育児日記

父親がおっぱいに感じる気持ちを書いたブログ3つ

投稿日:2014年11月11日 更新日:

先週、本ブログ(育児漫画目録)の方にこんな記事を書きました。


【目録】父親がおっぱいを与える姿を描いた育児漫画まとめ~育児する父親はダミーチチーの夢をみるか? | 育児漫画目録

 

要約すると「父親がおっぱいを与える姿を描いた育児漫画(単行本)が目についたので調べたら5作品ありました。近年増えてるのは男性が育児に参加してるからでは?」という考察です。

※ダミーチチーはカラスヤサトシさんの『エレガンスパパ』で使われた言葉です。

 

そうしたら昨日、pocoさんがこんな記事を書いてました。


夫に母性が芽生える - poco blog

「(娘ちゃん)は可愛いけど(私)ほど親バカじゃない。」とか、「(お友だちの女の子)の方が顔がカワイイ。」等と言うし。そして、その理由を「俺にはオッパイが無いからだ」と言っていました。

世の中には子どもを猫かわいがりにして、仕事<<子育てというような男性もいると思うので、夫の単なる個性なのかな~と思ったりしていました。

 

これもまた、引き寄せの法則なのだろうか…?(・ω・)そういう運は別のことで(以下略)。

 

自分が書いた「父親がおっぱい」記事への反響は思いのほか大きかったし、なんだかシンクロ率が高い気がするので、私が知っている「おっぱいに対する気持ち」を綴った、父親ブロガーによる3つのブログを貼りつけておきます。

新米パパの子育てエブリデイ

寝かしつけのテクニック - 新米パパの子育てエブリデイ

うちの子ちぇぶも大多数の赤ちゃんと一緒で、なかなか寝てくれないとか泣き止まないときがあります。
寝かしつけは男親のほうが得意な場合もあるとどこかで読みましたが、とても信じられないっすね。
自分が寝かしつけに挑戦しても、よく失敗するし、やっぱりおっぱいという武器があるお母さんの方が絶対有利だと思うのですが…。

 

この記事はボキパパさんの娘・ちぇぶちゃんが生後半年くらいの時期のものです。

1歳のお誕生日おめでとうございます。

 

記事を読んだ当時は「ん~?そうかあ…?」と思っていたような記憶が…(すみません)。

特に自分の子どもが1人だった頃は、脊髄反射的に「出来ない理由におっぱいを出すのは、男性の言い訳だ」と思う自分がいました(重ね重ねすみません…)。

※私がボキパパさんを知ったのは『まんが親』のレビュー記事なので、読んだ時点では2人目を産んでます…

1人目の時は自分にも余裕がなかったのだから仕方ないのですが、遠慮しないで、旦那さんを育児に巻きこめば良かったな、とも思います。

あと私は、ダメだしが多かった。ほんと、ダメだしが多かった(反省)。初めての育児で気持ちに余裕がなかったので仕方ないのですが、もうちょっとどうにかならなかったかな…と思います。

 

日なたと木陰

注意!イクメンは腰を痛めるまで子供を抱く - 日なたと木陰

話は授乳中にまで遡りますが、私は父親もおっぱいが出たらいいのに、と本気で思っていました。乳親になりたいと。我が家は基本母乳でしたが妻が体調の悪い時などはミルクを作っていました。

(中略)

これまた余談ですが子供が必死な顔でおっぱい(ミルク)を飲んでいる顔を見ていると必死か!とツッコミを入れつつ何とも言えない幸せな気持ちになりますよね。男性は哺乳瓶でミルクをあげましょう。一人称視点で授乳体験ができます。お得です。

 

この記事を読んで、素直に「男性にもそういう気持ちがあるのか…」と思いました。

これ、こかげさんの語り口が軽いのも良いんですよね。乳親。

父親がおっぱいについて発言する記事を読んでも素直に耳を傾けられるようになりました。

 

ほう太パパの七転び八起き


父親(夫)から見たおっぱい(授乳)の話。 - ほう太パパの七転び八起き

息子がもうすぐ4歳を迎えるいまとなってはその感情も薄れてきましたが、生まれてから1年もたたないころは、やはりこのおっぱいを通じてつながっている母と子には美しさを感じる反面、一種のジェラシーのようなものを覚えていました。自分がいかに育児にたずさわろうとも、たとえ第三者に「ほう太パパさんって、イクメンですね!」と言われようとも、この強烈な絆とでもいうべきものには到底及ばない、自分ひとりが家の中で阻害されている、というと大げさかもしれませんが、それに近い感情を抱いておりました

ほう太パパさんのおっぱい論(?)は更に続きまして、

さらに言えば、まだまだ自分が考えていることを言語化できず、ギャンギャン泣くしかない子どもを相手にしているとき、私などは、どれ、おむつかしら、どれ、外に出てみようかしら、ほら、こんなおもちゃもありますよーと必死にあやすわけですが、それでもどうにも泣き止まず、途方に暮れているときに、妻がひょいと受け取って授乳して落ち着かせると、うぅ、それ反則じゃん!などと打ちひしがれることもあったわけです。(ちなみに我が家は完全母乳で育てていました)

だから、乳の出ない、そもそもいったい何のためについているのかも分からない自分の乳首をうらめしく思ったものです

 

感じ方は人それぞれですが、父親が主体的に育児して、近くで母親と子どもの様子を観察するからこそ、こういう言葉が出てくるような気がします。

1人目育児の時に感じた「疎外感」や「孤独感」はうちの旦那さんも話していました。寂しさの原因は私のダメだしだけではなかったのかも知れません。

 Kobeniの日記

kobeniさん(※女性です)の記事(2010年)にも、同じような話題があって驚きました。

最近の若いパパは、子育ての何に悩んでいるのか聞いてみた。 - kobeniの日記

 

この記事にTogetterまとめがあるのですが、その中に

パパの育児の悩み - Togetterまとめ

…といったツイートがありました。興味深い。

 

そして、kobeniさんが指摘している若いパパの悩みって、ちょっと前に旦那さんが話していた問題とほぼ同じでした。4年くらいでは状況は変わらないのかな…むーん…(・ω・

 

まとめ

個人差もあると思いますが、”育児する父親”は

 

1)おっぱいをあげたくなる(こともある)

2)おっぱいを持つ女性に嫉妬心を感じる(こともある)

3)疎外感・孤独感を感じる(こともある)

 

…ようです。

全体に自信がないのは私が母親だから(父親じゃないから)です。

 

うちの旦那さんはおっぱいが無いことから子育てに対する自信を失ったり、私と娘の関係に疎外感を感じたようですが、この辺の感じ方も人それぞれだと思います。

きっと、育児していても、おっぱいが全く気にならない男性もいるでしょう。

 

1人目を出産、育児していた私にとって、旦那さんがおっぱいに感じる気持ちはよく分からない感覚で、「はあ?ふざけてんじゃないわよ!」と冷たい態度をとってしまいましたが、私と一緒に子育てしていたから出た言葉なのだなあ…反省。

 

自分が目にする機会が多いせいか、育児漫画でも育児系ブログでも、こういった記述が増えていると感じるのだけれど、 実際にはどうなのでしょうね。

 

他にも父親がおっぱいに感じた気持ちを書いたブログ/漫画/書籍を知ってる!という方はコメント欄やブコメ欄でお知らせ頂けると嬉しいです。

 

なんだかまとまりませんが以上です。ご静聴ありがとうございました。

***
2017/6月追記:
続編書きました。

【目録】父親がおっぱいを与える姿を描いた育児漫画5作(まとめとしては第2弾)

今日は父親のおっぱいについて。 正直、このネタで2回めを書くとは思いませんでした…。

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