『最近の赤さん』、Kindle版も購入していましたが、紙の単行本も買いました。
娘さんが人の形で描かれていない(動物としてというか、ニャンポコ風に描かれている)育児漫画って、私が知る限りではこの作品がはじめてです。
娘さんがかわいらしいし、作者・とよ田みのるさんの幸せな気持ちが溢れている作品です。
紙版は全154ページ、850円です。
●togetterで試読できます
最近の赤さん どうしたらお母さんみたいにモテますか? (ビッグコミックススペシャル)
とよ田 みのる 小学館 2016-04-12
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Kindle版は発売済みです。430円。
最近の赤さん (FUNUKE LABEL)[Kindle版]
とよ田みのる 2015-11-08
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【内容紹介】
ヤバい、娘がカワいすぎる。
漫画家・とよ田みのるに、40歳過ぎて愛娘(=赤さん)誕生。
今まで子供に興味のなかった著者だったが――
一転、ムスメ超・溺・愛☆パパに!!!
【感想】
作者のプロフィール
作者のとよ田みのるさんは1971年生まれ。漫画家で代表作は『ラブロマ』『タケヲちゃん物怪録』など。
奥様は漫画家・イラストレーターのトミイマサコさん。
娘さんはとよ田さん41~42歳の頃に生まれました。3人家族。
漫画の構成
「ハイハイ編(10ヶ月から1才)」「ヨチヨチ編(1歳1ヶ月~1才5ヶ月)」「トコトコ編(1才6ヶ月~1才11ヶ月)」「ヒバナ編(1才2ヶ月~1才10ヶ月)」の4部構成になっています。
漫画は1ページに2本とみっちり詰め込まれています。読み応えあります。
Kindle版と紙版の比較
収録してある漫画は同じものです。
紙版
おまけとして「子育てグッズカタログ」が収録されています。グッズに対するコメントびっちりで読み応えあります。
TwitterにカラーページでUPされたものが、白黒で収録されています。
Kindle版
おまけとして「リアル赤さんスケッチ」が収録されています。
カラーページが多いです。Twitter投稿時に白黒だったものもカラーで掲載されています。
紙とKindleでは、個人的にはKindle版の方が好きです。お値段も安いですし。
紙版には紙版のよさがありますが、カラーページが読み応えあるので、Kindle版も見て欲しいと思います。
好きなところ
お母さん(トミイマサコさん)も、娘さんも人の形をしていないのに、何とも愛らしく、かわいらしいです。
読んでいるととよ田みのるさんの、奥さんや娘さんに対する愛情を感じてほっこりします。
エピソードとしては絵本「くっついた」の話が好き。うちもあの本を読んで、家族みんなでほっぺたをくっつけ合っています。幸せ。
まとめ
単行本に収録されている漫画のほとんど(「ヒバナ編」以外)はtogetterで試読できますので、興味がある人はTogetterを読むことをお勧めします。
続きは「最近の娘さん」として投稿が続いているので、続編も出るとよいですね。