Twitterで投稿した本の感想まとめです。短め。
自炊力(白央篤司)
『自炊力』白央篤司 読みました!
料理初心者にむけた簡単、気軽に料理するのノウハウをまとめたような本。レシピや作り方の話だけではなく、道具や買い物、献立の立て方、栄養の考え方など、料理にまつわる様々な事象をシンプルにまとめてあり、勉強になりました。 pic.twitter.com/tVjye3Pmh1— 末尾 (@matu_bi_) 2018年11月27日
作者さんのSNS情報
白央篤司さんは郷土料理がテーマのフードライター。
『栄養と料理』、メシ通、ホットペッパー、農水省広報誌等で執筆されています。
Instagramは料理の備忘録。Twitterは雑談放談に使っているそうです。
●Twitter:@hakuo416
●Instagram:@hakuo416
●作者ブログ:白央篤司の独酌ときどき自炊日記Ⅱ
感想
『自炊力』なので、1人の自炊がメインテーマですが、家事として毎日料理を作る私でも楽しめる作品。
私は小1くらいに料理を始めたベテランですが、手抜きの方法が分かったような気がして、気持ちが楽になりました。
フクチマミさんの『晩ごはん症候群』でも、ごはんづくりの因数分解を行っていましたが、『自炊力』はまた違った角度で「自炊」を分解していて面白かったです。
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『晩ごはん症候群(シンドローム)』(フクチマミ)感想~晩ごはん作りに悩むあなたに読んで欲しい1冊
発売からだいぶ間が空いちゃいましたが、感想です。 ごはん作りはほぼ毎日ですが、晩ごはんを作るのが面倒くさくなってきました。 料理は好きだったはずなのに、何か心が弾まない。献立もなかなか思い浮かばない。 ...
「自炊」の大変さを可視化できる
冷蔵庫の中身やストック食材を把握し、栄養素や色合い、味の種類を考慮しつつ献立を立て、買い物をし、ガスレンジやオーブンといった調理道具を駆使して作る…。まあ大変だわな。
栄養の話については、幅広い部分を紹介しながらも、塩分量と色合い程度にシンプルにまとめてもらってるのが良かったです。私も、塩分量は抜けがちなのですが、高血圧の原因の一つですしね。気をつけたいです。
提案されるレシピの手軽さ
『自炊力』の中では実際に作るごはんの作り方も提案されていますが、失敗しにくい、ハードルの低いものが多かったです。
特に、冷凍食品(ほうれん草など冷凍の野菜)を利用して+αにする部分は参考になりました。
作中で「バズった」と紹介されていた、なすと油揚げのそうめんは、私も作りました。すごく簡単で美味しかったので、この夏、3回くらい作って食べました。お勧めレシピ。
●香川の「なすそうめん」はこの夏ゼヒ試してみてほしいうまさだった【フカボリ】
まとめ
上で紹介したフクチマミさんの『晩ごはん症候群』もですが、最近は「料理」という家事を深堀りする本が増えているような。
料理という家事が女性の手から離れ始めているのかも知れません。男性も女性も、大人も子どもも気軽に料理できると良いのですが。
『料理が苦痛だ』て本もあるようなので、読む予定です。
『自炊力』は自炊している人に限らず、料理をする人なら読むと良いと思います。