最近の子供のことや、読んだ本の話。予防接種のこと。
最近のムスメ。
彼女の初めての言葉はワンワンでした。犬も猫もワンワンも、とにかく「ワンワン」が大好きみたいです。
最近、1日に5回くらい「わーお!」を踊っています(歌は私が歌う)。
11月3日に初めての動物園に行きました。
行ったのは群馬県にある「桐生が岡遊園地・動物園」。
入場無料(駐車場も無料)なのに、ゾウもライオンもキリンもいるという素晴らしい動物園です。
娘に好評だったのはヤギとウサギ。
ヤギはメーメーという泣き声が良かったようです。真似してました。
ゾウ、キリンなどは不評。大きすぎて恐ろしかったようでした。
最近の読んだ本の感想
おもしろかったもの
人生に座右の銘はいらない(松尾スズキ)
「あまちゃん」が好きだったので、松尾スズキさんの本を初めて読んでみました。文章がすっきりしていて無駄がなく、美しい。びっくりしました。
読者からの人生相談に松尾さんが答えるというスタイルで、劇団「大人計画」のメンバーも相談していたりとか。「あまちゃん」に関係した方々が登場していて嬉しくなりました。
相談内容に対しての返答がまた、うまくて。まっすぐだけど、重すぎないのが上手い。
こういう返答が出来る人になりたいです。
カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生(渋谷直角)
表題作のオチが素晴らしく、女性が描いたのかと思ったら男性で二度びっくり。よく観察しているなあ。
話題になる本は、話題になるだけの力があるのですね…。(私がスルーするタイプのマンガだったのですが、駅で看板を見て読むことにした。)
私はBUMP OF CHICKENが好きなので扱われていることが嬉しかったのですが、読んでいるとぐっさぐっさ刺された気分に…(苦笑)。
最近のフジくんが歌っているのは童謡だと思ってるよ…。
大奥10巻(よしながふみ)
おもしろかったよ…。泣いたよ…。
毎回発売日に買って読んで、次の単行本が待ち遠しくなる。
表紙が黒から白に変化し、1人から複数人に変わったのは転機を象徴しているのだろうか。
もう折り返し地点は過ぎているけれど、どう着地させるのかなあ…。
おすすめしないもの
子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種(母里啓子)
内容が酷すぎて驚いた本。タイトルと内容紹介に騙された―。
タイトルを「予防接種はいりません!」にしてください。全く中立的な意見ではないんだから。
「ワクチン接種は不要」との持論を根拠なく書き連ねているだけなので、読むだけ時間の無駄です。
本の中でワクチン不要論を述べるのは別に構わないと思います。
でも、根拠となる論文やデータを示さず、ひたすら「ワクチンが必要という根拠がないから不要」と主張するのはいかがなものか。
予防接種による副反応を副作用と表現するのはどうなのか。
サンプル数1の「自分は予防接種打ってないけど大丈夫だから」てのはどうなのか。
あとがきで変な自慢話をしているのはどうなのか。
保健所の所長が赤痢に感染した患者を逃がす…?
保健所の役割や存在目的を無視して個人を守ることを美談として語る神経がよくわからない。
もやもやしたので著者名で検索したら「トンデモ」の言葉が…。著者名を確認してから読めばよかったなあ。
この本のマンガ部分はお母さんの本音が描かれている雰囲気でよかったのですが、勿体ない感じ。
(本心はわかりませんが)この漫画家さんがあとがきで「この本を読んで目から鱗でした~!」と描いていることに寒気がしました。
冷静に読めば著者が根拠もなく結論ありきで誘導的に書いていると分かるけれど、何も考えずに読んだら「予防接種を受けなくてもいいんだ…」て著者の考えを鵜呑みにするのかもしれない。
それは自分で考えて判断していないってことなのだけれど、この本の場合、題名や内容紹介からしても読者を騙す気満々に見えるので、悪質。何がしたいんだろう?誰の為にもならないと思うけれど。
おススメしない本のことを書くのは時間が勿体ない!…と思うのですが、この本は酷すぎました。
1歳半の娘の予防接種はほとんど終わっていて、あとはポリオの追加分を残すのみです。2本までなら同時接種もしています。
接種後の副反応で娘に何かあるのでは…と暗い想像巡らせた時期もありましたが、保育所や幼稚園などで集団生活を行わせるのであれば接種した方がいいという考えに落ち着きました。
保育所の入所前面談で母子手帳片手に確認されますし、預かる側(保育所)としては接種しておいてほしい、というのが本音だと思いますし。
出産後に読んでも理解できるような分かりやすい言葉で書かれた、中立的な内容の予防接種の本が欲しいなあ。