先日、柊あおいさんの育児漫画の紹介記事を書きながら、息子漫画といえば『おかあさんの卵』もあったなあ…と思い出したのでご紹介。
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おかあさんの卵(星崎真紀)
白泉社シルキーで単行本化されていた育児漫画です。単行本発売は1996年。20年近く前なのですね…。
「2~3歳児編」と「4~6歳児編」があります。
感想
登場人物は、母・星崎さんと息子・イッセイ君です。
描かれるのは、日常のやりとり。
特に「2~3歳児編」については、うちの娘がイヤイヤ期の頃に読んでは、なるほどこういう風に対処するのか~と参考にしていました。
『ママはテンパリスト』では「男児はキムタク」などと書かれていましたが、イッセイ君もお母さんをメロメロにしていたようで…。うちは息子がいないので、こういうのはうらやましいなあ。
noteで続編が公開中です
今回、記事にしようと調べていたらnoteに続編が投稿されていることが判明。
本編には登場しない妹・ナナミちゃんが登場し、年の差が離れた兄妹漫画になっています。
連載終了11年後に描かれた漫画に登場するイッセイ君は高校3年生…!子どもが成長するのは早いですね…!
個人的には、あとがきとして書かれた文章が印象的でした。
長男が小学校に入って感じたのは「作家心をそそる小学校エピソードには相手がいる」ってことでした。笑える可愛い話ばかりならともかく、とんでもないことをしでかす友達とその顛末、びっくりするようなモンスターママのこと、そりゃ面白おかしく描きたくなります。でも子供の人間関係考えたら描けませんこれは(笑)
それと子供漫画って、子供のお馬鹿なところとかダメなところを描いたほうが面白くなるんですね。そうやって強調されたキャラクターが描かれた本人にとって不本意なものになるかも、という恐れもありました。
育児漫画の多くは、幼稚園や保育所の卒業を機に終了するのですが、こういう事情があるのでしょうね。
まとめ
これだけ読み応えのある漫画が電子書籍で無料で読めるのは素晴らしいですね。
最後に、紙の単行本情報はこちら。絶版していますので古本をお求め下さい。