昨日は娘(1歳11か月)がテレビのB-CASカードをどこかに隠してしまいました…。
15時を過ぎ、そろそろEテレの時間を…と思ったら、カードがなく。娘には録画した番組を見せつつ、家中を捜し歩きました。
約2時間後。テレビが置かれたリビングから一番離れた寝室の布団の下で発見しました。つ、つかれた…。
久しぶりに行き場のない怒りに悶えながら探し歩いたので、今回は赤ちゃんとB-CASカード関連の情報をまとめてみました。
テレビにB-CASカードの挿入口が現れたのは、テレビの地上デジタル化から。「子どもがB-CASカードを抜く」(そして紛失or破損)問題は2011年くらいから発生しているようです。
現状は、つかまり立ちを始めた子供に丁度良い高さにあるので、抜くなという方が無理でしょう…。
メーカーが設計時にカードの挿入口を上にしてくれれば解決する問題なのですが…。
この問題を解決したテレビを作ってアピールしたら、子育て世代が購入する決め手になると思うんですけど。4Kとか3Dより魅力的ですよ…マジで…。
WEBで見つけた対策いろいろ
ネットで検索したところ、見つかったのはこの3つの方法でした。
・セロハンテープorガムテープでカードと挿入口を貼りつける
・テレビの前に柵をつける
・テレビを使い終わったら、親がカードを抜いて保管
…このくらいしか見つかりませんでした…orz
セロハンテープorガムテープでカードと挿入口を貼りつける
・パパラボ家の事件簿〜B-CASカード強奪事件〜(パパラボ)
・B-CASカード(価格コム)
カードの挿入口を(黒の)ガムテで貼ってしまう!…という対策。
一番簡単でお金もかからない方法です。テープ跡がついちゃいますけれど、効果はあると思う。
ガムテより黒のビニールテープの方が見た目はきれいかな?
パパラボさんの記事を読むと、ぞっとします。
B-CASカードを紛失するだけでなく、DVDプレーヤーやPS3などの機器が壊されてしまう可能性もあるのですね…。
テレビの周囲に柵をつける
●わが家のテレビ事情。(OUHHOME)
テレビをベビーベッドで囲んでしまう!という方法。
確かにこれだとテレビの画面や後ろの配線も触らなくて済むし、カード以外の問題も解決して良さそう。
うちの間取りや家具配置だと難しいのですが、この方法が使えるなら悪くない気がします。
使用都度、親が抜いて保管
…これは…マメだなあ…。
ただ、抜き差しを繰り返しているとたまに映りが悪くなりますのでご注意を。
この3つ以外で私が思いついた対策は、
・人工芝を敷く
●家の中の事故防止テク 立っち&あんよのころ【5】
赤ちゃんに近寄ってほしくない場所に敷くと良い、と聞きますが、効果に個人差があるようです。
しかし一番現実的な方法かも。
人工芝は100円ショップにあるらしいので、試しに買ってみようかな…。
・テレビを壁に掛ける(高い位置に設置)
●賃貸でも『壁掛けテレビ』を実現する2つの方法
うちは無理でしたが、たしかに、高い位置にひっかければ問題ないですね。
・扉つきの収納にテレビを入れる
●インテリアのためにTVを隠す方法あれこれ
「テレビが収納できる、扉つきテレビ台」は、ディノス、IKEA、楽天市場で探したけど見つからなかったので、あまり現実的ではありません。
設置にかかる手間や軽費を考えると、ここまでしたくないですね…。
我が家の対策
この為に柵を買うのも微妙ですし、お金がかからない方法にしたい。
でも、ガムテやセロファンテープはテレビに貼り跡が残るのでイヤ…。
ちょっと考えて、家にあるものでカードの挿入口にカバーをつけてみました。
(うちのテレビはHITACHI Wooo 32型です)
材料
・コマンドタブ(100円均一で購入した、貼ってはがせる両面テープ)
・ビニール(業者の販促用マグネットシートを包んであったもの)
作り方
所要時間、5分です。
1)コマンドタブを半分に切る
2)コマンドタブをビニールの両端に貼り、片端をテレビに貼る。
3)ビニールでB-CASカードを覆い、もう片端をテレビに貼る。
プラスチックの板を切ったりすることも考えましたが、カード挿入口の周りは段差が多いので、ビニールや紙くらい扱いやすい素材でないと難しいと思います。
1歳11か月の幼児の力でも外せるレベルですが、カードをすっと抜くことは出来なくなりました。
何度も言い聞かせてはいるので、カバーをつけたことで娘が躊躇してくれることを願っております…。
今日のところは全く触りませんでしたが、今後どうなることでしょう…?
※2014/10/1追記
うちの場合、上の対策で抜かなくなりました。
娘がビニール部分に触れた時点で「抜いちゃダメ!」と言うことを3-4日繰り返したら、触らなくなりました。
適当につけたカバーに効果があったことに驚きました。
2歳を過ぎたら他のものに興味が出始めたのか、B-CASカードに注目することもなりました。
抜くことに困ったのは2カ月程度でした。
※2018/2/1追記
Twitterで「目のシールを貼ったら止まった!」という報告を見掛けました。
個人的に写真だとインパクトが強すぎるのでは?とも感じましたが、有効な方法としてリンクを貼っておきますね~
●娘(1)のテレビへのいたずら対策であるものを設置したら娘が近寄らなくなった(Togetter)
●【効果あり】子どもにイタズラされたくない場所に目のシールを貼ったら止まった「大人でも怖い」(Togetter)
B-CASカードを差し込んでもテレビが映らない時
過去に2回ほど、B-CASカードを差し込んでも認識されませんでした。
「こ、こわれた!?」と血の気が引きましたが、以下の手順を試したら直りました。
1)カードを2枚とも抜く
2)主電源をオフにし、テレビの電源プラグを外す
3)テレビの電源プラグを指す(主電源はいれない)
4)カードを2枚、方向を確認の上、差し込む
5)主電源を入れる
これを実施しても直らない場合は、破損した可能性が高いです。
B-CASカードのカスタマーセンターに連絡し、交換となります(購入から3年経っていたら1枚2050円かかります)。
カードを紛失した場合
1枚2050円で購入できます。
極端にいうと「2枚で4100円で解決できる」ので、子どもが隠してまった時は、探す手間や苛立ちとお金を天秤にかけて考えるのもいいかも知れません…。
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いやー。子育てって驚きと忍耐の連続ですね。
伊藤理佐さんが『おかあさんの扉』1巻で「赤ちゃんはカードが好き。本物がいいらしい」と描いていましたが、B-CASカードに関しては赤ちゃん(幼児)には理想的な何かですよね…。
ひとまず、様子をみたいと思います。