2017年4月まで公開していたVer.です。
管理人おススメの妊娠・出産漫画
年齢別におススメする4冊
20代の方に『トリペと。』、30代の方に『ニンプ道』、40代の方に『がけっぷち出産ブンブンマーチ』。35歳~40代のワーキングウーマンに『うわばみ妊婦』。それぞれ、しっかりした絵と内容で読み応えあります。作品の雰囲気は感想文を参照ください。
自分と近い年齢で妊娠した人の漫画が読みたい場合は「作者の出産年齢で探す妊娠・出産・育児漫画」を参考にしてください。漫画家という職業は自営業のため、20代は少なく、35歳以上が多いです。
●『トリペと。』感想
男性が読むなら
父親主体の妊娠・出産・育児漫画としては、富士屋カツヒトさんの『打ち切り漫画家(28歳)、パパになる』がおすすめ。
2度めの漫画連載の打ち切りにより無職になったタイミングで妻が「妊娠したい」と切望。どうにでもなれ…と思っていたら妊娠。父親とは?との疑問を胸に抱きつつ、生活費を得る為に転職するも失敗…。息子が1歳になるまで=作者が一人の男から”父”のスタートラインに立つまでの日々を描いた漫画です。
●matsubiの感想文
男性漫画家が妻の妊娠期間から出産までを描いている作品は少なくて、比較的長めなのは『くう・ねる・そだつ』(村上たかし)(※絶版)と『はじめて赤ちゃん』(阿部潤)くらいです。
『はじめて赤ちゃん』は妻の妊娠~出産、生まれた娘・そらちゃんが1才くらいまでの育児をリアルタイムで描いています。我が家では1人目妊娠中に購入して旦那さんと一緒に読みました。出産後、旦那さんの高評価に驚きました。正直、絵は下手だと思うので購入は感想を読んでからの方が良いです。
●『はじめて赤ちゃん』感想
丸本チンタさんの『親バカと言われますが、自覚はありません。 』にも1人目の妊活から出産までが描かれています。
立ち会い出産(水中出産)に特化して描かれているのは『マスターピース・オブ・オールナイトライブ』(鈴木みそ)(※絶版)です。
WEBで読める妊娠・出産漫画
WEB上で読めるものとしては、電子書籍(無料)まんだ林檎さんの『HAPPY BABY COME』が読み応えがあっておすすめ。1巻(1人目)は娘さん、2巻(2人目)は息子さんです。
男性には、漫画家・夏目義徳さんの「産んでもいいけど育てない」がおすすめかな。妻が娘さんを妊娠してから出産、育児まで。作者は男性ですが女性が読んでも十分面白い作品です。ページ数たっぷりで読み応えがあります。
●【WEB漫画】『産んでもいいけど育てない』(夏目義徳)~noteで更新中、父親目線の妊娠・出産・育児漫画
WEBで読める妊娠・出産漫画はブログ連載のものも含めて色々あります。「WEBで読める妊娠・出産漫画」を参照ください。
男性作家が描くWEB漫画については、こちらの記事を参照ください。ちょっと古いです。ごめんなさい。
●父親が描いて更新している妊娠・出産・育児漫画ブログとTwitterまとめ
出産後の育児を予習するのに最適な漫画
『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』は、ママ友トークを楽しむような情報満載の漫画です。
22人のお母さんが「出産前に言っておいてほしかった…」ことを詰め込んだ良書。友だちの出産祝いにプレゼントしたいと思える一冊。
●『マンガで読む 育児のお悩み解決BOOK』感想
夫婦で一緒に読むなら
夫と一緒に読める漫画としては、妊娠にまつわるテーマが盛りだくさんの『おかあさんまであとすこし!』と妊娠の経過やトラブルの説明が分かりやすい『妊婦な日々。』の2冊。絵柄が甘すぎないので男性でも読みやすいと思います。それぞれ感想を書いていますので、参考にしてみてください。
●『おかあさんまであとすこし!』感想
(実体験を描かない)創作漫画ですが、鈴ノ木ユウさんの『コウノドリ』はお勧めです。
主人公は総合病院勤務の産婦人科医。幸せな妊娠・出産の様子だけでなく、悲しい結果や難しい判断に直面する夫婦の様子を中心に描かれています。
●講談社サイト「モアイ」で試読できます
●『コウノドリ』5巻感想
産後の夫婦(産後クライシス)を描いた漫画
最近話題になる「産後クライシス」。産後に夫への愛情が冷え込む家庭は多いようです。
『王子と赤ちゃん』は、妻の立場から産後クライシスを描いた漫画。
『産後が始まった!』は、夫の立場から妻の産後の状況や自身の行動を見直す漫画。
読むことで、男女それぞれ違った悩みや葛藤が見えてきます。どちらも丁寧に描かれた良作です。
●『王子と赤ちゃん』(カワハラユキコ)感想
漫画ではなく文章エッセイですが、川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』、サイエンスライター竹内薫さん(男性)の『赤ちゃんはなぜ父親に似るのか』も産後クライシス予防に?おススメです。
●『きみは赤ちゃん』感想
妊娠・出産・育児について参考書
妊娠にまつわるトラブルや病院選びなどについては、宋美玄さんの『産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK』がおススメ。
自分も妊娠する前に読んでおきたかった!と思った一冊。ネットでは正確な情報は掴めません。
●『産婦人科医ママの妊娠・出産パーフェクトBOOK』(宋美玄)感想
出産後の育児に役立つのが森戸やすみ先生の『小児科医ママの「育児の不安」解決BOOK』です。この1冊で授乳など母体に関すること、離乳食、皮膚トラブルに予防接種など小児科関連の大小の疑問についてすぐ調べられて安心です。