夫婦で漫画を描いている「うめ」さんによる育児漫画の連載が始まりました。
ドラマ化もされた『大東京トイボックス』が代表作。Kindleでのセルフパブリッシングなど電子書籍での活動も活発な作家さんたちです。
今まで紹介したWEB漫画はこちら。
●WEBで読める妊娠・出産・育児漫画
『ニブンノイクジ』うめ(小沢高広・妹尾朝子)
WEBマガジン「ママテナ」にて11月28日に連載開始しました。連載用の描き下ろし。
更新頻度は他の連載漫画と同じで毎週金曜日(週1回)更新のようです。
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作者のプロフィール
「おなじみ」と書いていて何ですが、普段漫画を読まない人、特に女性だと知らない人が多い気がします。
「うめ」さんは夫婦で構成された漫画ユニットです。
夫・小沢高広さんが原作や編集者との渉外業務を、妻・妹尾朝子さんが作画を担当しています。
お二人の仕事の様子や作品のことは、このインタビューが分かりやすいかと思います。トキワ荘プロジェクトの本のインタビューもおもしろかったなあ。
●「大東京トイボックス」漫画家“うめ”インタビュー(前編) / 後編
お子さん、上の子(娘さん)は2007年11月生まれなので、現在は7歳。下の子は2010年12月生まれ(性別は知らないです)。
ブログに娘さん出産時のレポートがUPされています。この辺の話が今回の漫画とリンクしていますね。
●読者のみなさまへご報告
●出産レポート 陣痛編
●出産レポート 分娩編
※以前「作者の出産年齢で探す妊娠・出産・育児漫画」をまとめるにあたって、産休をとった漫画家さんについてゴリゴリ調べたから詳しいのです…。こういうの調べるの、楽しいのよ…。
代表作はゲーム業界の内部を描いた『大東京トイボックス』。
私は仙水さんの色々な意味でいやらしい雰囲気が好きでした。太陽は現場を荒らし過ぎるので(取材をしっかりしているせいか色々生々しいんですよ…)ゲーム開発者の妻としては読んでいて腹立たしかったですね!(笑)
「育児漫画一覧」で紹介していますが、過去に夫婦で育児漫画を描いている作家さんは何組かいます。
でも、「夫婦で一緒に1つの育児漫画を描く」というスタイルは初めてじゃないかなあ。村上たかしさん・佳代さん夫妻の『くう・ねる・そだつ』は漫画をたかしさん、エッセイを佳代さんが書いてますが、原作と作画といった分業ではないですし。
どんな感じで作品が作られていくのか、楽しみです。
余談ですが、私が育児漫画ブログ「イクメンパパはエロ漫画家」の丸本チンタさんを知ったきっかけって、小沢さんのツイートなんですよ。
Twitterで育児マンガを探していたら『拙者、無名でござる』を紹介していて。調べていったらブログを見つけて。昨年12月末の話です。
『拙者、無名でござる』 #puboo http://t.co/7ip78OBv やだ!この忍者カコイイ! 男性視点育児マンガとしてもおもしろかった!
— うめ 11/28『スティーブズ1』発売 (@ume_nanminchamp) 2012, 11月 2
そんなチンタさんのブログ単行本化を知ったのと同じ11月28日に新連載が始まって。個人的には感慨深いというか、不思議なシンクロニシティだなあ…と思います。
「ママテナ」で連載している育児漫画
育児漫画ブログから3作品が連載中です。
(紹介記事)WEBマガジン「ママテナ」で育児漫画ブログ『うちのこざんまい』『たらたり毎日。』『うさぎ母さん子育て中』が連載開始!
うちのこざんまい(内野こめこ)
たらたり毎日。(たら実)
うさぎ母さん子育て中(のっけむし)
うさぎ母さん、ねずみ父さん、長男かっぱのすけ、二男おさるた、長女こうさちゃんの5人家族。
まとめ
有名な漫画家さんが続々と育児漫画を描くようになりました。
育児漫画って「ある一定の時期しか描けない」ものですし、読み手が全く知らない作品や作家と出会える機会だと思うので、漫画界活性化の為にも「いいぞもっとやれ!」と思っております。