久しぶりに妊娠・出産マンガの感想です。
読んで、もう一度妊娠・出産したいな~と思いました。もう産む予定はないのですが(笑)。
特に出産場面の描写がリアルで、大変そうだけど楽しそうでもあり、もう一回産んでみたいな~と思いました。
初めての妊娠生活を送っている人も楽しめると思いますが、2人目を妊娠している人や出産を経験した人の方がより楽しめるかも知れません。
全175ページとボリュームたっぷりで、紙の本は1296円、電子書籍は1037円です。
●ブログ「ぷにんぷにんぷ」が元になっていますが全編描き下ろしです。
ぷにんぷにんぷ
前川 さなえ 幻冬舎 2016-03-10
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【内容紹介】
念願の妊娠をするも、二度の流産。
つらい体験を乗り越え、三度目の妊娠で生まれた長男、いっくん。
二人目のはるちゃんは自然分娩ができる助産院で、家族そろっての出産を体験。
初めての出産と育児は驚きの体験がたくさん。
出産のとき、痛みに耐える3秒の間になぜかビー玉のことを考える!
赤ちゃんを毎日あやしていると、白菜を抱いてもゆらしちゃう?
おにいちゃんになった2歳児のけなげな言動に思わず涙……。
優しい気持ちと愛情がいっぱい、家族をぎゅっと抱きしめたくなる一冊です
【感想】
作者のプロフィール
作者の前川さなえさんは1980年生まれのイラストレーター。
人気ブログ「ぷにんぷにんぷ」の運営者でもあります。
2006年(26才?)に長男・いっくんを、2009年(29才?)に長女・はるちゃんを出産。
19歳年上の夫、2人の子どもの4人家族。
漫画の構成
6ページ~8ページのマンガが18本、作者の文章(コラム)が16本、夫のコラムが3本のほかに、両親学級レポートなども描かれており、ボリュームたっぷりの1冊です。
お父さんのコラム、実直な雰囲気で「あ~こんな人なのか」と思いながら読みました。
この漫画の特徴
あとがきにも書かれていますが、妊娠出産だけでなく、2度の流産の経験について描いていること。1人目だけでなく、2人目の出産についても描いていることが特徴かと思います。
流産の経験はない私ですが、読んでいて胸が痛くなりました。グラタン皿ゴリゴリか…痛そう…。
1人目の出産、「万力で腰をしめられたような痛み」、そうそう、そうなんですよね~。
出産の描写が生々しくて、読み進めながら自分の出産を思い出しました。
陣痛が起きているのに中の人の胎動がある。これ、私も同じ経験をしました。胎動があるからまだ先だと思ったら本番の陣痛だという。あれは不思議でしたね。
2人目を妊娠し、安静にしなければならないときの長男・いっくんの様子がけなげでかわいかったです。
2人目出産は助産院でしたが、総合病院と産み方が違っていて、興味深かったです。また、家族の立会いの様子もよくわかりました。
今まで読んだ妊娠・出産マンガの中で助産院での出産が一番詳しく描かれているマンガだと思います。
好きなところ
今まで読んだ妊娠・出産マンガの中で一、二を争うくらい、出産場面がリアルに描かれていると思いました。
例えもうまくて、サザエのつぼ焼きはいい例えだな!と感心しました。
読んで「もう一回妊娠・出産したいな~」と思うのはマンガに臨場感が溢れていたのと、新生児として描かれるいっくんやはるちゃんがかわいらしかったから…。
赤ちゃんのいっくん、すごくかわいらしいです。抱っこしたい…。
まとめ
厚い一冊でしたが、内容てんこもりで非常におもしろかった!!大満足です。
今回、記事を書いていてブログに「妊娠・出産」記事があることがわかったので、こちらも読んでみようかな~と思います。