お盆終わりました。たくさん休ませてもらってスッキリ~
溜まっている新連載のお知らせがここ数日続きます。
今日は講談社の漫画誌「モーニング」とファッション誌「FRaU」がコラボして作ったWEB雑誌「Baby!」での育児漫画連載について。
BABY!
2017年5月1日に創刊。毎月1日に更新。
「育てる」をテーマにした創作漫画や、育児漫画が掲載されています。
WEBマガジンの他に、電子書籍でも配信するという珍しいスタイルです。リンクはKindleですが、楽天KOBO他、有名な電子書籍媒体は全て網羅していると思います。
今回、慌てて?紹介しているのは、全話無料で読めるのが8月31日までだからでして。
その後はどうなるのか分かりませんが、『赤ちゃん本部長』が既に単独で電子書籍化しているのを見ると、3~4話単位で電子書籍化して行くのかも知れません。
そのオムツ、俺が換えます(宮川サトシ)
男性作家による実録系育児漫画です。
周囲の女性からは頗る評判が悪いけど(苦笑)、強く共感を覚えた男性が褒めているのを(Twitterで)見かけるという、不思議な作品。
個人的に1番期待していた作品でして、4話で盛り返した感があります。
1話目を読んだときは「…そっち路線じゃないでしょうが…」と思いました。『母を亡くした時~』のファンだからハナエちゃんの漫画は読みたかったんだけど、『情熱大陸~』的なノリだと、正直、人気は得られないだろうなと。
実録系の子育て漫画は宮川サトシさんの『そのオムツ、俺が換えます』のみ。ハナエちゃんの物語だったのでうれしい。
(作者の芸風だから否定できないけど)こじらせ系育児漫画なので読者の指示が集まる気がしない…。ちょっと不安…。https://t.co/RHDtLymhNW— 末尾 (@matu_bi_) 2017年4月30日
作者のプロフィール
作者の宮川サトシさんはギャグ漫画家でコミックエッセイも描いています。
代表作は『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』『情熱大陸への執拗な情熱』など。
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』は今作の前日譚に当たります。
宮川さんは大学生の頃、血液疾患で入院、手術を受けています。その後遺症で子どもができにくい体になっていて。母の強い勧めで精液を冷凍保存していたことが描かれています。
母の死から2年経って、宮川さんが子どもを作ると決意する場面で、物語は終わります。
なので『遺骨』を読んでいた読者にとっては、待望の続編なのではないかと思います。
ままならぬDIY(山名沢湖)
8月から始まった、実録系育児漫画です。
小学1年生の息子・つくるくんと、漫画家のお母さん・サワコ。1話目は家庭菜園がテーマです。
実はDIY(工作)がテーマの育児漫画ってほとんどないので、目の付け所は良いのではないかと思います。
1話だけだとなんとも言えない…。
晴れの日にながぐつ -こやま家のまいにち-(こやまこいこ)
※2017年11月ベビモフにリニューアルのタイミングで連載終了
TwitterやInstagramで育児漫画を投稿されている、こやまこいこさんの漫画の再録連載です。
(2016年当時)小学5年生の長女、幼稚園年長の次女の2人姉妹。夫は『宇宙兄弟』を描いている漫画家の小山宙哉さん。
子育てデレデレ日記(はるな檸檬)
お母さんと息子・コウちゃんの物語。
はるなさんの自画像がいつもと違うので、私の中では一応、創作扱いとしておりますが。息子さん漫画なのでほぼ実録なのではなかろうか…。
まとめ
一番人気は『赤ちゃん本部長』(竹内佐千子)で、雑誌創刊の頃から評判が良いですね。
個人的には「極意を盗め!目指せエッセイマンガ家!!」が面白いと思って読んでます。上で紹介した宮川サトシさん、カラスヤサトシさんが登場しております。
「BABY! byモーニング+FRaU エッセイマンガ賞」の募集もしているので、興味のある方はぜひ。締め切りは8/31です。
それでは~!