さて。チンタさんの話題が続きますが。
チンタさんのブログが本日12/20に1周年を迎えました。
そして、12/26には単行本が発売となります。
数日前に、チンタさんのブログと、私との思い出を振り返りましたが、「育児漫画目録」を運営しながら切磋琢磨したブログなので、特別に1周年をお祝いしたいと思います。
「イクメンパパはエロ漫画家」1周年おめでとう!
おめでとう!おめでとう!
単行本は12/26(金)発売です。
私は献本を頂いちゃったので、既に読みました。素晴らしいクリスマスプレゼントでした。
今年の育児漫画(男性漫画家部門)ではベストの出来でした。
チンタさんの「エロ漫画家と兼業主夫」という職業(属性)や「将来の生活への不安」が、読者の共感を得やすいのでは?とは、思っていました。
なので過去に紹介した男性漫画家の育児漫画、例えばカラスヤサトシさんの『エレガンスパパ』や吉田戦車さんの『まんが親』、山野一さんの『そせじ』には匹敵する作品になると思ってました(みんな違って、みんな良い作品です)。
しかし、正直言って、自分の中では別格の『王子と赤ちゃん』や『赤子よ日記』と張り合う作品に仕上がるとは思いませんでした…。驚いた…。
単行本にまとまった時の威力って、すごいですね…。
単行本に収録された漫画も、ブログにそのまま残っていますので、試し読みしても良いかと。
子どもと一緒に生活していると、自分がいかに言葉や常識に縛られているのか、思い知らされます。うちの娘は一面の青空を見て「くもが青い!」と言っていました。この言葉は、私の宝です。
●「三日月」
パブーにある漫画も良いですよ!
チンタさんによると「ネーム(下描きの前の状態)」。無料公開中です。
拙者、無名でござる
「WEBで読める妊娠・出産・育児漫画」でも紹介している、「イクメンパパはエロ漫画家」のプロトタイプ(試作版)ともいえる作品。
単行本を読んでから読むと、また違った味わいになります。
目指すは姥捨て山
これは人によって評価が分かれそうなので紹介してなかったんですが(^_^;
さらっとこういうの描けるのがすごいと思う。
別PN・滑川ゆちか作品
チンタさんは気づいてないかも知れませんが、私、別ペンネーム知ってるんですよ…(ニヤリ)
※チンタさん本人が、別のブログに書いてたのを見つけただけ。
この中では『パブーの糸』『邪まな風(没ネーム彩色版)』が無料公開中。
『邪まな風』は、色々考えさせてくれるし悪くないのですが、今のチンタさんが描いたら、同じテーマなのに印象が変わったものになる気がします。
『冷凍みかん』『父ちゃんのタクシー』は有料ですが、45円とか80円って…?(・ω・)<安すぎる
現代の童話のような作品です。
作風が「似ている」とはあまり言いたくないのですが。
例えると、村上たかしさんの『星守る犬』と読んだ後の感じが似ています。悲しいし、色々やりきれないけれど、読後感は悪くない物語。
献本をもらったいきさつ
KADOKAWAさんから単行本をもらったいきさつについてはtwitterでポツポツ語ろうかと思ってましたが。
ちょっと前に私は、新人作家さんのデビュー単行本の販売を支援しようと決意しました。
チンタさんはTwitterでもやりとりしているし、「実験的に無料で告知バナーをつけませんか?」と提案したら、編集さんに相談の上で快諾して頂きました。
編集さんからバナー掲載の条件として「KADOKAWAは大きいグループなので一定のルールを守ってほしい」と言われました。
冷静になって考えると、私に与えたのと同じ権利を、他のブロガーさんにも与えねばなりません。KADOKAWA全社の作品でやるとなると、大ごとです。
チンタさんの単行本は、KADOKAWAの中でも「旧エンターブレイン」の部署です。以前、『テルマエ・ロマエ』の付録について作者さんとトラブルも有りました。最近では『ハイスコアガール』の例もあります。
編集さんとしては、個別にきちんと対応しなければなりません。
公開前の記事のチェック。単純なルールですが、それは必須だと思います。
しかし育児中の私には、事前の記事チェックなどに対応する余裕はありません。今回はバナーをつけての告知は諦めることとなりました。
実は思い切って提案した後で、色々な漏れに気付いて申し訳なさに胃が痛くなりました…。年末進行でくそ忙しい中、一個人の提案に真摯に向き合ってくださった編集Sさんには感謝しています。
著作権の線引きは緩めず、作者や企業の迷惑がかからない形でのファン活動とはなにか。色々なことを学ばせて頂いた、良い経験でした。
献本は、自分へのご褒美として頂くこととしました。自分にとっては、良いクリスマスプレゼントとなりました。ありがとうございました。
まとめ
パブーではまんだ林檎さんの妊娠・出産・育児漫画や、あべかよこさんの「ベビラブデイズ」も公開中です。
Kindleに送れるようになったし、Kindleより作家に還元できる金額は多いので、買う時はこちらを利用しようかなと思います。
新人作家さんの単行本を売るにはどうすればよいかな~ってことは、継続して考えていきたいと思います。
ブログの紹介とか、一覧作りも。どうしようかな…。考えることがいっぱいですね。
本日からクリスマスまで帰省する為、更新しません。
皆様もよいクリスマスを送ってくださいませ。