液体ミルクについて調べています。
とりあえず、自分でTwitterまとめ作りました。
乳児用液体ミルクの署名運動についての反応ツイートまとめ - Togetterまとめ
11月13~15日のツイート。380件くらいあって、1件だけ「ミルクくらい作ったら」というツイートがありました。(削除したかも?でも1件しかなかった。)
署名自体はしたい人がすれば良いと思っているのだけれど(名前とメアドと郵便番号入力すれば完了)、これを機にニーズを知ってほしいし、認可されて輸入した商品が購買出来ると良いなあ。今は円安なので高くついてしまうけれど、選択肢として存在するのは良いと思う。
●キャンペーン · 外出にも備蓄にも便利な乳児用液体ミルクを、日本でも販売してほしい!Change.orgで署名に参加 · Change.org
液体ミルクについて言及したエントリ
わたしたちにできること(大幅リニューアル) - するめブログ
するめさんのブログ。
育児漫画の新作が楽しみです。←重要。
液体ミルクの署名活動と、ふたつの懸念。 - スズコ、考える。
スズコさんの懸念はそうだよな、と思って読みました。
コメント欄も読んでほしいエントリ。
乳児用液体ミルクがあれば、より父親が育児に参加しやすくなるのかも - 言いたいことがなにもない
お父さんの立場での言及。私も「厚生省認可が出て輸入に頼る」が実現可能性が高いプランだと思います。
話が飛びますが、お子さんが産まれた時の「大雪の日の出産 」から半年が経つのですね。時の流れは速いわあ。
●乳児用液体ミルクって知ってますか?これ三年前めっちゃ欲しかった!! | かーぽぽぶろぐ
これもお父さんによるエントリ。何気に「父親がおっぱいに感じる気持ち」も読めて私的には二度おいしい。
ほほえみらくらくキューブって便利だよね…。高いけどあれしか買わないです。私はミルクを作るとこぼしてしまう。自分がズボラで不器用なことを、一日に何度も思い知らされるのが辛い。作るのが怖い。我ながら変な感覚だと思うのですが克服できないので、完全母乳なのです。
液体ミルク良いと思います!(ついでに『完ミのうらみつらみ』総括) - 11.2km/sec
自身の体験談を綴ったエントリ。
この中で書かれた
いやー今も実は全然育児書通りじゃないっていうか我が子は療育一歩手前ちゃんなんですが、この「母乳ミルク騒動」で本当に病んだ経験から、あんまり思い悩まなくなりました。
というか、悩んでも仕方ないな〜と、開き直れる様になった気がします。
なるようにしかならないけど、なるようにはなる!
その時々で出来ることを出来るだけやりながら、向き合って行きたいと思います。
…の部分は、私も思うところです。
産後の辛い時期の暴言やデマは勘弁してほしいのですが、母乳にしなきゃ…と寝ずに育児した1カ月間や、産後クライシス期の経験で、手放したくない自分のプライドとか過去の経歴とか、見栄とか。全部手放した。当時は「子どもを産んだことで、今まで持っていたものが全て砂のようになって、指の隙間から零れ落ちた」と思っていて、「全部私が我慢しないといけないの?」と世界を、夫を、過去の自分を呪ったけれど、手放して1年が経った現在、新しいものを手にしつつあるので全て悪い経験だったかというと、そうでもない。
「じかんぐすり」てあるなあ…と思います。
なぜ液体ミルクが日本で商品化されないのか考えてみた - ちょろげ日記
経済的な話。
実際に販売したらノンアルコールビールみたいに予想以上に売れることもあるとは思うのだけれど、メーカーが工場を建て生産するほど、投資対効果を感じないだろうとは思います。私がメーカーの担当者だとして、社内稟議を通すほどに説得力のある数字が作れる気はしません。CSR効果を考慮してもらうくらい?
粉ミルクの利益率の高さにはびっくりしました。
各国の液体ミルク事情
ベルギー、ドイツ、アメリカ。
アメリカと日本の子育て比較アメリカで10倍うまく立ち回る方法
※レトルトの話の中で語られています。フォーミュラ。
こちらもアメリカ。
●ストレスフル女の一期一会(旧:ストレスフル女の骨折り損) あら!びっくり!アメリカの赤ちゃんミルク事情
液体ミルクは種類にもよりますが、哺乳瓶などを消毒したり、お湯を用意し冷ます…といった手間を減らします。
問題として、赤ちゃんが常温に慣れる=母乳を飲まなくなる(温度が違うから。乳頭混乱と近い現象)が起きるようです。これは完全ミルクなら関係ないのかな?
ところで。ミルク育児の情報について
液体ミルク以前に、ミルク育児の情報がなくて困っている方が少なくないので、なんとかしたいところなのですが…(・ω・;
本はない。ネット情報もみんな一緒で「ミルクメーカーの説明書を見てね」。
●森戸やすみ先生の育児相談会~「ミルク育児の情報がない」「断乳の時期について」など - Togetterまとめ
amazonで「ミルク育児」で検索して出てきたムック本は、悪くはないのだけれど、やはり母乳中心でミルク育児の情報は少ないし、読んだ時、ミルクを選んではダメな気持ちになる気がする。
※森戸先生によると、ミルクでもお腹いっぱい飲ませてよいそうです。
あとこの本、サカザキ菌のことが書いてないよ…?(・ω・
サカザキ菌について調べたら良さそうなブログを見つけてしまった。
乳児用ミルクのあれこれ 1 <「衛生的な」調乳とは> - ふぃっしゅ in the water
※2012年3月時点で液体ミルクについても言及されています。
●液状乳児用ミルクの普及を望んでいます ふぃっしゅ in the water
母乳推進や乳児用ミルクについて歴史から洗い直してらっしゃる。素晴らしいブログだ…。あとで読もう。
戸田千先生のブログではこんな調乳方法も紹介しています。
沸騰したお湯と冷蔵庫のわきざましの水で80℃のお湯を作る : やわらかな風の吹く場所に:母乳育児を応援
ググっててみつけたけど、電話したらミルク用の50㏄スプーンがもらえるとか。知らんかったぞ…。この辺はもうちょっと調べてみたい。ネット注文出来ないのかしら。
あと、このエントリは親切だと思いました笑
キューブと粉、1カ月で1700円しか変わらないのか。「ほほえみ」ユーザーなら参考になるのでは?(和光堂などだとスティックとの比較が必要になるのかな?)
赤ちゃん用ミルク「ほほえみ」のキューブと粉の単価を比較してみた - 面白きこともなき世を考えて
うちの家のはなし。
旦那さんがこの件について「みんなが気楽に選べるようになるといいよね。将来、親から”お前を育てる為にこれだけ我慢した”と言われるのは、子どもとして一番困る」と話していて、そうだなあと。
個々人によって価値観が違い、重要度も違うと思うので、絶対に母乳で育てる!て人もいていいし、体型を崩したくないからミルク、て人もいていいと思うのよね。
私はミルク作ると凹むし消毒面倒だしお金かからないし痩せられる(重要)だから母乳だけど、他の人がどう選んでも、赤ちゃんが元気でお母さんもお父さんも笑顔で過ごせるなら、母乳でもミルクでもどっちでも良いと思う。
母乳信仰は、気にしなければ済む話。でも、当事者が自分ではなく子どもだから、気になるし、ヒートアップする。
1人目出産時の産後1カ月の苛酷さ、大変さは相当なものだし、頑張っている中で暴言をかけられる等の行為は、人としておかしいと思う。
でも、なんでしょう。赤ちゃんを見た時に「母乳だから目が綺麗」とか、不思議な装飾をつけて褒めるのは。多分、口にしている人は、精一杯褒めてると思うのです。呪いに気付いてないのが厄介と言うか。ほんと、地獄への道は善意で舗装されていると思います。
発言する人も不安なのかな?他人の物差しに頼りたい気持ちがあるのかも知れない。 自分がそう信じてやってきたから、誇示したい気持ちもあるのも知れない。
馬鹿な自分を認めたくない気持ちがあるというか…。
いや、正直迷惑な話だし、シンプルに「目が綺麗だね」で良いと思うのですが。
私は孫悟空@ドラゴンボール的体質で、自分よりすごい人を見ると「オラ、ワクワクしてきたぞ!」…と思い、「すごい」「ステキ」を連発します。
もうちょっと気が利いた言葉を語りたい、ボキャブラリティが貧しくすごいとしか言えない表現力の無い自分が情けないとも思うこともあります。
そういう時、言葉を装飾したくなる。
言葉を飾ってどうするの?と思うのだけれど、この素晴らしさを!より的確に!他の人よりも熱く!誰よりも熱く!伝えたい!…などと雑念が入ると、「すごい」では足りない気がしちゃうんですよね。結果として回りくどくわかりにくく、バカにしたと思われる言葉が出来上がる。
あら。書いてみると、こんなところにも勝ち負けにこだわる気持ちが顔を出してるな。 言葉というのは、難しいものですね。
意識的に呪いをかける人もいるし、呪いをかけられたと勘違いしてしまう人もいると思うので、余計にやっかいな問題だなあ…と思います。他人が変わることは期待するだけ無駄なので、最終的には自分を変えるほかないのですが…。
おススメの本のはなし。
友達に薦められて読んだ竹内薫さん(サイエンスライター、男性)のこの本が大変よくて。
旦那さんは「保健体育の教科書にすればいいのに」と言ってました。
男性が書いている妊娠・出産・育児本でベストと言わせて頂きましょう。語り口がウィットに富んでいて読みやすく、自分自身の(妻が)出産した時の経験を踏まえつつ、幅広く、否定や非難を含めずに、書いています。
これ、題名が悪すぎると思うんやで…。
(育児漫画目録に書評を書く予定です)
赤ちゃんはなぜ父親に似るのか―育児のサイエンス (NHK出版新書 382)
- 作者: 竹内薫
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/06/07
- メディア: 新書
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個人的に、川上未映子さんの「きみは赤ちゃん」とこの本を、妊娠したご夫婦すべてに配りたいと思いました。
なんか話がばらついてしまった。
液体ミルクについては、色々な人が、色々なことを考え、言及していることがステキだと思います。
私に関しては、森戸先生のことも液体ミルクも全部、育児漫画がきっかけなんで(^_^;)、育児漫画すごいなあ、漫画ってすごいなあ、と思っています。
※液体ミルクの話はするめさんが発端ですが、アサナさん、御手洗直子さん他、育児漫画描いてる人たちの多くがTwitterで言及してたから、まとめたのでした。