【書評】妊娠育児の創作漫画

【情報】逢坂みえこさんの『プロチチ』1巻(Kindle/Kobo版)が期間限定で99円!~主人公に共感できる名作~

投稿日:2014年9月26日 更新日:

※終了しています
雑誌「イブニング」配信記念で9/30まで?Kindle、Koboなど電子書籍版の『プロチチ』1巻が99円でセール中です。

99円なら電子書籍で読んでから紙の単行本を買っても気にならない価格。
興味があったけど手がでなかった…という方はお試しで買ってみるのも良いかと思います。

今までに紹介した子どもがかわいい創作漫画はこちら。
「子供がかわいい創作漫画」一覧

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プロチチ(逢坂みえこ)

1巻のみがセール期間中、99円(通常価格は、電子書籍版540円、紙の単行本は617円)。
わかりにくいですが楽天Koboも99円です
講談社「モアイ」で1話が試読できます

2巻以降は通常価格(電子書籍は540円、紙は617円)。全4巻で完結しています。

ストーリー

徳田直は、生真面目でこだわりだしたら止まらない性格。
対人関係でトラブルの多い直は、現在無職。専業主夫として息子太郎の育児に専念。
当初、自らの立場に戸惑い悩んでいたが、「プロの父親」として育児する事を仕事と捉え、これまでにない感覚が目覚めていく。

アスペルガー症候群の主人公・徳田直、敏腕編集者の妻・花歩、1歳くらいの息子・太郎の3人家族。
主夫として家事と育児をこなす直の様子を描いたマンガです。
プロチチ

1巻は、妻が育児休暇を終え職場に復帰。
1人での育児と家事の両立、予防接種、公園デビューなどの育児イベントが描かれます。

感想

育児漫画に詳しい人が逢坂みえこさんと聞くと『育児なし日記VS育児され日記』を思い浮かべる方も多いのでは?と思います。
逢坂さんの1人息子・ハルくんがかわいらしい育児漫画です。
(余談ですが逢坂さん母子は『ママはテンパリスト』の2巻にも登場しています。)

単行本の巻末には「プロチチMEMO」と称した子育てに関するコラムが掲載されています。
1巻は0歳児、2巻は1歳児、3巻は2歳児、4巻は3歳児を育てる上でのポイントや、逢坂さん自身の体験談が描かれています。

これがまたかわいいんだ!

この絵↓とエピソードは、『育児なし日記VS育児され日記』にも描かれていましたね。
2巻で描かれる離乳食や階段上り下りのエピソードなども「あ~、漫画に描いてたなあ…」と思いつつ読みました。
プロチチ

この『プロチチ』。
1巻発売の頃から気になっていたものの、なかなか手が出せない作品でした。

逢坂さんが描く育児漫画には興味があったのですが、主人公の設定に興味がわかなくて。
主人公の直は”アスペルガー症候群”であり”主夫”です。
ネットで読める1話だけを読んだ時点では「何故アスペルガー症候群の主人公を描いたのだろう?」と思っていました。

男性が読むのにいい育児漫画って何があるかな?…とtwitterでつぶやいたら『プロチチ』を教えてくれた方がいたので、思い切って全巻購入してみたら、とても面白かった。

息子・太郎ちゃんは1巻で1歳くらい、最終巻である4巻で3歳になったくらいかな?
丁度、自分が娘と過ごしてきたのと同じくらいの時期が描かれていたので、共感しながら読みました。
プロチチ

2巻では、直のアルバイト探しと保育園入園に向けた活動について触れています。
この矛盾な…。本当にどうにかならないものか…。
プロチチ

3巻ではアルバイトを始めた直と正社員でバリバリ働く妻との家事分担に関する攻防が描かれていました。
「勝ち」「負け」の問題ではないけれどヒートアップしていく様子がおかしくもあり、身につまされる部分もあり…。
プロチチ

3巻は他にも、アルバイト先の本屋を舞台に描かれる児童虐待の話が泣けます。
お涙ちょうだいでなくて、首都圏や都市部に存在する風景そのままを切り取って描いているだけなのが本当にすごい。うまい。怖くもある。

4巻では躾の問題や、直と実の母親との関係が描かれていました。

4巻まで読み進めていくと、主人公がアスペルガー症候群であることは重要に感じました。
直のお母さんの告白は、深くうなずける反面、切ない。
プロチチ

『育児なし日記VS育児され日記』では描かれなかった育児の難しさや葛藤、育児を取り巻く社会環境についても触れられている。
考えさせるけれど、重くも暗くもない。

4巻で一旦終了している為、物足りないのでは?尻切れトンボでは??…などと心配しつつ読みましたが、終わり方もすっきりしていて買ってよかったと思える作品でした。
育児に疲れた時に大人買いして楽しむのに丁度よい長さ、金額だと思いました。(通常価格で全部買っても2160円なので…)

面白かったです。
長くなるので細かくは語りませんが、逢坂みえこさんすごいわ…と舌を巻くような作品でした。

続編「学童編」がFQジャパンで連載中

乳幼児編?は4巻で綺麗に終わり、続編である「学童編」の連載がスタートしています。
掲載誌はFQジャパン。男性向け育児雑誌です。
2014年6月発売の31号から連載開始。季刊誌なので単行本になるのは当分先かな?

「学童編」なので、太郎ちゃんは小学生…ということなのでしょうか。「小1の壁」について描くのかな?
『育児なし日記VS育児なし日記』でも全く触れられていない時期なので、楽しみです。

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