今日はお知らせ。題名のとおりですが、サイン会があるようです。
『ヨチヨチ父』は4月22日発売予定の育児漫画。『りんごかもしれまい』などの絵本作家・ヨシタケシンスケさんによる育児漫画です。2013年から育児雑誌「赤ちゃんとママ」にて連載。
登場するのは2人の息子さん。
●ヨシタケシンスケさんインタビュー
●サイトで試読できます。
【開催概要】
日時:2017年4月22日(土) 15時~
定員:100名(整理券配布、先着順、電話受付可)
お問い合わせ:旭屋書店船橋店 047‐424‐7331(10時~19時)
【参加条件】
「ヨチヨチ父~とまどう日々~」を旭屋書店船橋店でご予約・ご購入のお客様、先着100名様。
予約の受付は4月19日(水)10時から。
情報元のツイートはこちらです。
ヨシタケシンスケさんの新刊『ヨチヨチ父』のサイン会が開催されます。お近くの方はぜひ起こしください!#ヨチヨチ父 #ヨシタケシンスケ #赤ちゃんとママ社 https://t.co/XqkrcungRT
— 赤ママ編集部 (@akamama_hensyu) 2017年3月24日
この本は買う予定です。
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このブログを始めた2013年当時と比べると、育児漫画を目にする機会が増えましたね。特に男性作家によるものは増えてる気がします。
2013-2015年くらいまで、Twitterで「育児漫画」「子育てマンガ」というキーワードで検索してツイートを読む、みたいな情報収集を毎日していたのですが、その時に男性が「自分が初めて読んだ育児漫画」として挙げていたのは
・私たちは繁殖している(内田春菊)
定番中の定番。雑誌「みこすり半劇場」にて連載…なので、最初は男性読者の方が多かったのでしょう。今でも続いているのがすごいよね…(内容は育児ではないですが。個人的にはユーヤさんがかわいそうになってきて読むのを辞めた)。
・来訪者シリーズ(浪花愛)
雑誌「アニパロコミック」等で連載。連載終了後も同人誌(個人出版)として出されていました。私が初めて目にした育児漫画もこの作品です。
・ゆらさん日記(SABE)
雑誌名忘れましたが、18禁のエロ漫画雑誌に描かれていた育児漫画です。元妻が南Q太さんだと知って驚いた覚えが…(→関連:南Q太『キキさんち』感想)
でした。
世の中の流れもあるでしょうが、ベテラン漫画家の吉田戦車さんが週刊の青年誌(小学館スピリッツ)で連載した影響は大きいのかもしれません。そこで育児漫画というジャンルを知ったり、描こうと思った男性漫画家・編集者も少なくないのではなかろうか。『まんが親』は発売を楽しみにしているとか、読んでおもしろかったとツイートする男性が多い作品でした。
特に男性向けというか、”仕事をしながら育児する父親”が読んで楽しめる作品が増えると良いなと思っております。
余談ですがこの記事を読んで。
●2016年のコミック市場は、単行本は電子の驀進で史上最高の販売金額に到達。しかし、紙の雑誌は昨年比10%減で21年連続減。漫画雑誌はどうなってしまうのか
今は雑誌も売れなくて育児漫画の掲載も減っているのですが、WEB漫画や電子書籍の市場拡大をきっかけに、再度盛り上がると良いですな。
母親目線の育児漫画の作品数は増えている印象ですが、近年『ママはテンパリスト』『うちの3姉妹』みたいなホームラン級の作品(どちらも累計で100万部は軽く超えてて今も読まれてる)は現れてないですね。最近だと伊藤理沙さんの『おかあさんの扉』がヒット作ですが、3巻時点で16万部だったはず…(当時行われたサイン会の説明文に発行部数が載ってた)。
話がずれてきたのでこの辺で。それではまた~