2人育児って楽しいけれど、やはり大変ですね。
毎日、次女をベビービョルン(オリジナル)で抱っこして家事をやっております。
それを見た2歳の長女(12kg)が「○○ちゃんも抱っこひも!」…というので、エルゴで長女を抱っこし、両手に次女を抱えてあやしつつ、部屋中を歩き回ったりしております。
何の修行だろう、これ。
…と思いながら頑張っています。
終わった後の「自分へのご褒美」を用意しないとやってられませんので、育児漫画を買って、自分へのご褒美とすることにしました。
最近は新刊だけしか買ってなかったのですが、有名な漫画家さんによる育児漫画と娘育児漫画を中心に紙の単行本8冊とKindle本を3冊、買いました。
娘たちが昼寝している間に、ちょっとづつ読んでます。
有名漫画家さんによる育児漫画(絶版)
色々な古本屋で注文しました。
『パパのココロ』3巻(ラズウェル細木)
『くう・ねる・そだつ』(村上たかし)
『「おかあさん」の時間 』(柊あおい)
『陽子ママの子育て・たんけんたい 』(高橋陽子)
ラズウェル細木さんは『酒のほそ道』や『う』など、食べ物薀蓄マンガで活躍されている漫画家さんです。
『パパのココロ』は古い作品ながら評判が良いので前々から欲しかったので買いました。
1人娘・かぼち(かほちゃん)の育児漫画です。
古本価格が高騰しており、1巻は2000円超えていて手が出せず、3巻だけ買いました。
3巻は娘さん4歳の頃を描いているようで、自分の子どもより大きいので後回しにしています。
村上たかしさんの作品は『娘が悪くて困っています。』が気に入ったので。
娘・いゆちゃんが小さい頃が描かれた『くう・ねる・そだつ』が読みたくて購入。
まだチラ見なのですが、この本、とても良さそうです。
作者(父親)が避妊しないで子どもを作ることを決意するまでの心の変化を丁寧に描いていました。
妻・佳代さんのエッセイで夫婦両方の気持ちが分かるのもいいです。落ち着いてじっくり読みます。
珍しいところとしては柊あおいさんの育児漫画『「おかあさん」の時間 』。
りぼんっ子だった同世代の方だったら絵を見れば分かると思いますが、『星の瞳のシルエット』や『銀色のハーモニー』『耳をすませば』の作者さんです。
内容は2人の息子さんを中心とする育児漫画です。途中、妹が産まれて3人兄妹になりますが、描かれるのは息子さんの様子のみ。
水沢めぐみさん、長谷川潤さんがゲストとして参加しています。うおお、懐かしい~
今年の春、柊あおいさんがBenesse「こどもちゃれんじ」の勧誘DMマンガを描いていたと話題になってました。
これもパラッと見ただけですが、中々良さそう。ちょっぴり不満があるものの(絵のバランス的に3歳児が3歳に見えない…笑。)、男の子2人を育てる様子、苛酷さが伝わってきます。
娘育児漫画いろいろ
amazonレビューが良かった娘育児漫画を2冊と、Kindleで買って面白かったので紙で買うことにした『ハロー姉妹』、興味があったので創作漫画だけど『ヒヤマケンタロウの妊娠』を買いました。
『ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC)』(坂井恵理)
『パパは鈍感さま~子育てよりダメ旦那育て!? 1 (ゼノンコミックス)』(関根尚)
『ママはじめました。』(明野みる)
『ハロー姉妹』1巻(南国ばなな)
『パパは鈍感さま』は、育児をしたつもりな旦那さんあるあるマンガとして優秀だと思います。
2012年発売の作品で、男性誌連載。
時期が早すぎたとも思うし、女性ウケがよさそうな作品なので埋もれている感じがします。勿体ないなあ。
作者の旦那様が酷すぎて私には笑えないレベルでしたが(産後2カ月で仕事を辞めようとし、会社が「辞めずに育児休暇とれ」と勧めてくれたので育児休暇をとることになったんだけど、育児しないで寝てすごした…みたいな…)、清々しいくらいダメパパなのに嫌悪感はなく、笑えるように描いているのがすごい。
娘・なのはちゃんがブサイクに描かれているのが新鮮でした(読んでいるとかわいく見えてくる不思議…)。
『ヒヤマケンタロウの妊娠』は、男性が妊娠するパラレルワールドを描いたSF創作漫画。
同じ作者による妊娠・出産マンガ『妊娠17ヵ月!』は好きだけど読んでいて色々とひっかかる部分もあったのですが、こちらは素直に面白かったです。
設定的に男性が主人公の話が多かったのですが、妊娠しない(男性を孕ませた)母親・亜紀が主人公の話がもっと読みたかったなあ。
1巻でまとまるように描く為に色々なことをざっくり切り捨てていると感じる為、物足りなさもあります。
全5話中、シングルファーザー/マザーの話が2話あるけれど、「結婚し子どもを望んでいた夫婦が第1子を妊娠」といった物語はなくてちょっと残念。
※結婚していて、夫が第2子を妊娠した話はあります。
そして、「祖父」にあたる人物が一切でない。「祖母」は回想のみ。
読んだ後、ヒヤマケンタロウのいる世界で「平均的な共働き夫婦の、夫側が妊娠する物語」が読みたいなと、自分の頭の中で妄想しましたが、パッと思い浮かべただけでも長くなる。祖父母が関わると面倒くさい問題も増えるし、長期連載じゃないと無理そうですね…。
それだけ登場人物や設定を切り捨ててもこの情報量なので、現代を舞台にSF設定で夫婦を描くのって大変なのだな…。
Kindleマンガを3冊
ちょっと前に衝動買いしました。
『2人目まだなんです』『2人目できたんです』(桜まづる)
『飯育日記』(きりく)
『2人目まだなんです』は2人目不妊を描いた漫画。不妊治療漫画としても読みごたえがありました。
続編の『2人目できたんです』はちょっと物足りなかったけど、2冊で1篇の作品と捉え、700円で買ったと考えれば安いと思います。
感想を書きたいと思ったので画像は用意したのですが、なかなか手が回りませんね…。
『飯育日記』はTwitterやブログで全部読んでいるので買わずにいたのですが、Kindleの方が読みやすかったです。
たくさん買い漁りましたが『パパは鈍感さま』と『ヒヤマケンタロウの妊娠』の2冊以外はパラ見しか出来てません。
Kindleは夜中、授乳のついでに読んだり、寝かしつけで娘が寝入るまでの間に読んだりするので進むのですが、紙はそれが出来ないからなあ…。
育児の合間を縫って読むぞ~!