…と思いました。

満月・新月の日とそれ以外の日の出生数に差異はないらしいですが、twitterで見た誕生日一覧と比較してもおもしろいかも。
病院側の意向として、盆暮れ正月、ゴールデンウィークなど連休を避ける傾向はあるようです。

セックス(お迎え棒)

簡単に言うとセックスして膣内射精する、て話です。膣内~子宮に精子が入ると子宮収縮が起きます。
気にならない人はやってみてもいいと思います。

自分は陣痛促進の為にセックスをするのはどうか?と思う(抵抗感がある)のでしてません。

子宮口に刺激を与える

これは医療行為です。
計画出産の場合はバルーンを入れて子宮口を刺激することが多いようですが、医師が自分の手で子宮口を刺激することもあるそうです。

妊娠・出産漫画を読んでいると「医師の手で子宮口を刺激された夜に陣痛が起きた」という描写が一番多いです。
(ただ、ものすごく痛いようです…。)

誘発剤を使うかの判断は病院の方針や赤ちゃんの状態による

私が1人目を産んだのは、自宅から歩いて15分くらいの場所にあった個人病院です。アクティブバース・母乳育児推進をしており「出産時は出来るだけ医療介入をしない」という方針でした。

出産予定日は4月第三週で、翌週にはゴールデンウィークが始まります。祝日は休診日だし、誘発を提案されるかな?…と思っていたら、「42週までは促進剤等を使わず待つよ!」と言ってくれました。
今思い出しても、非常にありがたかったです。助産師さん、先生、本当にありがとうございました。

感謝の一方で、41週を過ぎた頃から待つのが辛すぎて「誘発剤でも帝王切開でもいいからもう産んでしまいたい」とも思いました…。
予定日くらいに前駆陣痛が来て、おしるしがあって。本番陣痛が来るか?とウキウキしていたけれど、痛みが止まって。

その後も何回か前駆陣痛が起きて、止まってを繰り返す。出産を促す各種ジンクスを試すも、何も起こらない。

出産は思い通りにはならないから、陣痛が起きるのを待つしかない。

頭では分かっているけれど、焦る気持ち、イライラする気持ちは想像以上でした。
子どもが産まれないイライラで毎晩泣くとか、全く思ってませんでした。

人生の中で一番、1日1日、1時間1分1秒が長く感じたと思います。

病院によっては、予定日を過ぎたら誘発、連休が近いと計画分娩を勧められることもあるかと思います。
初めてのお産の時は「病院の都合で勝手に…」と怒りを覚える方もいるかもしれません。

ただ、41週6日まで自然に陣痛が起きるのを待って産んだ自分としては「予定日を過ぎた後の精神的ストレスは相当なものだよ」と言えます。
私の記憶では、陣痛の痛みや産みの苦しみより、「本番の陣痛が始まるのを待つ苦しみ、胸の痛み」の方が鮮明です。

バースプランを立てたりしていると勘違いしてしまいがちですが、お産は、自分の想い通りにはなりません。
そして出産はスタート地点でしかなく、産後は育児が待っています。

産後の余力を残す為にも、計画出産は悪くないと思います。
※産後の大変さは『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』で予習すると良いです。

予定日を過ぎてからの病院の対応

40週超過後の対応は、病院や医師の判断によって異なります。
私が通っていた個人病院の場合はこんなでした。

40週を過ぎたら

・骨盤のレントゲン写真を撮影

骨盤のレントゲンでは赤ちゃんが骨盤を通れるか?を確認します。
私の場合、骨盤の大きさは問題ありませんでしたが、回旋異常が判明しました。
赤ちゃんが私のお腹の方を向いていました(仰向けというか…。普通は母体の背中を向いています)。

赤ちゃんの体勢が悪いから陣痛が起こらないのかも知れない。
42週までに治れば経膣分娩だけど、治らなかったら帝王切開もあり得る、と言われました。

41週を過ぎたら

・毎日病院に通い、NST(ノンストレステスト。お腹の張りや陣痛の状態が分かる)と子宮口のチェック

ちなみに、2人目を出産予定の総合病院では「40週を過ぎても週1回の受診で、42週0日にどうするか判断しますが、大抵それまでに産まれます」とのことでした。

かかった費用

40週を過ぎると助成券がなくなるため、検診は自己負担となります。1回5000円、レントゲンは3000円だったと記憶しています。
41週目以降は毎日通っていましたが、1日1000円くらいでした。
この辺は病院にもよると思います。




イライラしたこと、つらかったこと

37週に入ってから、上のような陣痛が起きるジンクスを試しました。
信じてなかったけど、何かやらないと落ち着かなくて。

しかし前駆陣痛は起こるも、産まれる気配はなく、不安が増しました。
特に、赤ちゃんが無事に産まれるかわからないのが不安でした。

予定日を過ぎたら羊水の状態が悪くなると言われます。
ここまで来てお腹の中で死んだりしないよね…??などと、ひたすら不安になり、胎動を確認。
うん、胎動があるから大丈夫。でも胎動が起きているうちは産まれないんだよな…というジレンマ。

41週目からは毎日、病院でNSTを受けて赤ちゃんの状態を確認してましたが、それでも不安でした。
毎晩、旦那さんに「いつ産まれるか分からないのが辛い~早く生まれてほしい~」と泣きついてました。

そんな不安な気持ちに拍車をかけるように、イライラすることが起こります。
イライラの原因は大きく3つありました。

親からのメールや電話

両家の親からの「なにか兆候は?」という確認電話が本当にイライラしました。
38週、39週、40週…と近づくにつれて、連絡の頻度が増してきて、3日に1回が毎日に。毎日が朝晩に…。
予定日までは気楽に構えていた私も、予定日を過ぎてからはだんだんナーバスになっていき、気が重くなり、答えるのが辛くなり…。

うちの場合、実の両親にとっては初孫。母は色々言われる辛さが分かっているので沈黙していましたが、父は浮かれてたから止めようもない……。
義母は、自分の娘(義姉)が1人目の子どもを出産2時間後に亡くしていることもあり、余計に心配らしく、何度も連絡が入りました。

「マイペースなのんびりやさんなんだろうね~。まあ、病院では異常なしと言われてるから問題ないよ!」…と明るく答えていましたが、内心は「いつ産まれるかなんて、私が知りたいわ!!」…と思っておりました。
心配してくれている親に苛立つ自分に落ち込んだりもしました。

友達には「4月頃産まれる」と言って、具体的な予定日は伝えませんでしたが、これは正解でしたね…。
友達からも「産まれた?」と確認の連絡が来ていたら、耐え切れなかった気がする。

体重管理

私は体重が多くて太れない妊婦でした。その為、妊娠してからずーーーーーっと、体重が増えないよう、食事制限をしていました。
※「妊娠時の体重管理におススメのレシピ、体重計、アプリ」という記事参照
※私は肥満体だったので体重管理するよう指導されましたが、普通の方はここまでストイックに制限する必要はないです。

9か月くらいから体重が増えやすくなると言われますが、本当にそうでした。
むくみもあるのですが、普通に食べていても増える。コントロールし切れない。

産まれてしまえば体重管理しなくて済むのに…もうこれ以上、我慢したくないよ~…などと思って過ごしました。

娘は予定日超過にも関わらず、2800gで産まれました。
医師は「回旋異常が自然に戻ったのは、小さかったからだと思う。小さかったのは、体重管理が出来ていたから」…との見解を示していました。
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いつ産まれるか全く見通しが立たない

当たり前ですが。

産まれる前に胎動が減るとか、下がって来るとか言われますが、1人目は全くそんな感じはありませんでした。
40週過ぎても胎動は活発。下がる感じも特になし。
※お腹の中の赤ちゃんが仰向けの体制(回旋異常)だったからかもしれません。

回旋異常の話を聞いたり、羊水が濁るとの情報を得て不安になったこともあり、「ううう促進剤を使っていいから、とっとと産んでしまいたい…!」と何度も思いました。

気を紛らわせるために何かしようか?とも思いました。
でも、何処かに行っている途中で陣痛が起きたら困るから、病院の近くじゃないと…と思い直す。

結局、何処にも行けないので、妊娠・出産体験を描いた漫画を買って家で読んでました。
この時読んだのは本屋に並んでいた『ダーリンは外国人with Baby』や『びっくり妊娠 なんとか出産』でしたが、他にも無いかとネットで調べましたが、なかなか良い情報と出会えませんでした。

いつ起きるか分からないことを、ただひたすら待つのって辛いな…と感じました。

※この時の経験から、産後に妊娠・出産・育児漫画を紹介するブログを運営するにことにしました。
妊娠・出産漫画については「管理人のおススメ」や「妊娠・出産漫画の一覧」でまとめています。

産婦人科医の方々のコメント

Twitterで気になったものを。
いつ産まれるかなんて、産婦人科医でもわからないし、思い通りにはならない、てことです。

※以下のツイートをした産婦人科医のドキ子さんは現在、公開アカと鍵アカを分けて運用されています。




私の出産記録

出産までに現れた変化

予定日の前日(4月20日、39週6日)におしるし。
予定日の朝(4月21日、40週0日)に初めての前駆陣痛。
「これは来るのでは…?」と思い、旦那さんは会社を休みましたが産まれませんでした。。

その後、何度も前駆陣痛が起きました。お腹がきゅきゅっと痛むというか、お腹の張りが強くなった感じ。

前駆陣痛はくせものですね。私の場合、夜中に始まることが多く、眠れない程度には痛かったです。
本番陣痛になるか?…という期待だけは高まり、毎回時間を測ったりしていましたが、10~15分間隔でトータル3時間くらいで収まりました。

41週を超えてからは毎日病院で診察。
NSTには予兆は見られず(陣痛が起きていたら分かります)、赤ちゃんは元気で異常なし。
医師の内診も受けましたが、「子宮口は全く開いてないし、固い。赤ちゃんも下がっていない」と言われました。

出産当日のはなし

出産当日(41週6日目)は、午前中に診察。
医師から「まだ子宮口が固いし産まれる雰囲気じゃないね。回旋異常もあるから連休明けに帝王切開になるかもしれない」と言われました。

祝日で休みの旦那さんと2人で病院に行っていました。
診察の帰りにおひるごはんを食べて、スーパーに寄って買い物をすることにしました。

お腹いっぱい食べてスーパーに向かって歩いていたら、突然、腰をハンマーで砕かれるかのような鈍痛が…!

病院の診察が終わったのが11時半。スーパー近くで痛み始めたのが13時でした。
診察から1時間半しか経ってないから「これは陣痛じゃないよな…?お腹ではなく腰だし、先生は子宮口固いって言ってたし…」と思いましたが、尋常な痛みではありません。

今までの前駆陣痛とは全然違う!
痛すぎて自然と涙が出て、まともに立っていられない。

旦那さんに支えてもらいつつ、泣きながらヨボヨボと歩いて帰りました。

家に帰ってからも、定期的に腰が痛い。ギリギリギリギリ締め上げられるように痛い。
痛くて痛くて、涙が止まらない…うまく息が出来ない…。

ふらふらしながら陣痛間隔を測り始めましたが、10分間隔にならない。等間隔でもない。でも痛い。
初めてのお産なので、病院から「10分間隔になったら電話してくださいね」「早すぎると一回帰ることになりますよ」と言われていました。

痛む度に旦那さんに腰をドンドンと叩いてもらい、泣き叫んでいました。

そんなこんなで2時間経って16時を過ぎ、痛みに堪えきれず、泣きながら病院に電話しました。
「腰なので陣痛じゃないと思うのですが、痛すぎて涙が出るので病院に行かせてください…」

助産師さんはタクシーですぐ来て!…と言ってくれました。
病院で見てもらったら、子宮口は9㎝まで開いてました。(腰の痛みは本番の陣痛でした…。)

本当、出産って予測がつきませんね。
よく我慢したね~!痛みに強いのね!と言われましたが、なかなか10分間隔にならなかっただけです…。

1人目出産の時の時間経過

13:00頃 痛み始める
13:30頃 泣きながら家に辿り着く
13:50頃 痛みがますます強くなるので発生間隔をメモ(=分娩開始時間)
16:00頃 痛みに耐えきれず、産院に電話。タクシーで移動。
16:30頃 産院にて診察。子宮口9㎝で入院決定。
19:30頃 子宮口全開だけど全然お産が進まないので助産師さんが破水させる。
21:00頃 アクティブバースだと効率が悪いので分娩台に移動。
21:30頃 陣痛が弱いので促進剤点滴。
22:34  出産

解説

病院に入ってすぐ子宮口は全開の10㎝になりました。
NSTをつけて、↓のような椅子に座って、旦那さんと2人で色々話してました(立会出産だったので)。
助産師さんはたまに来て、NSTをチェックして様子を見てました。
jintsu

3時間経っても本格的な陣痛が起きず、破水もしない。
助産師さんによると、陣痛の波が弱まっていて頻度も低くなっているとのこと。
子宮口全開でも陣痛が弱まることってあるんですね…。

方針を変更し、助産師さんの手で破水させ、乳首を刺激。本格的に出産を開始しました。
(羊水の状態は良く、赤ちゃんに異常はないとのことでした。)

助産師さんの指導に基づき体勢を作り、いきみを開始。
「一番痛い時にいきむのよ!」と言われるけれど、痛みが弱すぎて「一番痛い」タイミングが分からない…。
痛いんですけど、同じような痛み、平坦な感じなのです。山なんてあるの??…と思ってしまう。

助産師さんはNSTの波を見ているので把握できるらしいけど、私は見る余裕もない。
1時間以上も試みるもタイミングが合わないから、赤ちゃんが進まない。
※陣痛のピークといきみのタイミングが合うと陣痛の痛みが消え、赤ちゃんが進むのが分かるんです。あれは不思議でした。

分娩台の方が力を入れやすいということで、分娩台に移動。何度か試したけれど、やはり痛みのピークが分からない。
私と赤ちゃんの体力を考慮し、促進剤を打ちました。
促進剤を打ったら、陣痛が強くなって「なるほど!こりゃ確かに痛みに波がある!!」…と思いました。

出産する前は、分娩台・促進剤・会陰切開。すべてに抵抗感がありました。
でも、実際に出産を経験すると、どれも使って良かったと感じます。
母子手帳に記載された分娩所要時間は8時間41分ですが、分娩台に移動して促進剤を打ってからは1時間くらいで産めました。

アクティブバースで体勢を作るより、分娩台の方が力を入れやすかった。
(非常に効率的・機能的な形だったんだと見直しました)

促進剤を使ったら痛みの波が分かるようになって、いきみやすかった。
(3時間くらい自然な痛みだけで頑張りましたが、波が全然わからなかった)

会陰切開して、2回力をいれたらするっと出ました。
切開した後、5分もかかってないと思う。あっさり産まれて来てびっくりしました。
立ち会っていた旦那さんも「えっ!こんなに簡単に出るの??」…とびっくりしたらしいです…。

出産はゴールではなくスタートなので、無事産むことを目標に、使えるものはうまく利用すればいいと思いました。

家から一番近いという理由で選んだけれど、この産院は大変評判が良く人気の病院で、医師も助産師もとても優秀で良い方たちでした。
病院が良かったから、お産も良い経験になったように思います。
そう考えると、病院選びって重要ですね。




まとめ

1人目を産んで、早2年。
現在は、「出産や育児は自分の努力では思い通りにならないこと」を学ぶ機会なのかもしれないなあ、と思います。

個人主義的で努力次第でどうにかなる世界を生きてきた自分としては、思い通りにならなくて苦しい、諦めるのが辛い、と感じる部分も多々ありました。

「自分の思い通りにならない」。そんなことは、本当に当たり前で、自然なことで。
むしろ、「努力次第でなんとかなる」なんて、思い上がっていた自分が恥ずかしい気持ちさえ覚えます。

子どもを産んで、子どもと一緒に過ごす日々は本当に楽しい。
つらいこともあるけれど、毎日勉強させてもらっています。

もうすぐ、2人目を出産し、子どもが2人になった生活が始まります。
残り少ない長女と2人きりで過ごす日々を楽しもうと思います。
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※追記
2人目出産しました。41週1日でした。

【出産記録】予定日過ぎたのにおしるしも前駆陣痛もなし!~2人目が産まれたのは41週1日目でした~

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